11:30-18:00 クイックメイク18部屋+廊下掃除

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。

屋上飲み会以来なので、何だか気まずくて今日だけはCさんと組みたくないと思っていたけど「組みたくないと思った人と組んでしまう」というジンクスのせいか、Cさんと組むことになってしまった。

昨日、A君による老人講座を聞いているので気分的には落ち着いているが、何を話したら良いか分からなくなった。

Cさんにしてみれば、妖怪#さんも貴重でかけがえのない話し相手なので邪険には出来ないのだろう。孤独な独居老人にとって話し相手を失うことは何より怖いので、表向き「可哀相だ」とでも言って、妖怪#さんを繋ぎ止めておく必要があったのだろう。

X君と私をどうこう言ったことにしても、Cさんの時代は不義密通は死罪だったので、うるさく咎めるのも仕方ない…って、Cさんは江戸時代の人かい?

昭和30年代の農村あたりじゃ、貧しく娯楽も無くまして風俗店なども無く、セックスしかすることがなかったのだろう。それで今も、男と女が遊ぶ=寝るという発想にしか結びつかないのだろう。世代が違うんだから仕方ないことかも知れない。

でもね、X君はサービス精神やボランティア精神に溢れていて、私みたいなオバサンとも仲良くしてくれる奇特な子なのよ。いつもX君をからかって遊んでるけど、心の中では「X君ありがとう」と叫びたいぐらいなのよね。

X君から見たら、私も孤独な老人だったりして(汗)。X君が私に親切にしてくれるのも、老人介護の一端なのかも…。

そんなことを考えていて、すっかり口数が少なくなっていた。

ベッドメイクを終えた部屋を出て、Cさんの後をとぼとぼと歩いていたら、廊下の角からお客さんが現れた。逃げ隠れ出来ない微妙な位置で出会ってしまったので、視線を合わせず軽く会釈をしてやり過ごしたが、しっかり見た。

カップルは40代後半の女性と20代半ばの男性だった。

アイタタタ。いつもココでこんなカップルを目にしてるから、CさんもX君と私を同じような目で見てしまうのよね。このカップルも、なにもこんな時にCさんと私の前に現れなくたって…。

ELLEGARDENの曲に「彼女は40歳、俺は22歳だけど、それが何か?彼女の肌は俺のオカンみたいだけど、だから何だよ。俺らのことは放っといてくれ。俺はそれで幸せなんだよ」みたいなのが有って、それが頭の中をグルグル回ってた。

ふと気がつくと、Cさんがさっきからずっと凡ミスを繰り返していた。何か取り乱しているようだったが、うつむき加減で苦笑いするCさんの顔が桂小金治さんにしか見えなくて、吹き出しそうになるのを必死で堪えた。

この度は、Cさんとのジェネレーションギャップを再認識したけど、さっきすれ違ったカップルも、A君とこの年の差カップルも上手くやってるなら、Cさんと私もきっとまたわだかまり無く上手く付き合っていける…よね?

お気に入り日記の更新

日記内を検索