ラブホ485日目:説教
2007年9月22日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク16部屋+ベッド1+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が早番、アニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)と私が遅番の勤務。
アニキに聞かれるまま、私の輝かしい(?)正社員時代の経歴を話した。エレガに始まり大抜擢に次ぐ大抜擢で女子社員憧れのエリート街道を突き進み、最後は支店の女子社員初の本店勤務を成し遂げた。
遠い目をしていたらアニキが猛然と「何故そのスキルを生かせる職に就かないんだ!栄転してきた人が何故こんな所に居るんだ!こんな所に埋もれてちゃダメだ!ここの班は特におかしい!」と怒り出した。
「こんな所と言うけど、ここで一緒に働いてる時点で私もみんなも同じじゃないの?」と答えたら、アニキは「こんな所をゴールと思っちゃダメだ!」とまた怒り、それからアニキの説教が止まらなくなった。
「トド山に何ヶ月も前から何着も服を貸したままだって?飲み屋で着る服が無かったにしろ普通は1回目の給料を貰ったら返すだろ。トド山は見た目もだらしない、男にもだらしない、勤務態度もだらしない、全てにだらしない女なんだ。あんな女にいい顔してたら、そのうち”金貸してくれ”って言われるぞ!」とのことだ。
アニキ「あの馬鹿女、X君にピザ奢ってる場合じゃないんだよ。服を返すのが先決だろ。俺は先週、X君に”ピザ食いに行ってもトド山に食われんなよ”と忠告したけど、どうなったんだか」
みかやん「X君だってトド山さんなんかに手を出すほど落ちぶれてないっていうか、女に不自由してないんじゃないの?」
アニキ「悪いけどX君はかなりの変人だよ。一緒に働いてトド山がどんな女か見抜けないって時点で馬鹿じゃん。ピザなんか食いに行って馬鹿丸出しだよ」
みかやん「X君はお育ちが良すぎて世間知らずな所が有るっていうか…」
アニキ「それとも小遣い稼ぎ?トド山なんかと出かけて、小遣い貰ってんじゃないの?」
そこへX君が部屋に入ってきた。
アニキは本人にも「X君てそんなに小遣い稼ぎしたい人?トド山なんかとピザ食いに行ったのも小遣い稼ぎでしょ?」と言った。私は慌てて「だからX君はお坊ちゃま育ちで世間知らずな所が…」と言ったが、X君は困った顔をしてコンビニボックスに商品の補充をして部屋を出た。
アニキはため息をついて「俺が言いたいのはX君はてんでガキで、みかやんが執着するような男じゃないってことだよ。あのガキにはトド山程度がお似合いさ。あの程度のガキにご執心だと、みかやんが物凄く安っぽい女に見えて損だって言いたいんだよ!」と言った。
そして「こんな所に長く居すぎて目が曇ったんじゃない?この班にはみかやんの精神レベルを上げてくれるような人も居ないし、朝のA班の人達と比べてあまりにも志が低いよ。空回りして疲れ切る前に真剣に転職を考えてみたら?」と言った。
最後に「服のこともトド山やX君のことも転職のことも、全部$君から聞いたよ。$君は”俺はガキで馬鹿で、みかやんにアドバイスなんて失礼だから、アニキからアドバイス的なことを言って貰いたい”って言ってたよ。X君なんかより$君の方が全然大人じゃん!」と教えてくれた。
アニキだって、どうでもいい相手ならここまでのことは言わないだろうし、口は悪いけどやっぱり悪い人じゃなくて良かった。幼い$君に心配かけてたことも気付かずに申し訳なかったけど、有り難くて涙が出そうだった。
アニキは”こんな所”と言うけど、あたしゃこの班で$君やアニキと出会えてホントに良かったよ。
感動しながら次の部屋へ移動したら、Uさんが一人でセットの練習をしていたので部屋を出た。EさんとCさんもその部屋へ入ろうとしたので「Uさんがセットしてた」と伝えたら、二人とも変な顔をして無言で立ち去った。
別の部屋へ移動すると、EさんとCさんが乱入してきて、口々に「なんでこのクソ忙しい時にあの馬鹿がセットしてるのさ!」「あんな馬鹿にセットなんか覚えきれないって!」「社員さんも何を考えてるんだか!」「メイクもままならない者にセットの練習させてどうすんの?」と大騒ぎだった。
私はこんなEさんやCさんを物凄く愛おしく感じた。$君やアニキとの別れも辛いけど、私がココを辞めてこの人達と別れるのも辛いかな?なんて思った。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が早番、アニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)と私が遅番の勤務。
アニキに聞かれるまま、私の輝かしい(?)正社員時代の経歴を話した。エレガに始まり大抜擢に次ぐ大抜擢で女子社員憧れのエリート街道を突き進み、最後は支店の女子社員初の本店勤務を成し遂げた。
遠い目をしていたらアニキが猛然と「何故そのスキルを生かせる職に就かないんだ!栄転してきた人が何故こんな所に居るんだ!こんな所に埋もれてちゃダメだ!ここの班は特におかしい!」と怒り出した。
「こんな所と言うけど、ここで一緒に働いてる時点で私もみんなも同じじゃないの?」と答えたら、アニキは「こんな所をゴールと思っちゃダメだ!」とまた怒り、それからアニキの説教が止まらなくなった。
「トド山に何ヶ月も前から何着も服を貸したままだって?飲み屋で着る服が無かったにしろ普通は1回目の給料を貰ったら返すだろ。トド山は見た目もだらしない、男にもだらしない、勤務態度もだらしない、全てにだらしない女なんだ。あんな女にいい顔してたら、そのうち”金貸してくれ”って言われるぞ!」とのことだ。
アニキ「あの馬鹿女、X君にピザ奢ってる場合じゃないんだよ。服を返すのが先決だろ。俺は先週、X君に”ピザ食いに行ってもトド山に食われんなよ”と忠告したけど、どうなったんだか」
みかやん「X君だってトド山さんなんかに手を出すほど落ちぶれてないっていうか、女に不自由してないんじゃないの?」
アニキ「悪いけどX君はかなりの変人だよ。一緒に働いてトド山がどんな女か見抜けないって時点で馬鹿じゃん。ピザなんか食いに行って馬鹿丸出しだよ」
みかやん「X君はお育ちが良すぎて世間知らずな所が有るっていうか…」
アニキ「それとも小遣い稼ぎ?トド山なんかと出かけて、小遣い貰ってんじゃないの?」
そこへX君が部屋に入ってきた。
アニキは本人にも「X君てそんなに小遣い稼ぎしたい人?トド山なんかとピザ食いに行ったのも小遣い稼ぎでしょ?」と言った。私は慌てて「だからX君はお坊ちゃま育ちで世間知らずな所が…」と言ったが、X君は困った顔をしてコンビニボックスに商品の補充をして部屋を出た。
アニキはため息をついて「俺が言いたいのはX君はてんでガキで、みかやんが執着するような男じゃないってことだよ。あのガキにはトド山程度がお似合いさ。あの程度のガキにご執心だと、みかやんが物凄く安っぽい女に見えて損だって言いたいんだよ!」と言った。
そして「こんな所に長く居すぎて目が曇ったんじゃない?この班にはみかやんの精神レベルを上げてくれるような人も居ないし、朝のA班の人達と比べてあまりにも志が低いよ。空回りして疲れ切る前に真剣に転職を考えてみたら?」と言った。
最後に「服のこともトド山やX君のことも転職のことも、全部$君から聞いたよ。$君は”俺はガキで馬鹿で、みかやんにアドバイスなんて失礼だから、アニキからアドバイス的なことを言って貰いたい”って言ってたよ。X君なんかより$君の方が全然大人じゃん!」と教えてくれた。
アニキだって、どうでもいい相手ならここまでのことは言わないだろうし、口は悪いけどやっぱり悪い人じゃなくて良かった。幼い$君に心配かけてたことも気付かずに申し訳なかったけど、有り難くて涙が出そうだった。
アニキは”こんな所”と言うけど、あたしゃこの班で$君やアニキと出会えてホントに良かったよ。
感動しながら次の部屋へ移動したら、Uさんが一人でセットの練習をしていたので部屋を出た。EさんとCさんもその部屋へ入ろうとしたので「Uさんがセットしてた」と伝えたら、二人とも変な顔をして無言で立ち去った。
別の部屋へ移動すると、EさんとCさんが乱入してきて、口々に「なんでこのクソ忙しい時にあの馬鹿がセットしてるのさ!」「あんな馬鹿にセットなんか覚えきれないって!」「社員さんも何を考えてるんだか!」「メイクもままならない者にセットの練習させてどうすんの?」と大騒ぎだった。
私はこんなEさんやCさんを物凄く愛おしく感じた。$君やアニキとの別れも辛いけど、私がココを辞めてこの人達と別れるのも辛いかな?なんて思った。