ラブホ471日目:おかわり
2007年9月1日 らぶほ2 コメント (2)11:30-18:00 点検20+セット+回収ほか+クイックメイク5部屋
今日は、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が早番、#さん(60代前半・元美容師)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番の勤務。”色っぽい人”改め”トド山さん”(アニキが命名)が欠勤して、私がフロントになった。
出動の時、フロントの制服を着た特大君に会った。立派になって…と、息子の晴れ姿を見た親のような思いがして、思わず目頭が熱く…なりはしなかったけど感動の対面だった。
気合いを入れてセットを開始すると、社員のイケメン氏から「客室にスキンのおかわりを届けてほしい」と電話がきた。がってんだい!と思ったら「お客様が顔を合わせたくないと仰るので、なるべく顔を見ないように渡して下さい」との事だ。
何だかドン引きだ。ラブホまで来て往生際が悪いったらありゃしない。「ゴムは貰いますけどセックスなんかしませんよ」とでも言い逃れるつもりかい?そんなに気まずいなら何ケースでもゴム持参で来ればいいじゃん。私だって恥ずかしいよ。
それに「見るな」と言われると余計に見たいのが人情ってもんでしょうに。こんな男に限って、ホントは「見るがいい!絶倫の俺様を!」と思ってるかもね。フンだ。意地でも見ないから。頑なにドアから手だけを出してスキン6個を届けた。
続いて点検中の部屋に特大君から「客室にバスタオルやフェイスタオルの追加を届けてほしい」と電話がきた。他でもない特大君からの指示なので大急ぎで届けに行くと、部屋から見覚えのある中年男性が出てきて「あ!どうも」と言われた。
「前にも会ったよね?」的な「あ!どうも」だったので全速力で記憶を辿ると、前回Sさんと、4P部屋へリネン類の追加を届けた時に出てきた男性だった。その時にSさんが「今の人、怖かった」と大騒ぎしていたのを思い出した。
何でも怖いという若年性怖い怖い病のSさんがあまりに「怖い」と騒いだので、私まで怖くなったんだった。で、今回、なぜ私まで怖いと感じたのか分かった。その男性が俳優の故クリストファー・リー氏に似ているからだ。
クリストファー・リーといえば、私が子供の頃の吸血鬼映画シリーズのドラキュラ役だ。子供心に怖かった記憶が蘇ったのだった。
リネンの追加ってことは、吸血鬼氏ったら今日も昼間っから3Pか4Pで生き血吸い放題ってことですか。そうですか…。
夕方、物凄く忙しくなった。今週の土日はX君が里帰りで休みなのに、偏屈王がどこにも居ない。また忙しさにテンパって非常階段にでも隠れているのか?と思ったら出てきたようなので確認すると、懸命にセットや点検をしてくれていたのは特大君だった。
なんて有り難い。特大君たら頼れる社員さんになって…と目頭が熱くなった。
17時半にZさんが早退する為、代わって私がアニキとベッドメイクをした。
アニキは待ってました!と言わんばかりに「トド山さんて、アレで飲み屋でも働いてるんだってね。白髪混じりのボサボサ頭のデブのオバサンを使ってるスナックって、どんだけ場末さ?あの太り方、あの髪、清潔感がまるで無いのに飲食店勤めなんて有り得ない」と、唐突に毒舌だ。
みかやん「あの…トド山さんて?」
アニキ「フロント色っぽい人が休憩室で横になってる姿を見たら、腹が小高い山で、寝姿がまるでトドだったよ」
みかやん「そ…そんなに太ってるかなぁ」
アニキ「十分ラージでしょ。客前に出せる容姿じゃないよ!馬鹿っぽいし!」
みかやん「店に出る時はちゃんとするんじゃないの?」
アニキ「アレにメイクして髪セットしたって知れてるっしょ」
あくまでも否定的だ。アニキとトシが近いから気になるのか、アニキの会社がバーやラウンジも経営してるから飲食店に携わる人間が気になるのか。それとも地雷でも踏まれて恨んでいるのか。
アニキのトド山さんに対するマシンガンバッシングにたじたじだったが、この後アニキはますます毒舌になっていった。
今日は、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が早番、#さん(60代前半・元美容師)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番の勤務。”色っぽい人”改め”トド山さん”(アニキが命名)が欠勤して、私がフロントになった。
出動の時、フロントの制服を着た特大君に会った。立派になって…と、息子の晴れ姿を見た親のような思いがして、思わず目頭が熱く…なりはしなかったけど感動の対面だった。
気合いを入れてセットを開始すると、社員のイケメン氏から「客室にスキンのおかわりを届けてほしい」と電話がきた。がってんだい!と思ったら「お客様が顔を合わせたくないと仰るので、なるべく顔を見ないように渡して下さい」との事だ。
何だかドン引きだ。ラブホまで来て往生際が悪いったらありゃしない。「ゴムは貰いますけどセックスなんかしませんよ」とでも言い逃れるつもりかい?そんなに気まずいなら何ケースでもゴム持参で来ればいいじゃん。私だって恥ずかしいよ。
それに「見るな」と言われると余計に見たいのが人情ってもんでしょうに。こんな男に限って、ホントは「見るがいい!絶倫の俺様を!」と思ってるかもね。フンだ。意地でも見ないから。頑なにドアから手だけを出してスキン6個を届けた。
続いて点検中の部屋に特大君から「客室にバスタオルやフェイスタオルの追加を届けてほしい」と電話がきた。他でもない特大君からの指示なので大急ぎで届けに行くと、部屋から見覚えのある中年男性が出てきて「あ!どうも」と言われた。
「前にも会ったよね?」的な「あ!どうも」だったので全速力で記憶を辿ると、前回Sさんと、4P部屋へリネン類の追加を届けた時に出てきた男性だった。その時にSさんが「今の人、怖かった」と大騒ぎしていたのを思い出した。
何でも怖いという若年性怖い怖い病のSさんがあまりに「怖い」と騒いだので、私まで怖くなったんだった。で、今回、なぜ私まで怖いと感じたのか分かった。その男性が俳優の
クリストファー・リーといえば、私が子供の頃の吸血鬼映画シリーズのドラキュラ役だ。子供心に怖かった記憶が蘇ったのだった。
リネンの追加ってことは、吸血鬼氏ったら今日も昼間っから3Pか4Pで生き血吸い放題ってことですか。そうですか…。
夕方、物凄く忙しくなった。今週の土日はX君が里帰りで休みなのに、偏屈王がどこにも居ない。また忙しさにテンパって非常階段にでも隠れているのか?と思ったら出てきたようなので確認すると、懸命にセットや点検をしてくれていたのは特大君だった。
なんて有り難い。特大君たら頼れる社員さんになって…と目頭が熱くなった。
17時半にZさんが早退する為、代わって私がアニキとベッドメイクをした。
アニキは待ってました!と言わんばかりに「トド山さんて、アレで飲み屋でも働いてるんだってね。白髪混じりのボサボサ頭のデブのオバサンを使ってるスナックって、どんだけ場末さ?あの太り方、あの髪、清潔感がまるで無いのに飲食店勤めなんて有り得ない」と、唐突に毒舌だ。
みかやん「あの…トド山さんて?」
アニキ「フロント色っぽい人が休憩室で横になってる姿を見たら、腹が小高い山で、寝姿がまるでトドだったよ」
みかやん「そ…そんなに太ってるかなぁ」
アニキ「十分ラージでしょ。客前に出せる容姿じゃないよ!馬鹿っぽいし!」
みかやん「店に出る時はちゃんとするんじゃないの?」
アニキ「アレにメイクして髪セットしたって知れてるっしょ」
あくまでも否定的だ。アニキとトシが近いから気になるのか、アニキの会社がバーやラウンジも経営してるから飲食店に携わる人間が気になるのか。それとも地雷でも踏まれて恨んでいるのか。
アニキのトド山さんに対するマシンガンバッシングにたじたじだったが、この後アニキはますます毒舌になっていった。
ラブホ472日目:女将さん
2007年9月2日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク24部屋+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が早番、女将さん(20代後半・寿司屋)と私が遅番の勤務。
今日から日曜と祝日に朝の班の女将さんが我が班に加わることになり、今日もフロントのトド山さんが欠勤して、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)がフロントになった。おまけに私は今日は休みだったのに、出勤になった。
出動前、昨日アニキと二人で組んでいたZさんが「私、アニキ、苦手です」と言った。Zさんがヒトサマをどうこう言うのを初めて聞いたので、驚いて理由を尋ねると「アニキはココの人達のことを馬鹿にしています」とのことだ。
そう言えば、私がX君のことを褒めた時も(←本人が居ない所では褒めている)「所詮、こんな所でバイトしてる男だよ」と言っていたし、Sさんのことも「こんな所のバイト代だけなんて、若いのに欲がない。普通は最低20万は稼ぎたいでしょ」と呆れたように言っていた。
アニキは同じようなことをZさんにも言っていたそうだ。昨日のトド山バッシングもなかなかのものだったし、アニキも私と同様に猛毒の持ち主だ。毒をもって毒を制すというか、類は類を癒すというか、アニキの毒暴走を止めるのは私しか居ないかも。
でも、トド山さんが夜の班から我が班に移ってきた時、夜の班の人に「トド山さん、喋って喋ってウザい時あるから、放っておきな」とか「仕事もしないでバイトの男の子の後をついて歩いて、夜の班の男の子はみんな自分の物だと勘違いしてる」と言われたことがある。
アニキは朝の班ではみんなに話しかけて親しげに接しているが、我が班では今のところ$君かX君か私にしか絡まないし、トド山さんを毛嫌いしている。意外と人を見る目は有るのかも?毒舌だけど悪い人ではないと思いたい。
一方、我が班に初参戦の女将さんは、高級寿司店の女将さんだけあって、器量好しで人当たりも良く、仕事ぶりもきちんとしている。朝の班にはまともな人が集まるのに、我が班は…これじゃアニキも馴染めな…(以下自粛)。
女将さんのご主人様は、女将さんより一回り以上年上の40代で、うちの夫や特大君体型で、学生時代はうちの夫と同じくラグビー部とのこと。女将さんのご両親は最初は結婚に反対していたが「寿司屋だ」と言ったとたんに「(嫁に)行きなさい」と大賛成したそうだ(笑)。
お寿司屋さんも親戚に一軒は欲しいよね。
女将さん本人は20代なのに、女将さんのストライクゾーンは40歳〜60歳で、好きな芸能人は草刈正雄さんだそうで、年下好きの私とは正反対だ。私が自分より年上の男性を異性と思えないのは、私自身がオヤジ化しているからだろうか?
女将さんは「でも、さすがに70歳以上のお爺ちゃんはイヤですよ」と言って笑っていたが、アタック25の児玉清さんならOKだそうだ。私なら論外だ。私が今、80歳なら話は別だけど…。
女将さんと組んでいると楽しいが、私は朝からコーヒー地獄で、コーヒーかすが散らばった部屋にばかり当たって不運だった。帰る頃になって女将さんに「みかやん、ツイてますよ♪」と言われ、何か?と思ったら風呂がラッキーだった。
18時からは女将さんと私のチームにZさんが加わって三人でベッドメイクをして楽しかった。ホントに朝の班の人達って素敵だ。終わりよければすべてよしってことで、女将さんのお陰で楽しい一日だった。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が早番、女将さん(20代後半・寿司屋)と私が遅番の勤務。
今日から日曜と祝日に朝の班の女将さんが我が班に加わることになり、今日もフロントのトド山さんが欠勤して、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)がフロントになった。おまけに私は今日は休みだったのに、出勤になった。
出動前、昨日アニキと二人で組んでいたZさんが「私、アニキ、苦手です」と言った。Zさんがヒトサマをどうこう言うのを初めて聞いたので、驚いて理由を尋ねると「アニキはココの人達のことを馬鹿にしています」とのことだ。
そう言えば、私がX君のことを褒めた時も(←本人が居ない所では褒めている)「所詮、こんな所でバイトしてる男だよ」と言っていたし、Sさんのことも「こんな所のバイト代だけなんて、若いのに欲がない。普通は最低20万は稼ぎたいでしょ」と呆れたように言っていた。
アニキは同じようなことをZさんにも言っていたそうだ。昨日のトド山バッシングもなかなかのものだったし、アニキも私と同様に猛毒の持ち主だ。毒をもって毒を制すというか、類は類を癒すというか、アニキの毒暴走を止めるのは私しか居ないかも。
でも、トド山さんが夜の班から我が班に移ってきた時、夜の班の人に「トド山さん、喋って喋ってウザい時あるから、放っておきな」とか「仕事もしないでバイトの男の子の後をついて歩いて、夜の班の男の子はみんな自分の物だと勘違いしてる」と言われたことがある。
アニキは朝の班ではみんなに話しかけて親しげに接しているが、我が班では今のところ$君かX君か私にしか絡まないし、トド山さんを毛嫌いしている。意外と人を見る目は有るのかも?毒舌だけど悪い人ではないと思いたい。
一方、我が班に初参戦の女将さんは、高級寿司店の女将さんだけあって、器量好しで人当たりも良く、仕事ぶりもきちんとしている。朝の班にはまともな人が集まるのに、我が班は…これじゃアニキも馴染めな…(以下自粛)。
女将さんのご主人様は、女将さんより一回り以上年上の40代で、うちの夫や特大君体型で、学生時代はうちの夫と同じくラグビー部とのこと。女将さんのご両親は最初は結婚に反対していたが「寿司屋だ」と言ったとたんに「(嫁に)行きなさい」と大賛成したそうだ(笑)。
お寿司屋さんも親戚に一軒は欲しいよね。
女将さん本人は20代なのに、女将さんのストライクゾーンは40歳〜60歳で、好きな芸能人は草刈正雄さんだそうで、年下好きの私とは正反対だ。私が自分より年上の男性を異性と思えないのは、私自身がオヤジ化しているからだろうか?
女将さんは「でも、さすがに70歳以上のお爺ちゃんはイヤですよ」と言って笑っていたが、アタック25の児玉清さんならOKだそうだ。私なら論外だ。私が今、80歳なら話は別だけど…。
女将さんと組んでいると楽しいが、私は朝からコーヒー地獄で、コーヒーかすが散らばった部屋にばかり当たって不運だった。帰る頃になって女将さんに「みかやん、ツイてますよ♪」と言われ、何か?と思ったら風呂がラッキーだった。
18時からは女将さんと私のチームにZさんが加わって三人でベッドメイクをして楽しかった。ホントに朝の班の人達って素敵だ。終わりよければすべてよしってことで、女将さんのお陰で楽しい一日だった。
ラブホ473日目:和解
2007年9月6日 らぶほ211:30-18:00 点検26+セット+クイックメイク4部屋+ベッドのみ2
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)と#さん(60代前半・元美容師)の三人勤務。トド山さんが欠勤して私がフロントになった。
出動前にセット待ちの部屋が少なかったので油断していたら、セットをしていても点検をしていても部屋の電話が鳴り、社員さんの指示で走り回ることになった。
DVDプレイヤーの回収、シャンプーのお届け&回収、コスプレのお届け&回収、ルームサービスのお届け、割引券のお届け…などが異常に多かった。
何故だか知らないけど部屋を移ったお客様が居て「最初に入った部屋の冷蔵庫にビールを忘れたそうなので取りに行って移動先の部屋へ届けて下さい」とか、お客様がドアを完全に閉めていなくて「半ドアになっているので閉めて下さい」とか、そんなのばっかり。
セット中の部屋や点検の部屋を出て、回収やお届けの用事を済ませて、やれやれ…と思うと「あっれー?私、何号室で何してたんだっけ?つか、何階から来たんだっけ?」となる。頭、ヤバいかも?
来た道を引き返して点検中の部屋へ戻ると、ドライヤーのコードの巻き方があまりに下手だったので、一目で洗面&トイレ係が#さんだと分かった。
洗面所の鏡は汚れたまま、歯磨きカップと受け皿を確認しようとカップを持ち上げたら水気を拭き取っていなくてカップに受け皿がくっついてるし、洗面台を触ったらヘアワックスかローションのようなものが付着してベタベタだった。
それらを泣く泣く拭きまくってトイレの点検を始めたら、便器の隅にはウン○が飛び散り、トイレットペーパーホルダーには指紋がクッキリ、床には陰毛が2本落ちていた。
点検の時は「気をつけていてもミスすることも有るのよ。わざとミスしたわけじゃないし、私だってメイクやセットでミスを犯しているかも知れない。みんなで協力してお客様へ綺麗な部屋を提供出来れば良いのよ。お互い様、お互い様…」と思っているが、今回は酷い。
#さんたら「どこ見てんのよ!」って感じ。二人の先輩の仕事が早くて慌てたとは思うが、自分の仕事を自分で確認しないいで時間だけ合わせるのは#さんの悪い癖だ。
だけど私が指摘したら、また逆ギレされたり、悪態をつかれたりして、売り言葉に買い言葉で血で血を洗うような戦いになるかも知れない。無益な争いを避ける為、Eさんに伝えて、Eさんから#さんへ注意して貰えるようお願いした。
やっと昼休みに入ると、#さんが「みかやん!先ほどはすみませんでした。以後、気をつけます」と言って深々と頭を下げてきた。
私は驚いて一瞬ポカーンとした後「いえいえ…」としか言えなかった。
みんなの前で大きな声で詫びるなんて、以前の#さんからは考えられない。しかも#さんは何か吹っ切れたような感じで、清々しい印象まで受けた。最初からこうしていてくれれば良かったのに…とも思うが、やっぱり嬉しいじゃないか。
#さんは変わってくれた。私も変わらなければ。変わりたい!って気持ちが有れば人間は変われるのよ。いろいろ有ったけど水に流して、お互い成長して行きましょう。私達は仕事を通して成長する為にココで出会ったのよ。これからも頑張りましょう!などと思った。
私も時々無駄に熱い(照)
これでも私は「フン!みんなの前だからって調子のいいこと言っちゃって」と思うような、ひねくれた人間ではなかったってことで、昼休み明けは晴れがましいような気持ちで仕事が出来た。#さんのお陰だ。
夕方、とある部屋へセットへ入ると、魚臭いような生臭いようなナンプラー系の香りがしたので窓へ直行して窓を開けた。ベッドがこんもりとしていたので恐る恐る掛け布団を剥がすと、シーツの上にバスタオルやフェイスタオルが敷かれていて血まみれだった。
怖々浴室を覗くと、浴室の床にも血が滴っていたので、血に弱いEさんが風呂係に当たったりしたら気を悪くすると思い、シャワーで流しておいた。トイレはパッと見綺麗だったが、念の為に蓋を開けると便器の中が真っ赤だった。
蓋を閉じるという手間を掛けるより、水洗レバーを回して欲しかった。
17時からSさんと組んでベッドメイクをすることになったので、当然のようにナンプラー臭い部屋は避けて回り、最後は4P部屋のベッドを2つ組んで終了した。
忙しい一日だったけど#さんと和解出来て良かった。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)と#さん(60代前半・元美容師)の三人勤務。トド山さんが欠勤して私がフロントになった。
出動前にセット待ちの部屋が少なかったので油断していたら、セットをしていても点検をしていても部屋の電話が鳴り、社員さんの指示で走り回ることになった。
DVDプレイヤーの回収、シャンプーのお届け&回収、コスプレのお届け&回収、ルームサービスのお届け、割引券のお届け…などが異常に多かった。
何故だか知らないけど部屋を移ったお客様が居て「最初に入った部屋の冷蔵庫にビールを忘れたそうなので取りに行って移動先の部屋へ届けて下さい」とか、お客様がドアを完全に閉めていなくて「半ドアになっているので閉めて下さい」とか、そんなのばっかり。
セット中の部屋や点検の部屋を出て、回収やお届けの用事を済ませて、やれやれ…と思うと「あっれー?私、何号室で何してたんだっけ?つか、何階から来たんだっけ?」となる。頭、ヤバいかも?
来た道を引き返して点検中の部屋へ戻ると、ドライヤーのコードの巻き方があまりに下手だったので、一目で洗面&トイレ係が#さんだと分かった。
洗面所の鏡は汚れたまま、歯磨きカップと受け皿を確認しようとカップを持ち上げたら水気を拭き取っていなくてカップに受け皿がくっついてるし、洗面台を触ったらヘアワックスかローションのようなものが付着してベタベタだった。
それらを泣く泣く拭きまくってトイレの点検を始めたら、便器の隅にはウン○が飛び散り、トイレットペーパーホルダーには指紋がクッキリ、床には陰毛が2本落ちていた。
点検の時は「気をつけていてもミスすることも有るのよ。わざとミスしたわけじゃないし、私だってメイクやセットでミスを犯しているかも知れない。みんなで協力してお客様へ綺麗な部屋を提供出来れば良いのよ。お互い様、お互い様…」と思っているが、今回は酷い。
#さんたら「どこ見てんのよ!」って感じ。二人の先輩の仕事が早くて慌てたとは思うが、自分の仕事を自分で確認しないいで時間だけ合わせるのは#さんの悪い癖だ。
だけど私が指摘したら、また逆ギレされたり、悪態をつかれたりして、売り言葉に買い言葉で血で血を洗うような戦いになるかも知れない。無益な争いを避ける為、Eさんに伝えて、Eさんから#さんへ注意して貰えるようお願いした。
やっと昼休みに入ると、#さんが「みかやん!先ほどはすみませんでした。以後、気をつけます」と言って深々と頭を下げてきた。
私は驚いて一瞬ポカーンとした後「いえいえ…」としか言えなかった。
みんなの前で大きな声で詫びるなんて、以前の#さんからは考えられない。しかも#さんは何か吹っ切れたような感じで、清々しい印象まで受けた。最初からこうしていてくれれば良かったのに…とも思うが、やっぱり嬉しいじゃないか。
#さんは変わってくれた。私も変わらなければ。変わりたい!って気持ちが有れば人間は変われるのよ。いろいろ有ったけど水に流して、お互い成長して行きましょう。私達は仕事を通して成長する為にココで出会ったのよ。これからも頑張りましょう!などと思った。
私も時々無駄に熱い(照)
これでも私は「フン!みんなの前だからって調子のいいこと言っちゃって」と思うような、ひねくれた人間ではなかったってことで、昼休み明けは晴れがましいような気持ちで仕事が出来た。#さんのお陰だ。
夕方、とある部屋へセットへ入ると、魚臭いような生臭いようなナンプラー系の香りがしたので窓へ直行して窓を開けた。ベッドがこんもりとしていたので恐る恐る掛け布団を剥がすと、シーツの上にバスタオルやフェイスタオルが敷かれていて血まみれだった。
怖々浴室を覗くと、浴室の床にも血が滴っていたので、血に弱いEさんが風呂係に当たったりしたら気を悪くすると思い、シャワーで流しておいた。トイレはパッと見綺麗だったが、念の為に蓋を開けると便器の中が真っ赤だった。
蓋を閉じるという手間を掛けるより、水洗レバーを回して欲しかった。
17時からSさんと組んでベッドメイクをすることになったので、当然のようにナンプラー臭い部屋は避けて回り、最後は4P部屋のベッドを2つ組んで終了した。
忙しい一日だったけど#さんと和解出来て良かった。
ラブホ474日目:2婦人
2007年9月7日 らぶほ2
11:30-18:00 本メイク3部屋+クイックメイク14部屋
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。ずっと風邪で休んでいたフロントのトド山さんが今日から社会復帰した。
出動前、Cさんの口数が少ないと思っていたら、一足先にトド山さんが出動してから口を開いた。
Cさん「トド山さんだら、X君を追いかけ回してるみたいだもね。Eさんも言ってたわ。あれで仕事になってんのかい?アンタとX君と仲がいいの分かってたら普通は遠慮するべさ」
みかやん「や…別にX君は私のものじゃないし、遠慮される筋合いも無いよ」
Cさん「だけどもアンタも見たらムカつくわ。売り部屋が無くてトド山さんがメイクを手伝うなら分かるけど、X君のセットば手伝ってるんだよ。X君の方が先輩だのに、5分やそこらで終わるセット手伝って、セット終わったら二人で部屋を出て行くんだよ。おかしいべしゃ!」
みかやん「そん時の状況を知らないから何とも言えないけど、セット手伝うぐらいならメイク手伝って!とか、他にする事ないの?とは思うよね」
Cさん「ムカつくってさ…アンタが…ヤキモチ妬くんでないべかと思って」
みかやん「そっちかい!だから…X君は私のものじゃないし!それに私はヤキモチ妬かせようとわざと他の女と仲良くするような男は大嫌いだし、夫にもヤキモチ妬いたこと無いもの。X君にもトド山さんにも嫉妬するつもりも無いよ」
Cさん「だけども…ねぇ…Eさんも心配してたから…」
そんなことを心配するぐらいなら、最初の、Uさん=愚鈍さん事件の時にもっと心配してくれ!って感じ。
というか・・・私にはX君よりもっと仲良しで大切で大好きな男友達が沢山居る。$君もライブの時「みかやんの友達みんなカッコ良くて、みんな”みかやん”とか”姉さん”って、みかやんを慕ってますね」と言ってくれた。
てなわけで画像はカッコイイ男友達の代表格(?)のY君($君もカッコイイ!と絶賛)ね。この日記にも度々登場するけど、黙ってればイケメンなのよね。
そんな友人達に比べたら、今のところのX君は”知人”レベルというか、いまいち懐かないし、どこか他人行儀だし…他人だけどさ。それでもEさんやCさんは、X君と私が付き合ってるとか何か有るとか思ってるから心配してくれてるんだろうね。
Uさんが昨日のベッドメイク中に火傷を負い、通院のために遅刻したので最初の2部屋ぐらいを三人でベッドメイクしたけど、Cさんは「アンタがそう言うならいいけど…」と言い残してUさんと合流した。だから、いいんだってば!
#さんとは距離と時間を置いてきたけど、部屋で二人になってから久しぶりに談笑した。お互いかなりの勢いでムカついていたので、頭を冷やすのには丁度良い期間だったのかも知れない。
笑いながら部屋を出たら、オバチャンと言うより、品の良いご婦人お二方が隣の部屋から出てきたので、息を飲んで部屋の玄関に隠れた。隠れたとは言っても、私達はしっかりとドアの隙間から覗いてはいたけど、間違いなくご婦人二名で50代後半〜60代前半とお見受けした。
#さん「今のことは分からないけど、私が若い頃のホモとかレズって、上層階級のちゃんとした教育を受けたインテリの集まりだったのよ。みかやんのお父さんやお母さんの世代で大学を出てるような人達ね」
みかやん「そうらしいよね。その頃から続いてる人達なのかなぁ?」
#さん「あの品の良さは、そうかもね。あの方々にとっては、いい時代になったんじゃない?」
みかやん「当時と比べたら、今は随分オープンなんだろうね。ココに来る男二人のお客さんだって堂々としたもので、目撃してしまった私達の方が焦るもんね」
それから#さんは美輪明宏さんの話を始めた。美輪さんは1960年頃には同性愛者だとカミングアウトしていたそうだが、私が生まれる前の頃のカミングアウトが、どれほどセンセーショナルなものだったか、想像もつかない。
前回もそうだったが、#さんは美輪さん信者なので語り出すと止まらなくなる。そして私は、今度こそちゃんと美輪さんの著書を買って読んでみようと思った。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。ずっと風邪で休んでいたフロントのトド山さんが今日から社会復帰した。
出動前、Cさんの口数が少ないと思っていたら、一足先にトド山さんが出動してから口を開いた。
Cさん「トド山さんだら、X君を追いかけ回してるみたいだもね。Eさんも言ってたわ。あれで仕事になってんのかい?アンタとX君と仲がいいの分かってたら普通は遠慮するべさ」
みかやん「や…別にX君は私のものじゃないし、遠慮される筋合いも無いよ」
Cさん「だけどもアンタも見たらムカつくわ。売り部屋が無くてトド山さんがメイクを手伝うなら分かるけど、X君のセットば手伝ってるんだよ。X君の方が先輩だのに、5分やそこらで終わるセット手伝って、セット終わったら二人で部屋を出て行くんだよ。おかしいべしゃ!」
みかやん「そん時の状況を知らないから何とも言えないけど、セット手伝うぐらいならメイク手伝って!とか、他にする事ないの?とは思うよね」
Cさん「ムカつくってさ…アンタが…ヤキモチ妬くんでないべかと思って」
みかやん「そっちかい!だから…X君は私のものじゃないし!それに私はヤキモチ妬かせようとわざと他の女と仲良くするような男は大嫌いだし、夫にもヤキモチ妬いたこと無いもの。X君にもトド山さんにも嫉妬するつもりも無いよ」
Cさん「だけども…ねぇ…Eさんも心配してたから…」
そんなことを心配するぐらいなら、最初の、Uさん=愚鈍さん事件の時にもっと心配してくれ!って感じ。
というか・・・私にはX君よりもっと仲良しで大切で大好きな男友達が沢山居る。$君もライブの時「みかやんの友達みんなカッコ良くて、みんな”みかやん”とか”姉さん”って、みかやんを慕ってますね」と言ってくれた。
てなわけで画像はカッコイイ男友達の代表格(?)のY君($君もカッコイイ!と絶賛)ね。この日記にも度々登場するけど、黙ってればイケメンなのよね。
そんな友人達に比べたら、今のところのX君は”知人”レベルというか、いまいち懐かないし、どこか他人行儀だし…他人だけどさ。それでもEさんやCさんは、X君と私が付き合ってるとか何か有るとか思ってるから心配してくれてるんだろうね。
Uさんが昨日のベッドメイク中に火傷を負い、通院のために遅刻したので最初の2部屋ぐらいを三人でベッドメイクしたけど、Cさんは「アンタがそう言うならいいけど…」と言い残してUさんと合流した。だから、いいんだってば!
#さんとは距離と時間を置いてきたけど、部屋で二人になってから久しぶりに談笑した。お互いかなりの勢いでムカついていたので、頭を冷やすのには丁度良い期間だったのかも知れない。
笑いながら部屋を出たら、オバチャンと言うより、品の良いご婦人お二方が隣の部屋から出てきたので、息を飲んで部屋の玄関に隠れた。隠れたとは言っても、私達はしっかりとドアの隙間から覗いてはいたけど、間違いなくご婦人二名で50代後半〜60代前半とお見受けした。
#さん「今のことは分からないけど、私が若い頃のホモとかレズって、上層階級のちゃんとした教育を受けたインテリの集まりだったのよ。みかやんのお父さんやお母さんの世代で大学を出てるような人達ね」
みかやん「そうらしいよね。その頃から続いてる人達なのかなぁ?」
#さん「あの品の良さは、そうかもね。あの方々にとっては、いい時代になったんじゃない?」
みかやん「当時と比べたら、今は随分オープンなんだろうね。ココに来る男二人のお客さんだって堂々としたもので、目撃してしまった私達の方が焦るもんね」
それから#さんは美輪明宏さんの話を始めた。美輪さんは1960年頃には同性愛者だとカミングアウトしていたそうだが、私が生まれる前の頃のカミングアウトが、どれほどセンセーショナルなものだったか、想像もつかない。
前回もそうだったが、#さんは美輪さん信者なので語り出すと止まらなくなる。そして私は、今度こそちゃんと美輪さんの著書を買って読んでみようと思った。
ラブホ475日目:邪魔
2007年9月8日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク21部屋+ベッドのみ1+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が早番、$君(10代後半・ギター少年)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)と私が遅番の勤務。
$君と組んだアニキは朝からテンションが高く、毒舌とエロが炸裂した。床に使用済みスキンが落ちているのを見れば、すかさず「$ちゃんはゴム派?ナマ派?」と質問し、逆に$君に茶化されると「コラ!ケツの穴、拡張するぞー!」と言ってはしゃいでいた。
「ケツの穴、拡張するぞ」だなんて一般男性が口にする言葉ではなくて、やはりその筋の人ならではのセリフではないだろうか?アニキは冗談めかして言っていたけど、本気に違いない。なんか私…お邪魔な気が…。
満室になって作業室でリネン折りをしている時に部屋が空いたので、私達三人とセットをするトド山さんとで出動したが、目的の部屋には既に誰かが入室していた。
みかやん「セット入ったから(戻って)いいよ」
トド山さん「きっとX君だ♪手伝いに行く♪」
みかやん「や、うちら三人居るし、セットも手伝うからいいよ」
トド山さん「いい!手伝いに行く!」
トド山さんは強引についてきたが、狭い部屋にX君と私達三人とトド山さんの5人も入ったら狭くて身動きがとれず、トド山さんはアニキや$君にぶつかりながら「私、手伝いに来たのに邪魔してるみたい」と言っていた。自覚があるなら戻ってくれ。
正直言ってトド山さんの巨体が邪魔だった。売り部屋が無いというのにトド山さんはベッドメイクは手伝わず、セットが終わるとX君と連れだって部屋を出て行った。何しに来たのか全く意味が分からないが、昨日Cさんが言っていたことの意味はよく分かった。
アニキは朝からずっと$君を口説いていて、今夜一緒に焼肉屋へ行くということで同意を得たようだ。アニキは「みかやんも行こうよ」と声を掛けてはくれたが、明らかに”ついで”という感じだし、行ったところで私は”ダシ”だし、お邪魔だし。迷うことなく辞退した。
アニキ「みかやんも行かなきゃ面白くないよ。三人でジャンケン焼肉しようよ!」
みかやん「ジャンケン焼肉って何?」
アニキ「ジャンケンで負けた人が全額支払うの。三人で2万ぐらいかな?」
みかやん「2万て!ジャンケン弱いし2千円しか持ってないし、そんなの全然面白くないもん。二人で行きなよ」
アニキ「じゃあ仕方ない。$君と二人で行くしかない…」
全く!最初から$君と二人で行きたがってたのバレバレだから。
昼休みは偏屈王がEさんに「さっき、辞めたフロント綺麗な人と娘さんが来てたんですけど。娘さん(小学2年生?)が可愛くて可愛くて。も少し経ったらかなりの美人になりますよ。楽しみです♪ぐへへ」みたいなことを言っていた。
$君と私は「あのオッサン、やっぱりロリだよね」とか「絶対、娘さんの方の裸を想像してるはずです」とか「5年生ぐらいになったら戴くつもりじゃないですか?」と話していて身震いした。
するとアニキは「あのオヤジ、アレで自営業なんだってね。あの性格でよく経営が成り立つもんだよ。あんなだから、こんな所でバイトもしなきゃなんないんだ。あんな非常識な奴が接客のノウハウを知ってるとも思えないし、破綻するのも時間の問題だね」と勝ち誇ったように言い放った。
「そういう貴方もこんな所でバイトしてますよね?」とは口が裂けても言えない。
今日の最後に4P部屋へ入った。
アニキ「よく4Pなんか出来るもんだよね。人前でセックスなんて有り得ない!」
みかやん「だよね。男4Pってパターンも有ったよ(羨ましいでしょ?うひひ)」
アニキ「$ちゃん!セックスなんかガキ同士でやってても巧くならないから、この部屋で一度みかやんにお手合わせをお願いするといいよ。俺は向こう側のベッドで見てるから」
$君&みかやん「いやいやいやいや…」
と言っておいてアニキあたりは頃合いを見計らって「ケツの穴、拡張するぞー!」と$君を襲うつもりに決まってる(笑)
帰ろうとしたら、とっくに帰ったはずのX君が居残りしていたので「$君がアニキに連れられて焼肉屋へ行ったけど、ヤバくない?」と聞いたら、X君は「ヤバいですね。さっきアニキに擦れ違いざまに指でカンチョーされてビックリした」と言って青ざめていた。
どうやらアニキの中では、$君が本命でX君はキープらしい(笑)
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が早番、$君(10代後半・ギター少年)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)と私が遅番の勤務。
$君と組んだアニキは朝からテンションが高く、毒舌とエロが炸裂した。床に使用済みスキンが落ちているのを見れば、すかさず「$ちゃんはゴム派?ナマ派?」と質問し、逆に$君に茶化されると「コラ!ケツの穴、拡張するぞー!」と言ってはしゃいでいた。
「ケツの穴、拡張するぞ」だなんて一般男性が口にする言葉ではなくて、やはりその筋の人ならではのセリフではないだろうか?アニキは冗談めかして言っていたけど、本気に違いない。なんか私…お邪魔な気が…。
満室になって作業室でリネン折りをしている時に部屋が空いたので、私達三人とセットをするトド山さんとで出動したが、目的の部屋には既に誰かが入室していた。
みかやん「セット入ったから(戻って)いいよ」
トド山さん「きっとX君だ♪手伝いに行く♪」
みかやん「や、うちら三人居るし、セットも手伝うからいいよ」
トド山さん「いい!手伝いに行く!」
トド山さんは強引についてきたが、狭い部屋にX君と私達三人とトド山さんの5人も入ったら狭くて身動きがとれず、トド山さんはアニキや$君にぶつかりながら「私、手伝いに来たのに邪魔してるみたい」と言っていた。自覚があるなら戻ってくれ。
正直言ってトド山さんの巨体が邪魔だった。売り部屋が無いというのにトド山さんはベッドメイクは手伝わず、セットが終わるとX君と連れだって部屋を出て行った。何しに来たのか全く意味が分からないが、昨日Cさんが言っていたことの意味はよく分かった。
アニキは朝からずっと$君を口説いていて、今夜一緒に焼肉屋へ行くということで同意を得たようだ。アニキは「みかやんも行こうよ」と声を掛けてはくれたが、明らかに”ついで”という感じだし、行ったところで私は”ダシ”だし、お邪魔だし。迷うことなく辞退した。
アニキ「みかやんも行かなきゃ面白くないよ。三人でジャンケン焼肉しようよ!」
みかやん「ジャンケン焼肉って何?」
アニキ「ジャンケンで負けた人が全額支払うの。三人で2万ぐらいかな?」
みかやん「2万て!ジャンケン弱いし2千円しか持ってないし、そんなの全然面白くないもん。二人で行きなよ」
アニキ「じゃあ仕方ない。$君と二人で行くしかない…」
全く!最初から$君と二人で行きたがってたのバレバレだから。
昼休みは偏屈王がEさんに「さっき、辞めたフロント綺麗な人と娘さんが来てたんですけど。娘さん(小学2年生?)が可愛くて可愛くて。も少し経ったらかなりの美人になりますよ。楽しみです♪ぐへへ」みたいなことを言っていた。
$君と私は「あのオッサン、やっぱりロリだよね」とか「絶対、娘さんの方の裸を想像してるはずです」とか「5年生ぐらいになったら戴くつもりじゃないですか?」と話していて身震いした。
するとアニキは「あのオヤジ、アレで自営業なんだってね。あの性格でよく経営が成り立つもんだよ。あんなだから、こんな所でバイトもしなきゃなんないんだ。あんな非常識な奴が接客のノウハウを知ってるとも思えないし、破綻するのも時間の問題だね」と勝ち誇ったように言い放った。
「そういう貴方もこんな所でバイトしてますよね?」とは口が裂けても言えない。
今日の最後に4P部屋へ入った。
アニキ「よく4Pなんか出来るもんだよね。人前でセックスなんて有り得ない!」
みかやん「だよね。男4Pってパターンも有ったよ(羨ましいでしょ?うひひ)」
アニキ「$ちゃん!セックスなんかガキ同士でやってても巧くならないから、この部屋で一度みかやんにお手合わせをお願いするといいよ。俺は向こう側のベッドで見てるから」
$君&みかやん「いやいやいやいや…」
と言っておいてアニキあたりは頃合いを見計らって「ケツの穴、拡張するぞー!」と$君を襲うつもりに決まってる(笑)
帰ろうとしたら、とっくに帰ったはずのX君が居残りしていたので「$君がアニキに連れられて焼肉屋へ行ったけど、ヤバくない?」と聞いたら、X君は「ヤバいですね。さっきアニキに擦れ違いざまに指でカンチョーされてビックリした」と言って青ざめていた。
どうやらアニキの中では、$君が本命でX君はキープらしい(笑)
実は私には、現役バリバリのSMクラブの女王様と、現役は退いたものの顧客の要望があれば今も時々女王様をしている友達が居る。とは言っても私にSやMのケが有るわけでもなく、たまたまだ。
先日、現役女王様に連れられて、女王様が日替わりで登場するSMバーへ行ってきた。
そのSMバーでは、まず入口でママさんに「変態ですか?」と聞かれるそうで、そこで「もちろんです!」的なノリでキッパリと「変態で〜す♪」と答えなければ入店できないという話だ。
緊張しつつお店のドアを開けると、すぐにママさんが出てきて「いらっしゃいませ〜。変態で…」と言いかけて、私の顔を見たとたん「あら?お客様、前にもどこかでお目に掛かりましたよね?失礼ですけど、年齢も私と同じぐらいですよね?」と話しかけられた。
お初ですって。あたしゃさすがにSMクラブの経営者と顔なじみではない。
てなワケで「変態で〜す♪」と言わずに入店できた。店内にはカウンター席と鉄格子のパーテーションで仕切られたSMプレイルームが有り、プレイルーム内には縛って吊すシステムやムチ各種などが完備されていた。
カウンターには50代男性と20代女性と40代男性が居た。その日は日替わりで登場する女王様がお休みでママさんのみの日だった。女王様不在なので、客同士で意気投合すればそのままプレイルームへということになるらしく、50男が20女を縄で縛っている最中だった。
縛り方の手際の良さに見とれていると、あれよあれよという間に20女はプレイルームで吊られていた。
隣の席の40男に「何系なの?」と聞かれ、私は勝手に職種を聞かれたものと勘違いして「何系って言われてもねぇ…ガテン系?」と答えたら、「いや、Sなの?Mなの?」と聞き直された(恥)。
そうだった。ここはただのバーじゃなくてSMバーだったんだ。しかし、SかMかと聞かれて余計困っていると、同行した女王様が「この人はエログロいことを見たり聞いたりするのが大好きな人なの」と答えてくれて一安心だった。
ふいにプレイルームから、ムチの音が高らかに轟いてきた。50男が20女をムチで攻めていたが、50男が白いYシャツの下に黒いブラジャーをしているのが透けて見えているではないか。50男は普段はMだが、20女もMだった為、今日はSになったそうだ。
女王様が50男に「餅つきしましょうよ」と誘われ、プレイルームへ入っていった。何が始まるのか?と思ったら、50男と女王様が20女の尻を交互にムチで打ち始めた。さながら餅つきのようではあるけど、音が激しくて怖い。
20女は最初は「あっ!」「うっ!」と短い呻き声を洩らしていたが、やがて「あ〜ん」「ああ〜ん」という喘ぎ声に変わり、女王様も「いい声、出てきた♪」とご満悦だった。
一仕事終えてカウンターへ戻ってきた女王様は「音ほど痛くないよ」と言って、私の背中を競馬の騎手のようなムチで打ったが、一振りでマジ痛い。皮のムチの方が痛くないとのことだが、皮のムチで背中を打たれるとムチの先端が腕や肩に巻き付いてきて痛いのなんの(泣)。
ムチを断念した女王様は、カウンターに有ったロウソク各種のロウを私の腕に垂らし始めた。低温ロウソクから始め、一般的な熱さのロウソクになると熱いというより痛いという感じだ。でも慢性的な肩凝りを抱える私に、ロウソクプレイはお灸のような効果が有りそうで良いかも?と思った。
宴もたけなわだったが、地下鉄の最終が迫ってきたので店を出た。
地下鉄の中で、自分の腕に完全に剥がしてきたハズのロウがついているのを見て赤面した。50男がお店の中でずっと自分のことを「マリリン」と言っていたのを思い出し、あの人は職場でうっかりと自分を「マリリン」と言ったりはしないのだろうか?と心配になった。
SMバー初体験は、それはそれは楽しかった。我こそは「変態です♪」という方、お供しますわよ。私は女王様と友達だから入店出来たけど、本来は真性Sや真性Mの人でなければ入店できないらしいです。
先日、現役女王様に連れられて、女王様が日替わりで登場するSMバーへ行ってきた。
そのSMバーでは、まず入口でママさんに「変態ですか?」と聞かれるそうで、そこで「もちろんです!」的なノリでキッパリと「変態で〜す♪」と答えなければ入店できないという話だ。
緊張しつつお店のドアを開けると、すぐにママさんが出てきて「いらっしゃいませ〜。変態で…」と言いかけて、私の顔を見たとたん「あら?お客様、前にもどこかでお目に掛かりましたよね?失礼ですけど、年齢も私と同じぐらいですよね?」と話しかけられた。
お初ですって。あたしゃさすがにSMクラブの経営者と顔なじみではない。
てなワケで「変態で〜す♪」と言わずに入店できた。店内にはカウンター席と鉄格子のパーテーションで仕切られたSMプレイルームが有り、プレイルーム内には縛って吊すシステムやムチ各種などが完備されていた。
カウンターには50代男性と20代女性と40代男性が居た。その日は日替わりで登場する女王様がお休みでママさんのみの日だった。女王様不在なので、客同士で意気投合すればそのままプレイルームへということになるらしく、50男が20女を縄で縛っている最中だった。
縛り方の手際の良さに見とれていると、あれよあれよという間に20女はプレイルームで吊られていた。
隣の席の40男に「何系なの?」と聞かれ、私は勝手に職種を聞かれたものと勘違いして「何系って言われてもねぇ…ガテン系?」と答えたら、「いや、Sなの?Mなの?」と聞き直された(恥)。
そうだった。ここはただのバーじゃなくてSMバーだったんだ。しかし、SかMかと聞かれて余計困っていると、同行した女王様が「この人はエログロいことを見たり聞いたりするのが大好きな人なの」と答えてくれて一安心だった。
ふいにプレイルームから、ムチの音が高らかに轟いてきた。50男が20女をムチで攻めていたが、50男が白いYシャツの下に黒いブラジャーをしているのが透けて見えているではないか。50男は普段はMだが、20女もMだった為、今日はSになったそうだ。
女王様が50男に「餅つきしましょうよ」と誘われ、プレイルームへ入っていった。何が始まるのか?と思ったら、50男と女王様が20女の尻を交互にムチで打ち始めた。さながら餅つきのようではあるけど、音が激しくて怖い。
20女は最初は「あっ!」「うっ!」と短い呻き声を洩らしていたが、やがて「あ〜ん」「ああ〜ん」という喘ぎ声に変わり、女王様も「いい声、出てきた♪」とご満悦だった。
一仕事終えてカウンターへ戻ってきた女王様は「音ほど痛くないよ」と言って、私の背中を競馬の騎手のようなムチで打ったが、一振りでマジ痛い。皮のムチの方が痛くないとのことだが、皮のムチで背中を打たれるとムチの先端が腕や肩に巻き付いてきて痛いのなんの(泣)。
ムチを断念した女王様は、カウンターに有ったロウソク各種のロウを私の腕に垂らし始めた。低温ロウソクから始め、一般的な熱さのロウソクになると熱いというより痛いという感じだ。でも慢性的な肩凝りを抱える私に、ロウソクプレイはお灸のような効果が有りそうで良いかも?と思った。
宴もたけなわだったが、地下鉄の最終が迫ってきたので店を出た。
地下鉄の中で、自分の腕に完全に剥がしてきたハズのロウがついているのを見て赤面した。50男がお店の中でずっと自分のことを「マリリン」と言っていたのを思い出し、あの人は職場でうっかりと自分を「マリリン」と言ったりはしないのだろうか?と心配になった。
SMバー初体験は、それはそれは楽しかった。我こそは「変態です♪」という方、お供しますわよ。私は女王様と友達だから入店出来たけど、本来は真性Sや真性Mの人でなければ入店できないらしいです。
ラブホ476日目:妄想
2007年9月10日 らぶほ211:30-17:30 本メイク4部屋+クイックメイク10部屋
今日は、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。
昨日、Sさんはアニキと$君と三人で組んだそうで「昨日は散々でした。うち、居なきゃ良かったです。昨日だけはフロントをした方が良かったです。あの二人と組むのキツいです」と嘆いていた。
一昨日の帰りにアニキと$君は焼肉屋さんへ行ったので、もしかしたら昨日は二人がラブラブで、Sさんも自分を”お邪魔”に感じたのかも知れないし、一昨日の昼間はアニキが「チン○」と連呼していたので、昨日も同様ならお堅いSさんは困惑したのかも知れない。
そもそも一昨日は$君がアニキに”うう〜ん”の話(http://diarynote.jp/d/26700/20070819.html)を打ち明けたのが悪かった。
アニキは「$ちゃん…それは$ちゃんがよっぽどセックスが下手か、チン○の形が悪いんだよ。どれ!パンツ降ろしてチン○見せてみなさい!ほら、みかやんも一緒に確認して!」と騒いで、それからというものチン○、チン○と大騒ぎだった。
みかやん「というワケで一昨日は私も散々だったよ。アニキったらレディーの前でチン○チン○ってうるさくって、$君に”ケツの穴を拡張するぞ”ってからかったり、朝から$君を口説いたりして、私のことなんか”ついで”なんだもの」
Sさん「そんな事まで言ってるんですか?うち、無理!あの二人、ホント酷い!もうあの二人と組みたくない!」
Sさんは、その後もアニキと$君をキツいだ、無理だと騒いでいたが、若年性怖い怖い病のSさんが「怖い」とは言わなかったので、多分エロい茶化され方をしたのだろう。お堅いSさんは、アニキの恰好の餌食となったんだと思う。
出動前のクジ引きの時に今日は特大君が来て、特大君立ち会いでクジ引きをし「今日は○階の本メイクで作業は○○です」と指示を受けた。昼に作業室へ下りた時は、特大君がルームサービスのフードを作っていたりして、どんどん社員さんらしくなっていく。
来週、系列店へ異動することになった社員のイケメン氏と、社員になった特大君の歓送迎会がある。「特大君、歓送迎会の日は、もちろん”ロード”を歌ってくれるんでしょ?」と聞くと「いえ〜、歌いませんよ〜」と照れていた。
「そうは言っても主役なんだから、絶対歌わされるんだよ。あっはっはー」などと意地悪なことを言って出動して、お風呂メイクを始めようとしたら、浴室の床と洗面器の中と浴室用の椅子がローションでネロネロだった。
ネロネロと言うより、お笑い芸人の罰ゲーム的なイベントで用いられるような、ネバネバで糸を引くタイプの強力なローションだった。シャワーをかけても流れないし、スポンジで擦ってもネバネバ。
なんてタチが悪いんでしょう!
いや待て。この糸の引き加減こそ玄人好みで、普通のローションに飽きてしまった方やローション通の方には、もうコレしかないのかも知れない。そう言われれば(言ったのは自分だけど)、糸の引き具合が何とも卑猥に見えてくる。
なるほど(勝手に妄想して勝手に納得)。
気がついたら、手やスポンジについたローションで暫く遊んでいた。仕事中だというのに、完全に妄想の世界へ入っていたではないか(照)。私の中でローション通と言えば叶恭子さんで、私の妄想の中で叶恭子さんが大暴走して…。
なんてこった。あたしゃきっと疲れてるんだ。今日は早く寝よう。
今日は、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。
昨日、Sさんはアニキと$君と三人で組んだそうで「昨日は散々でした。うち、居なきゃ良かったです。昨日だけはフロントをした方が良かったです。あの二人と組むのキツいです」と嘆いていた。
一昨日の帰りにアニキと$君は焼肉屋さんへ行ったので、もしかしたら昨日は二人がラブラブで、Sさんも自分を”お邪魔”に感じたのかも知れないし、一昨日の昼間はアニキが「チン○」と連呼していたので、昨日も同様ならお堅いSさんは困惑したのかも知れない。
そもそも一昨日は$君がアニキに”うう〜ん”の話(http://diarynote.jp/d/26700/20070819.html)を打ち明けたのが悪かった。
アニキは「$ちゃん…それは$ちゃんがよっぽどセックスが下手か、チン○の形が悪いんだよ。どれ!パンツ降ろしてチン○見せてみなさい!ほら、みかやんも一緒に確認して!」と騒いで、それからというものチン○、チン○と大騒ぎだった。
みかやん「というワケで一昨日は私も散々だったよ。アニキったらレディーの前でチン○チン○ってうるさくって、$君に”ケツの穴を拡張するぞ”ってからかったり、朝から$君を口説いたりして、私のことなんか”ついで”なんだもの」
Sさん「そんな事まで言ってるんですか?うち、無理!あの二人、ホント酷い!もうあの二人と組みたくない!」
Sさんは、その後もアニキと$君をキツいだ、無理だと騒いでいたが、若年性怖い怖い病のSさんが「怖い」とは言わなかったので、多分エロい茶化され方をしたのだろう。お堅いSさんは、アニキの恰好の餌食となったんだと思う。
出動前のクジ引きの時に今日は特大君が来て、特大君立ち会いでクジ引きをし「今日は○階の本メイクで作業は○○です」と指示を受けた。昼に作業室へ下りた時は、特大君がルームサービスのフードを作っていたりして、どんどん社員さんらしくなっていく。
来週、系列店へ異動することになった社員のイケメン氏と、社員になった特大君の歓送迎会がある。「特大君、歓送迎会の日は、もちろん”ロード”を歌ってくれるんでしょ?」と聞くと「いえ〜、歌いませんよ〜」と照れていた。
「そうは言っても主役なんだから、絶対歌わされるんだよ。あっはっはー」などと意地悪なことを言って出動して、お風呂メイクを始めようとしたら、浴室の床と洗面器の中と浴室用の椅子がローションでネロネロだった。
ネロネロと言うより、お笑い芸人の罰ゲーム的なイベントで用いられるような、ネバネバで糸を引くタイプの強力なローションだった。シャワーをかけても流れないし、スポンジで擦ってもネバネバ。
なんてタチが悪いんでしょう!
いや待て。この糸の引き加減こそ玄人好みで、普通のローションに飽きてしまった方やローション通の方には、もうコレしかないのかも知れない。そう言われれば(言ったのは自分だけど)、糸の引き具合が何とも卑猥に見えてくる。
なるほど(勝手に妄想して勝手に納得)。
気がついたら、手やスポンジについたローションで暫く遊んでいた。仕事中だというのに、完全に妄想の世界へ入っていたではないか(照)。私の中でローション通と言えば叶恭子さんで、私の妄想の中で叶恭子さんが大暴走して…。
なんてこった。あたしゃきっと疲れてるんだ。今日は早く寝よう。
ラブホ477日目:砂糖
2007年9月11日 らぶほ211:30-17:30 クイックメイク26部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)と私の三人勤務。今日と明日は、勤務表上では特大君も居て4人勤務だったが、特大君が社員になった為に三人勤務に変更になった。
そうじゃなくても三人勤務は慌ただしいというのに、無駄に走り回る者(Uさん)が居て萎えていたら、Eさんが頭を指差してから腕を振って走るジェスチャーをして首を横に振って顔をしかめた。
口に出しては言えないが「また脳病みさんが走ってる。放っておこう」という意味なのだろう。勝手に走らせておくことにした(苦笑)。
Eさんと私は、自分のペースでいつもどおりきっちり仕事をしていても、走り回っているUさんに遅れをとるということはまず無い。だからUさんの走りは無駄なんだってば…と思いながら、トイレのドアを開けたら言い知れぬ違和感を覚えた。
パッと見、普通のトイレだが”何か”が違う。よく見たら、トイレにはナプキンと一緒にタンポンを置いてあるはずなのに、タンポンではなくてスティックシュガーが置いてあった(萎)。
食器棚には最初からスティックシュガーが2本入っていたので、お客さんの悪戯ではなくて、ベッドメイク係の置き間違いということだ。メイク道具バッグからタンポンを取り出したつもりで、スティックシュガーを掴み、タンポンだと信じこんで置いたのだろう。
我が班の某ウッカリさんように、無駄に慌てまくると犯しそうなミスだ。自分がベッドメイク係の時はもちろん、フロントの時もしっかり点検して、トイレにスティックシュガーを置いたまま売り部屋にするようなことがないよう、気をつけなければ!
と言うか…お客さん、すまぬ。スティックシュガーとタンポンと形状は似ているけど、この部屋を使ったお客様は気がついたのだろうか?決してウケ狙いではなかったけど、笑って許して頂けたのだろうか?
「あら!生理になっちゃったわ。タンポン貰いましょっと」と、タンポンを使おうとして砂糖がダーッとこぼれたら、笑えないよね。私のミスではないにしても何だか胸が痛んだ。
以前も「どうも何かが違う」と感じていたら、壁掛けのお面の目にティッシュが詰められていたことがあった。違和感を覚えた場合は、必ずどこかがおかしげなことになっているので心して確認しよう。
次の次の部屋でお風呂メイク中、拭き上げダスター(使い古しのバスタオル)にマジックで何かが書かれているようなので広げてみると、ダスター一面に大きな似顔絵が描かれていて、しかも”ミスター○○”と名前入りだった。
見たことも聞いたこともない人だったけど、多分似顔絵は似ているのだろう。妙に和んだ。
そこへ、フロントから「4P部屋の予約が入ったので、その部屋のベッドメイクを中断して、先に4P部屋のベッドメイクをして下さい」と連絡が入った。Uさんは「えええ〜。土曜日もそうだった」と嘆いていたが、行かないわけにはいかない。
4P部屋は狂気さえ感じるほど荒らされている場合が多い。変に集団心理のようなものが働くのか、みんなで荒らせば怖くない的な荒らされ方だったりもする。腹を括って4P部屋へ行ってみたら、あまりにも綺麗で拍子抜けした。
リッチでお育ちの良いお客様が、高価な4P部屋で優雅にお二人でご利用になった場合などは、今回のように綺麗にご利用頂いている。大変有り難いことだ。
トイレにスティックシュガーが有ってもクレームを入れずにいて下さったお客様、4P部屋を綺麗に使って下さったお客様、素敵なお客様方に感謝。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)と私の三人勤務。今日と明日は、勤務表上では特大君も居て4人勤務だったが、特大君が社員になった為に三人勤務に変更になった。
そうじゃなくても三人勤務は慌ただしいというのに、無駄に走り回る者(Uさん)が居て萎えていたら、Eさんが頭を指差してから腕を振って走るジェスチャーをして首を横に振って顔をしかめた。
口に出しては言えないが「また脳病みさんが走ってる。放っておこう」という意味なのだろう。勝手に走らせておくことにした(苦笑)。
Eさんと私は、自分のペースでいつもどおりきっちり仕事をしていても、走り回っているUさんに遅れをとるということはまず無い。だからUさんの走りは無駄なんだってば…と思いながら、トイレのドアを開けたら言い知れぬ違和感を覚えた。
パッと見、普通のトイレだが”何か”が違う。よく見たら、トイレにはナプキンと一緒にタンポンを置いてあるはずなのに、タンポンではなくてスティックシュガーが置いてあった(萎)。
食器棚には最初からスティックシュガーが2本入っていたので、お客さんの悪戯ではなくて、ベッドメイク係の置き間違いということだ。メイク道具バッグからタンポンを取り出したつもりで、スティックシュガーを掴み、タンポンだと信じこんで置いたのだろう。
我が班の某ウッカリさんように、無駄に慌てまくると犯しそうなミスだ。自分がベッドメイク係の時はもちろん、フロントの時もしっかり点検して、トイレにスティックシュガーを置いたまま売り部屋にするようなことがないよう、気をつけなければ!
と言うか…お客さん、すまぬ。スティックシュガーとタンポンと形状は似ているけど、この部屋を使ったお客様は気がついたのだろうか?決してウケ狙いではなかったけど、笑って許して頂けたのだろうか?
「あら!生理になっちゃったわ。タンポン貰いましょっと」と、タンポンを使おうとして砂糖がダーッとこぼれたら、笑えないよね。私のミスではないにしても何だか胸が痛んだ。
以前も「どうも何かが違う」と感じていたら、壁掛けのお面の目にティッシュが詰められていたことがあった。違和感を覚えた場合は、必ずどこかがおかしげなことになっているので心して確認しよう。
次の次の部屋でお風呂メイク中、拭き上げダスター(使い古しのバスタオル)にマジックで何かが書かれているようなので広げてみると、ダスター一面に大きな似顔絵が描かれていて、しかも”ミスター○○”と名前入りだった。
見たことも聞いたこともない人だったけど、多分似顔絵は似ているのだろう。妙に和んだ。
そこへ、フロントから「4P部屋の予約が入ったので、その部屋のベッドメイクを中断して、先に4P部屋のベッドメイクをして下さい」と連絡が入った。Uさんは「えええ〜。土曜日もそうだった」と嘆いていたが、行かないわけにはいかない。
4P部屋は狂気さえ感じるほど荒らされている場合が多い。変に集団心理のようなものが働くのか、みんなで荒らせば怖くない的な荒らされ方だったりもする。腹を括って4P部屋へ行ってみたら、あまりにも綺麗で拍子抜けした。
リッチでお育ちの良いお客様が、高価な4P部屋で優雅にお二人でご利用になった場合などは、今回のように綺麗にご利用頂いている。大変有り難いことだ。
トイレにスティックシュガーが有ってもクレームを入れずにいて下さったお客様、4P部屋を綺麗に使って下さったお客様、素敵なお客様方に感謝。
ラブホ478日目:XL姉妹
2007年9月12日 らぶほ2 コメント (2)11:30-17:00 本メイク4部屋+クイックメイク11部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)と私の三人勤務。私の中でベストメンバーと思っている三人なので、非常に働き易いし喜々として仕事が出来る有り難い日だ。
昨日、Uさんが社員さんに「最上階の壁からディスプレーが外れて倒れていたので、はめ込んできましたが、後で確認をお願いします」と言うべきところを…。
「さっき〜三人で〜最上階を歩いていたら〜後で〜カタンと音がしたから〜振り返ったら〜ディスプレーが外れてて〜一応〜はめ込んできたんですけど〜二人がもう先に〜エレベーターまで〜歩いてたから〜ちゃんと確認出来なくて〜だから〜」と延々と語っていた。
社員さんも早く話を切り上げたいようで「はい、はい、分かりました。後で見ておきます」と言っても、Uさんは「それで〜場所は〜3号室と〜5号室の間で〜私〜忘れるんで〜メモして〜」と、聞いちゃいられない有様だった。私だったら、つまみ出してる。
社員さんは笑えなかっただろうけど、Eさんと私は大ウケで、朝からずっと二人で昨日のUさんの物真似をしては大笑いしていたら、Sさんに叱られた。
Sさん「もーっ!二人とも、その喋り方、怖いんでやめて下さい!」
Eさん「だって〜私〜頭悪いから〜こんなふうにしか〜伝えられなくて〜。幼稚園児でちゅ〜。ブリッコも〜してるんです〜」
みかやん「社員さんは〜お忙しいんで〜簡潔に〜伝えないと〜ダメですよね〜ということを〜昨日〜彼女は〜私達に〜教えて〜くれたんですよね〜」
Sさん「もーっ!ホントに怖いんですってば!ところで、ソレ誰の物真似なんですか?」
Eさんも私も脱力したが、さすがに”Uさんの物真似カマトトバージョン”とは言えなかった。
今日はやけにふくよかな女性客が多かった。そのせいかどうなのかは知らないけど、最近になって貸し出しコスプレの中でも人気のセーラー服にXLサイズも加わり、今日も業務用エレベーターの中にXLサイズのセーラー服が掛かっていた。
先日も同じ物を見てアニキと$君が「ブタにセーラー服着せてどうすんだよ!」だ「ブタはセーラー服着ちゃダメですよね」だ「きっとエクストララージなオバチャンだよ」だ「ブタってだけで既にコスプレだ!」と怒ってた。怒んなくたって…。
ブタという言葉が私に突き刺さった。でも、私が激太りを気に病んでいた時、天下の女たらしのM君は「男は圧倒的にポッチャリちゃんが好きなのに、ほんの一握りの痩せ好きの男の為に痩せてどうするの?みかやんは今ぐらいが丁度いいよ♪」と慰めてくれた。
そんなことを思い出しながら、ベッドメイクを終えた部屋を出ようとしたら、前方に黒い大きな影。身の危険を感じて隠れると、姉妹か双子か分からないけどよく似たエクストララージな女子2名と、ガリガリに痩せた男子1名が、こともあろうにココで一番狭いタイプの部屋へ入っていった。
ガリガリ君にしたら両手にブタ…いや、両手に花なんだろうけど、XLシスターズがガリガリ君の腕にしがみつくように歩いてるもんだから、壊れる寸前のやじろべえみたいだった。
そうそう、世の中にはデブ専も多いのよ。アニキも$君も「ブタ」だなんて酷い言い草だわ。けど、ガリガリ君が圧死しませんように…と祈らずには居られなかった。
それにしても物凄い3Pを見た。フロント色っぽい人が”トド山さん”なら、あの二人はクジラ姉妹だ。それが、よりにもよって一番狭い部屋へ入るなんて。おぞまし過ぎて妄想できない。最近の私には妄想癖がつき始めているので、断ち切ってくれてありがとうだ。
怖い怖い。私もSさんの若年性怖い怖い病が伝染ったのかも?あ…私の場合は老人性だった。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)と私の三人勤務。私の中でベストメンバーと思っている三人なので、非常に働き易いし喜々として仕事が出来る有り難い日だ。
昨日、Uさんが社員さんに「最上階の壁からディスプレーが外れて倒れていたので、はめ込んできましたが、後で確認をお願いします」と言うべきところを…。
「さっき〜三人で〜最上階を歩いていたら〜後で〜カタンと音がしたから〜振り返ったら〜ディスプレーが外れてて〜一応〜はめ込んできたんですけど〜二人がもう先に〜エレベーターまで〜歩いてたから〜ちゃんと確認出来なくて〜だから〜」と延々と語っていた。
社員さんも早く話を切り上げたいようで「はい、はい、分かりました。後で見ておきます」と言っても、Uさんは「それで〜場所は〜3号室と〜5号室の間で〜私〜忘れるんで〜メモして〜」と、聞いちゃいられない有様だった。私だったら、つまみ出してる。
社員さんは笑えなかっただろうけど、Eさんと私は大ウケで、朝からずっと二人で昨日のUさんの物真似をしては大笑いしていたら、Sさんに叱られた。
Sさん「もーっ!二人とも、その喋り方、怖いんでやめて下さい!」
Eさん「だって〜私〜頭悪いから〜こんなふうにしか〜伝えられなくて〜。幼稚園児でちゅ〜。ブリッコも〜してるんです〜」
みかやん「社員さんは〜お忙しいんで〜簡潔に〜伝えないと〜ダメですよね〜ということを〜昨日〜彼女は〜私達に〜教えて〜くれたんですよね〜」
Sさん「もーっ!ホントに怖いんですってば!ところで、ソレ誰の物真似なんですか?」
Eさんも私も脱力したが、さすがに”Uさんの物真似カマトトバージョン”とは言えなかった。
今日はやけにふくよかな女性客が多かった。そのせいかどうなのかは知らないけど、最近になって貸し出しコスプレの中でも人気のセーラー服にXLサイズも加わり、今日も業務用エレベーターの中にXLサイズのセーラー服が掛かっていた。
先日も同じ物を見てアニキと$君が「ブタにセーラー服着せてどうすんだよ!」だ「ブタはセーラー服着ちゃダメですよね」だ「きっとエクストララージなオバチャンだよ」だ「ブタってだけで既にコスプレだ!」と怒ってた。怒んなくたって…。
ブタという言葉が私に突き刺さった。でも、私が激太りを気に病んでいた時、天下の女たらしのM君は「男は圧倒的にポッチャリちゃんが好きなのに、ほんの一握りの痩せ好きの男の為に痩せてどうするの?みかやんは今ぐらいが丁度いいよ♪」と慰めてくれた。
そんなことを思い出しながら、ベッドメイクを終えた部屋を出ようとしたら、前方に黒い大きな影。身の危険を感じて隠れると、姉妹か双子か分からないけどよく似たエクストララージな女子2名と、ガリガリに痩せた男子1名が、こともあろうにココで一番狭いタイプの部屋へ入っていった。
ガリガリ君にしたら両手にブタ…いや、両手に花なんだろうけど、XLシスターズがガリガリ君の腕にしがみつくように歩いてるもんだから、壊れる寸前のやじろべえみたいだった。
そうそう、世の中にはデブ専も多いのよ。アニキも$君も「ブタ」だなんて酷い言い草だわ。けど、ガリガリ君が圧死しませんように…と祈らずには居られなかった。
それにしても物凄い3Pを見た。フロント色っぽい人が”トド山さん”なら、あの二人はクジラ姉妹だ。それが、よりにもよって一番狭い部屋へ入るなんて。おぞまし過ぎて妄想できない。最近の私には妄想癖がつき始めているので、断ち切ってくれてありがとうだ。
怖い怖い。私もSさんの若年性怖い怖い病が伝染ったのかも?あ…私の場合は老人性だった。
ずっと仮歯のままだった前歯を外して型取りをして、また仮歯を装着して7970円。次回は前歯4本の差し歯交換で2万円かかるそうだ。
ひええぇぇ〜(怖)
何回も言ってるけど、あたしゃ財布から5千円を出すのに物凄く勇気が要るってのに、2万円て…。次回は4回分の勇気を振り絞らなければ!
前回までと合わせて87120円也。次回で歯医者代10万円突破だ。歯医者恐るべし。
ひええぇぇ〜(怖)
何回も言ってるけど、あたしゃ財布から5千円を出すのに物凄く勇気が要るってのに、2万円て…。次回は4回分の勇気を振り絞らなければ!
前回までと合わせて87120円也。次回で歯医者代10万円突破だ。歯医者恐るべし。
バセドウ病・その17
2007年9月13日 ばせどう医師は今回も「レセプター抗体が30%を切りませんねぇ。イヤですねぇ」と、しかめっ面をしていた。元々柔和な顔立ちなので、しかめっ面が似合わない。
「チャートには”機能正常”とは書いてありますけど、TSHレセプター抗体が30%を切らないと、まだまだ本調子じゃないはずですし、身体がだるかったり動悸や息切れもするはずですから、無理しないでいて下さいね」とのことだ。
※前々回→前回の血液検査の結果
TSH 2.2→2.9 (基準値 0.4〜4.0)◎基準内
FT4 0.9→0.8 (基準値 0.8〜1.9)◎基準内
FT3 2.4→2.4 (基準値 2.2〜4.1)◎基準内
TSHレセプター抗体 31.8→31.0 (基準値 10以下)×
・検査チャートに”機能正常と思われます”と書いてあった
※今日のメニュー
・前回の血液検査結果発表
・採血
・メルカゾール 1日1錠×28日分
・ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒医療用淡灰褐 1日2包×28日分
・リピトール錠10mg 1日1錠×28日分
計 5990円
※前回までの86940円と合わせて92930円也。
「チャートには”機能正常”とは書いてありますけど、TSHレセプター抗体が30%を切らないと、まだまだ本調子じゃないはずですし、身体がだるかったり動悸や息切れもするはずですから、無理しないでいて下さいね」とのことだ。
※前々回→前回の血液検査の結果
TSH 2.2→2.9 (基準値 0.4〜4.0)◎基準内
FT4 0.9→0.8 (基準値 0.8〜1.9)◎基準内
FT3 2.4→2.4 (基準値 2.2〜4.1)◎基準内
TSHレセプター抗体 31.8→31.0 (基準値 10以下)×
・検査チャートに”機能正常と思われます”と書いてあった
※今日のメニュー
・前回の血液検査結果発表
・採血
・メルカゾール 1日1錠×28日分
・ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒医療用淡灰褐 1日2包×28日分
・リピトール錠10mg 1日1錠×28日分
計 5990円
※前回までの86940円と合わせて92930円也。
ラブホ479日目:疑惑
2007年9月14日 らぶほ211:30-16:00 本メイク4部屋+廊下掃除+リネン折り+セットバッグ上げ
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と$君(10代後半・ギター少年)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と私の勤務。気になって気になって仕方なかったので、早速$君に聞いてみた。
みかやん「アニキと焼肉食べた後、どこか行ったの?」
$君「や…ど、どこも行かないですよ」
みかやん「なぁんだ。てっきりヤバめの場所へ連れ込まれたと思ってたのに」
$君「ヤバめって例えばどんな所ですか?」
みかやん「例えば…?ベッドが有るような所」
$君「ま、真っ直ぐ帰りましたよ。ギ、ギリギリ…ギリギリ大丈夫でした」
そう言ったきり$君は無言になって”これ以上聞かないでくれオーラ”のようなものを発していた。
怪しい…というより明らかに嘘だ。このごろ、若い子の嘘や隠し事がすぐ分かるようになった。Sさんがひた隠しにしてることも、とっくに気付いてるけど知らないフリをしている。
私がSさんや$君ぐらいのトシの頃、親に嘘をついてもバレバレだったってのがよく分かるよ。や〜ね〜、私もトシだわぁ。
やっぱり$君はアニキに”ベッドが有るような所”へ連れ込まれたのだろう。そういやアニキは「ケツの穴、拡張するぞー!」と言っていたから、拡張されたのかも知れないし、「ギリギリ」ってことは寸止め…あらイヤだ!寸止めだなんて私ったらお下品だわ。
って「ケツの穴」とか言ってる時点で十分、下品だから。
変に隠されると、あーあー、$君たらアニキに食われちゃったんだ…と思うよね。絡み合う男と男…重なり合う筋肉と筋肉…(中略)…そして、むせ返るような白子臭(官能的な文が書けないのでいきなりフィニッシュ・苦笑)…ダメだ、妄想が止まらない。
だって暇なんだもの!
今週はずっと暇気味で早帰りばかりだったけど、その中でも今日が一番暇な感じで、昼休みにCさんが「今日も早帰りだわ。せいぜい4時まででないかい?」と言っていたが、本当にそのとおりになった。
てなわけで今日ベッドメイクをしたのは4部屋のみ。体力を持て余して帰ることになった。気になるアニキと$君のことは、明日まで待ってそれとなくアニキに聞いてみよう。
私がロッカーで着替えている間に、$君は逃げるように帰っていった。私の追求から逃れるためなのか、アニキと$君とのことをそっと見守ってほしいのかは謎だ。
今日は$君と組みたかった。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と$君(10代後半・ギター少年)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と私の勤務。気になって気になって仕方なかったので、早速$君に聞いてみた。
みかやん「アニキと焼肉食べた後、どこか行ったの?」
$君「や…ど、どこも行かないですよ」
みかやん「なぁんだ。てっきりヤバめの場所へ連れ込まれたと思ってたのに」
$君「ヤバめって例えばどんな所ですか?」
みかやん「例えば…?ベッドが有るような所」
$君「ま、真っ直ぐ帰りましたよ。ギ、ギリギリ…ギリギリ大丈夫でした」
そう言ったきり$君は無言になって”これ以上聞かないでくれオーラ”のようなものを発していた。
怪しい…というより明らかに嘘だ。このごろ、若い子の嘘や隠し事がすぐ分かるようになった。Sさんがひた隠しにしてることも、とっくに気付いてるけど知らないフリをしている。
私がSさんや$君ぐらいのトシの頃、親に嘘をついてもバレバレだったってのがよく分かるよ。や〜ね〜、私もトシだわぁ。
やっぱり$君はアニキに”ベッドが有るような所”へ連れ込まれたのだろう。そういやアニキは「ケツの穴、拡張するぞー!」と言っていたから、拡張されたのかも知れないし、「ギリギリ」ってことは寸止め…あらイヤだ!寸止めだなんて私ったらお下品だわ。
って「ケツの穴」とか言ってる時点で十分、下品だから。
変に隠されると、あーあー、$君たらアニキに食われちゃったんだ…と思うよね。絡み合う男と男…重なり合う筋肉と筋肉…(中略)…そして、むせ返るような白子臭(官能的な文が書けないのでいきなりフィニッシュ・苦笑)…ダメだ、妄想が止まらない。
だって暇なんだもの!
今週はずっと暇気味で早帰りばかりだったけど、その中でも今日が一番暇な感じで、昼休みにCさんが「今日も早帰りだわ。せいぜい4時まででないかい?」と言っていたが、本当にそのとおりになった。
てなわけで今日ベッドメイクをしたのは4部屋のみ。体力を持て余して帰ることになった。気になるアニキと$君のことは、明日まで待ってそれとなくアニキに聞いてみよう。
私がロッカーで着替えている間に、$君は逃げるように帰っていった。私の追求から逃れるためなのか、アニキと$君とのことをそっと見守ってほしいのかは謎だ。
今日は$君と組みたかった。
ラブホ480日目:豚にピザ
2007年9月15日 らぶほ211:00-18:00 クイックメイク19部屋+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、アニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)と私の勤務。早速アニキに聞いてみた。
みかやん「$君と焼肉食べた後って真っ直ぐ帰ったの?」
アニキ「いや、$ちゃんは俺の部屋に寄ってったよ。部屋に入ったとたん、$ちゃんたらカチンカチンになっててさぁ」
みかやん「ええっ?どこが?」
アニキ「俺の部屋、間接照明やら高価な酒のビンやらベースやら、高額でデリケートな物が多いからさ、$ちゃんは緊張して座ってたよ」
あぁビックリした。カチンカチンだなんて、$君たら期待で股間を膨らませてたのかと思った。アニキが「高価」とか「高額」と誇示したいが為に、私の「どこが?」という妙な質問をスルーしてくれて良かった。
$君がアニキの家へ寄ったことを隠すところをみれば、やはりナニかあったのだろう。さすがに怖くなって、それ以上は聞けずに話題を変えた。
みかやん「先週、Sさんのこと茶化して遊んだでしょ?」
アニキ「あぁ、Sティーね。ちょっとからかったらギャーギャー騒いで面白かったよ。あの子は男に全く免疫が無いね。つか、あの性格でも見た目が良きゃいいけど、アレじゃ男は近寄らないよね」
みかやん「可哀相に。面白がって散々からかったんでしょ?」
アニキ「だってさ、アレで”友達はギャルが多い”って言うんだよ。嘘だよね?ギャルはあんなの恥ずかしくて連れて歩けないって。それにSティーに、いつメールしても次の日の朝9時頃まで返信が無いんだよ。若者らしくない!」
みかやん「なんだかんだ言ってSさんにマメにメールしてんじゃん!」
アニキ「や、せっかく若いのに男の影が全く無いってのも気の毒でさ。からかいついでのボランティアみたいなもんだよ。俺がまともに相手するような子じゃないって分かるでしょ?俺の守備範囲に馬鹿とガキとブタは入ってないからね」
これが中途半端だと、なんて鼻持ちならない奴!と思うところだけど、毒舌もここまで酷いと笑えてしまう。
それでいてアニキは自慢話も好きで「俺はクリスマスに外でメシ食ったことないんだよ。最高級の食材を調達して全部自分で料理するんだ。俺は、俺以外の人間を台所に立たせないからね。その辺のシェフよりスパイス類も取り揃えてるし、一般人には使いこなせないよ」とのことだ。
アニキは「高額」「高価」「高級」という言葉がお好きなようだ。
今日は朝から大雨で、”天気の悪い日はラブホが儲かる”という噂どおり満室だった。忙しいので廊下を走っていたら、フロント・トド山さんに呼び止められた。
「今日、飲み屋の給料日だって話をしたら、X君に”ピザ食べたいね”って言われちゃって…あ、みかやんも行く?でも無理だよね。旦那さんいる人に今日言って明日って無理だよね。それに明日みかやん休みだよね。ピザの為だけに夜に出てくるなんて無理だよね。旦那さん居るもんね」とのこと。
これって「来るな!」って言ってんのと同じだよね。何が言いたいんだか知らないけど、何だか感じ悪いよね〜と思っていたら、アニキが黙ってなかった(笑)。
アニキ「トド山は、あと20キロ痩せるまでピザなんか食っちゃいけない身体だろうに。X君はデブ専かい?あんなのと出かけられる男の気が知れないね。X君、ピザと一緒にトド山に食われちゃうんじゃないの?俺なら奢られるとしても断るよ。時間の無駄!」
みかやん「や…(そういう貴男は焼肉のデザートに$君を食ったでしょ?)」
アニキ「ブタとピザ食っても美味くないって。トド山って芸能界のスキャンダルしか話題が無いような薄っぺらい女でしょ?話、保たないよね。どうせメシ食いに行くなら、自分の精神レベルを上げられるような相手と実りの有る会話を楽しみたいもんでしょ?」
みかやん「ま、そうだよね」
アニキ「猫にまたたびじゃないんだから、ブタにピザはヤバいよ。X君は何を考えているんだか」
帰りにX君に「明日、トド山さんとピザ食べに行くんだってね」と聞いたら、「あぁ何だかあの人、そんなようなこと言ってましたね」とのことで、X君は「ピザ食べたいね」とは言ってないそうだ。トド山さんが何を考えてるんだか、さっぱり分からない。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、アニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)と私の勤務。早速アニキに聞いてみた。
みかやん「$君と焼肉食べた後って真っ直ぐ帰ったの?」
アニキ「いや、$ちゃんは俺の部屋に寄ってったよ。部屋に入ったとたん、$ちゃんたらカチンカチンになっててさぁ」
みかやん「ええっ?どこが?」
アニキ「俺の部屋、間接照明やら高価な酒のビンやらベースやら、高額でデリケートな物が多いからさ、$ちゃんは緊張して座ってたよ」
あぁビックリした。カチンカチンだなんて、$君たら期待で股間を膨らませてたのかと思った。アニキが「高価」とか「高額」と誇示したいが為に、私の「どこが?」という妙な質問をスルーしてくれて良かった。
$君がアニキの家へ寄ったことを隠すところをみれば、やはりナニかあったのだろう。さすがに怖くなって、それ以上は聞けずに話題を変えた。
みかやん「先週、Sさんのこと茶化して遊んだでしょ?」
アニキ「あぁ、Sティーね。ちょっとからかったらギャーギャー騒いで面白かったよ。あの子は男に全く免疫が無いね。つか、あの性格でも見た目が良きゃいいけど、アレじゃ男は近寄らないよね」
みかやん「可哀相に。面白がって散々からかったんでしょ?」
アニキ「だってさ、アレで”友達はギャルが多い”って言うんだよ。嘘だよね?ギャルはあんなの恥ずかしくて連れて歩けないって。それにSティーに、いつメールしても次の日の朝9時頃まで返信が無いんだよ。若者らしくない!」
みかやん「なんだかんだ言ってSさんにマメにメールしてんじゃん!」
アニキ「や、せっかく若いのに男の影が全く無いってのも気の毒でさ。からかいついでのボランティアみたいなもんだよ。俺がまともに相手するような子じゃないって分かるでしょ?俺の守備範囲に馬鹿とガキとブタは入ってないからね」
これが中途半端だと、なんて鼻持ちならない奴!と思うところだけど、毒舌もここまで酷いと笑えてしまう。
それでいてアニキは自慢話も好きで「俺はクリスマスに外でメシ食ったことないんだよ。最高級の食材を調達して全部自分で料理するんだ。俺は、俺以外の人間を台所に立たせないからね。その辺のシェフよりスパイス類も取り揃えてるし、一般人には使いこなせないよ」とのことだ。
アニキは「高額」「高価」「高級」という言葉がお好きなようだ。
今日は朝から大雨で、”天気の悪い日はラブホが儲かる”という噂どおり満室だった。忙しいので廊下を走っていたら、フロント・トド山さんに呼び止められた。
「今日、飲み屋の給料日だって話をしたら、X君に”ピザ食べたいね”って言われちゃって…あ、みかやんも行く?でも無理だよね。旦那さんいる人に今日言って明日って無理だよね。それに明日みかやん休みだよね。ピザの為だけに夜に出てくるなんて無理だよね。旦那さん居るもんね」とのこと。
これって「来るな!」って言ってんのと同じだよね。何が言いたいんだか知らないけど、何だか感じ悪いよね〜と思っていたら、アニキが黙ってなかった(笑)。
アニキ「トド山は、あと20キロ痩せるまでピザなんか食っちゃいけない身体だろうに。X君はデブ専かい?あんなのと出かけられる男の気が知れないね。X君、ピザと一緒にトド山に食われちゃうんじゃないの?俺なら奢られるとしても断るよ。時間の無駄!」
みかやん「や…(そういう貴男は焼肉のデザートに$君を食ったでしょ?)」
アニキ「ブタとピザ食っても美味くないって。トド山って芸能界のスキャンダルしか話題が無いような薄っぺらい女でしょ?話、保たないよね。どうせメシ食いに行くなら、自分の精神レベルを上げられるような相手と実りの有る会話を楽しみたいもんでしょ?」
みかやん「ま、そうだよね」
アニキ「猫にまたたびじゃないんだから、ブタにピザはヤバいよ。X君は何を考えているんだか」
帰りにX君に「明日、トド山さんとピザ食べに行くんだってね」と聞いたら、「あぁ何だかあの人、そんなようなこと言ってましたね」とのことで、X君は「ピザ食べたいね」とは言ってないそうだ。トド山さんが何を考えてるんだか、さっぱり分からない。
ラブホ481日目:オバ化
2007年9月17日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク16部屋+リネン折り
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、Sさん(10代後半・初バイト)と#さん(60代前半・元美容師)が早番、$君(10代後半・ギター少年)と私が遅番の勤務。$君はとても気まずそうだった。
$君「あの…土曜日は誰と組んだんですか?」
みかやん「アニキと組んだけど心配しないで。焼肉の日の話なんか聞いてないから。$君がアニキの部屋でカチンカチンだったなんて、全然聞いてないからね(笑)」
$君「聞いたんじゃないですか〜。カチンカチンだなんて、変なことなんかしてませんからね!アニキの部屋に行ったと言ったら、みんながとんでもない想像をしてあっと言う間に噂になると思ったから言わなかったんですよ」
みかやん「そーゆーことは変に隠すと余計勘繰られるもんだよ。ま、どっちにしても、みんな物凄い妄想をしたと思うよ。うへへへ」
$君「や、だから何もしてませんて!何かあるわけないじゃないですか!」
みかやん「年に1度、札幌でレインボーマーチってゲイやビアンの人達のパレードがあるんだけど、メジャーじゃないのにアニキは凄く詳しくて”チン○を写メってコレクションしてる男友達が居るから知ってる”と言ってたけど、自分のことじゃないの?と思って。撮られなかった?」
$君「撮られませんよ!見せませんから!」
みかやん「だってアニキ、先週ずっと$君に”チン○見せてみろ!”って言ってたし〜(笑)」
$君「俺はゲイとか想像しただけで本気で寒いんですよ。やめましょう。寒いと言えば、朝のフロント女子が前に俺を誘惑した女にソックリで寒いんですよ。フロント女子が寒いという意味じゃなくて。あの人は綺麗なのにトド山なんかに”IKKOに似てる”と言われて不憫ですよね」
みかやん「フロント女子は昨日で退職で”皆さんに宜しく”って言ってたよ。明るくてイイ子だったよね」
$君「トド山なんかが一般女性にケチつけるなんてムカつきますよね。鏡と自分の腹を見てみろ!って言いたいですよ。あ…俺、アニキに似てきてますか?」
みかやん「アニキは一昨日もSさんとトド山さんのことで毒吐いてた。もう1隊がEさんとSさんとUさんだったんだけど”貧乳軍団の所へ行ってくる。B班てデブか貧乳かどっちかだよね”と言ってたよ。悪かったね、デブだし貧乳だよ!って思った」
$君「みかやんはデブでも貧乳でもないですよ。アニキの中でみかやんは馬鹿にする対象に入ってないんですよ。アニキはA班の人達とみかやんと社員さんの悪口は絶対言いませんから。しかしまぁ悪口言いまくってるアニキってオバサンみたいですよね」
みかやん「あはは!確かに!アニキのSさんバッシングが、Cさんのセリフと全く同じだったもの!オバサンみたいな感性だよね」
ふと、アニキはゲイの女役の方で、だからオバサン化してくるんだろうか?と思った(笑)そんなこんなで今日もアニキの話で持ちきりだ。
廊下の奥の部屋へ移動しようとしたら、手前の部屋から全身紺色の男性が出てきた。いつも紺のツナギで作業をしている特掃氏が特掃をしていたのだろうと「お疲れ様です!」と言おうとしたところで、お客さんだと気づき、慌ててエレベーターホールへ逃げた。
$君と異口同音に「特掃氏だと思った!」「お疲れ様です!って言うとこだった!」と叫んでしまった。なんて紛らわしい。二人で笑ったけど、背中には変な汗が流れた。やっぱり、お客様に「お疲れ様です」は無いよね。
笑った後、$君は「俺、あと1週間でココを辞めるんですよね。たった半年ぐらいしかココに居ないのに、辞めるのがこんなに辛くて寂しくなるなんて思ってませんでした。来月はまだ札幌に居るんで、暇な時は遊んでくださいね」とシンミリしていた。
残される方も辛いものだ。来週で$君が辞め、来月でアニキも辞めてしまう。キャラの濃い〜人達がいっぺんに居なくなると思うと私も寂しい。でも、東京で$君の夢が叶いますように…音楽の世界で大成しますように…と祈っているから頑張っておくれ。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、Sさん(10代後半・初バイト)と#さん(60代前半・元美容師)が早番、$君(10代後半・ギター少年)と私が遅番の勤務。$君はとても気まずそうだった。
$君「あの…土曜日は誰と組んだんですか?」
みかやん「アニキと組んだけど心配しないで。焼肉の日の話なんか聞いてないから。$君がアニキの部屋でカチンカチンだったなんて、全然聞いてないからね(笑)」
$君「聞いたんじゃないですか〜。カチンカチンだなんて、変なことなんかしてませんからね!アニキの部屋に行ったと言ったら、みんながとんでもない想像をしてあっと言う間に噂になると思ったから言わなかったんですよ」
みかやん「そーゆーことは変に隠すと余計勘繰られるもんだよ。ま、どっちにしても、みんな物凄い妄想をしたと思うよ。うへへへ」
$君「や、だから何もしてませんて!何かあるわけないじゃないですか!」
みかやん「年に1度、札幌でレインボーマーチってゲイやビアンの人達のパレードがあるんだけど、メジャーじゃないのにアニキは凄く詳しくて”チン○を写メってコレクションしてる男友達が居るから知ってる”と言ってたけど、自分のことじゃないの?と思って。撮られなかった?」
$君「撮られませんよ!見せませんから!」
みかやん「だってアニキ、先週ずっと$君に”チン○見せてみろ!”って言ってたし〜(笑)」
$君「俺はゲイとか想像しただけで本気で寒いんですよ。やめましょう。寒いと言えば、朝のフロント女子が前に俺を誘惑した女にソックリで寒いんですよ。フロント女子が寒いという意味じゃなくて。あの人は綺麗なのにトド山なんかに”IKKOに似てる”と言われて不憫ですよね」
みかやん「フロント女子は昨日で退職で”皆さんに宜しく”って言ってたよ。明るくてイイ子だったよね」
$君「トド山なんかが一般女性にケチつけるなんてムカつきますよね。鏡と自分の腹を見てみろ!って言いたいですよ。あ…俺、アニキに似てきてますか?」
みかやん「アニキは一昨日もSさんとトド山さんのことで毒吐いてた。もう1隊がEさんとSさんとUさんだったんだけど”貧乳軍団の所へ行ってくる。B班てデブか貧乳かどっちかだよね”と言ってたよ。悪かったね、デブだし貧乳だよ!って思った」
$君「みかやんはデブでも貧乳でもないですよ。アニキの中でみかやんは馬鹿にする対象に入ってないんですよ。アニキはA班の人達とみかやんと社員さんの悪口は絶対言いませんから。しかしまぁ悪口言いまくってるアニキってオバサンみたいですよね」
みかやん「あはは!確かに!アニキのSさんバッシングが、Cさんのセリフと全く同じだったもの!オバサンみたいな感性だよね」
ふと、アニキはゲイの女役の方で、だからオバサン化してくるんだろうか?と思った(笑)そんなこんなで今日もアニキの話で持ちきりだ。
廊下の奥の部屋へ移動しようとしたら、手前の部屋から全身紺色の男性が出てきた。いつも紺のツナギで作業をしている特掃氏が特掃をしていたのだろうと「お疲れ様です!」と言おうとしたところで、お客さんだと気づき、慌ててエレベーターホールへ逃げた。
$君と異口同音に「特掃氏だと思った!」「お疲れ様です!って言うとこだった!」と叫んでしまった。なんて紛らわしい。二人で笑ったけど、背中には変な汗が流れた。やっぱり、お客様に「お疲れ様です」は無いよね。
笑った後、$君は「俺、あと1週間でココを辞めるんですよね。たった半年ぐらいしかココに居ないのに、辞めるのがこんなに辛くて寂しくなるなんて思ってませんでした。来月はまだ札幌に居るんで、暇な時は遊んでくださいね」とシンミリしていた。
残される方も辛いものだ。来週で$君が辞め、来月でアニキも辞めてしまう。キャラの濃い〜人達がいっぺんに居なくなると思うと私も寂しい。でも、東京で$君の夢が叶いますように…音楽の世界で大成しますように…と祈っているから頑張っておくれ。
ラブホ482日目:NGワード
2007年9月18日 らぶほ211:30-17:00 本メイク3部屋+クイックメイク10部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。お陰様で#さんとの関係は完全に修復出来て、また和やかに仕事が出来るようになり、有り難いことだ。
#さん「そう言えば先週の日曜日、アニキが”$君もみかやんも休みで寂しい”って言ってたわよ。三人、仲良しなのね」
みかやん「や、アニキとは仲良しってワケじゃないけど、一緒に組んだらまぁ良く喋ってくれるわ。どんどん話を振ってくれるもの。しかも凄い勢いだからね」
#さん「$君は$君で”もうすぐココを辞めることになって寂しい”って。”忙しくて音楽から離れてたけど、みかやんにライブに誘って貰って良かった”とも言ってたわよ。二人とも居なくなると、こっちも寂しいわよねぇ」
みかやん「ホントさ〜。仲良くして貰ってただけに、かなり寂しいよ」
というか、オバとオバの間でクッションのような役割をしていてくれた漢(男)メイクの子が居なくなると、各オバからの攻撃をダイレクトに受けてしまいそうで怖い。何を勘違いしたのか、男目線を気にしてカマトトしてるオバまで居たぐらいだからね(寒)。
$君もアニキも人の好き嫌いがハッキリしているので、女目線と男目線の違いというか、彼らがどんな角度で職場のオバ達をチェックしていたか、よ〜く分かったので今後の参考にさせてもらおっと。
夕方、最上階のとある部屋へ入ると、ベッド周りの絨毯から強烈なアシガ臭(ワキガの仲間ですか?と思うような足の匂い)が漂っていたので、たまらずファブリーズしてからベッドを組んだ。
#さん「まだブーツの時期でもないのに、こんなに足が臭いのって、やっぱり犯人はオッサンかしらねぇ?」
みかやん「こんな臭い足の持ち主が女だったら、同じ女としていたたまれないし、若いイケメン君だったとしても哀しいよね。犯人は見るからに不潔なオッサンであってほしいよ」
なんて話をしながらベッドを組んでいたら、ベッドの傍らに某コンビニの白っぽいレジ袋が落ちているのを発見した。拾い上げると軽くて、中にシリアルでも入っているようにカサカサと乾いた音がしたが、袋の中には赤い物体が入っているのが透けて見えた。
赤いシリアル?否、もしや…!と恐る恐る袋を開けてみると、垂らされて剥がれたロウソクのロウだった。
みかやん「あらら、ロウだわ!そっち側のフローリングは大丈夫かい?」
#さん「床は全然大丈夫だけど、テーブルの上にはロウが垂れてるわ。所々光ってるもの」
何故だか知らないが最上階はロウの被害に見舞われていることが多い。床に剥がれたロウが落ちているならまだしも、酷い時は床じゅうに直接ロウが垂れていて、薄い色の床だとロウ自体は取れてもロウの色が点々と床に残ったりする。
その点、今回のお客様はマナーが良い。ちゃんとマイシートをご持参で、シートの上のロウを集めて捨てようとしていたのだろう。ロウソクプレイ上級者とお見受けした。でも足が臭い(萎)。
ひょっとして、この臭い足も武器の一つというか、SMプレイの道具として用いられたのだろうか?だとしたら最強で、やられた方は即NGワード連発だろう。
(先日、SMバーへ行った時、http://diarynote.jp/d/26700/20070909.html 初めてプレイをする相手とは予め”NGワード”というのを決めておいて、プレイの最中に、本当に無理!とか勘弁して!という場合にNGワードを言って貰う…と教えて貰った)
(ちなみに、SMバーで餅つきをされていた20女のNGワードは”ごめんなさい”で、20女が”ごめんなさい!ごめんなさい!”と叫んだところで餅つきが終了した。勉強になりました)
そんなことを思い出しながら、もう一度ファブリーズをしてから部屋を出た。この足の臭さは本当に「ごめんなさい」だった。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。お陰様で#さんとの関係は完全に修復出来て、また和やかに仕事が出来るようになり、有り難いことだ。
#さん「そう言えば先週の日曜日、アニキが”$君もみかやんも休みで寂しい”って言ってたわよ。三人、仲良しなのね」
みかやん「や、アニキとは仲良しってワケじゃないけど、一緒に組んだらまぁ良く喋ってくれるわ。どんどん話を振ってくれるもの。しかも凄い勢いだからね」
#さん「$君は$君で”もうすぐココを辞めることになって寂しい”って。”忙しくて音楽から離れてたけど、みかやんにライブに誘って貰って良かった”とも言ってたわよ。二人とも居なくなると、こっちも寂しいわよねぇ」
みかやん「ホントさ〜。仲良くして貰ってただけに、かなり寂しいよ」
というか、オバとオバの間でクッションのような役割をしていてくれた漢(男)メイクの子が居なくなると、各オバからの攻撃をダイレクトに受けてしまいそうで怖い。何を勘違いしたのか、男目線を気にしてカマトトしてるオバまで居たぐらいだからね(寒)。
$君もアニキも人の好き嫌いがハッキリしているので、女目線と男目線の違いというか、彼らがどんな角度で職場のオバ達をチェックしていたか、よ〜く分かったので今後の参考にさせてもらおっと。
夕方、最上階のとある部屋へ入ると、ベッド周りの絨毯から強烈なアシガ臭(ワキガの仲間ですか?と思うような足の匂い)が漂っていたので、たまらずファブリーズしてからベッドを組んだ。
#さん「まだブーツの時期でもないのに、こんなに足が臭いのって、やっぱり犯人はオッサンかしらねぇ?」
みかやん「こんな臭い足の持ち主が女だったら、同じ女としていたたまれないし、若いイケメン君だったとしても哀しいよね。犯人は見るからに不潔なオッサンであってほしいよ」
なんて話をしながらベッドを組んでいたら、ベッドの傍らに某コンビニの白っぽいレジ袋が落ちているのを発見した。拾い上げると軽くて、中にシリアルでも入っているようにカサカサと乾いた音がしたが、袋の中には赤い物体が入っているのが透けて見えた。
赤いシリアル?否、もしや…!と恐る恐る袋を開けてみると、垂らされて剥がれたロウソクのロウだった。
みかやん「あらら、ロウだわ!そっち側のフローリングは大丈夫かい?」
#さん「床は全然大丈夫だけど、テーブルの上にはロウが垂れてるわ。所々光ってるもの」
何故だか知らないが最上階はロウの被害に見舞われていることが多い。床に剥がれたロウが落ちているならまだしも、酷い時は床じゅうに直接ロウが垂れていて、薄い色の床だとロウ自体は取れてもロウの色が点々と床に残ったりする。
その点、今回のお客様はマナーが良い。ちゃんとマイシートをご持参で、シートの上のロウを集めて捨てようとしていたのだろう。ロウソクプレイ上級者とお見受けした。でも足が臭い(萎)。
ひょっとして、この臭い足も武器の一つというか、SMプレイの道具として用いられたのだろうか?だとしたら最強で、やられた方は即NGワード連発だろう。
(先日、SMバーへ行った時、http://diarynote.jp/d/26700/20070909.html 初めてプレイをする相手とは予め”NGワード”というのを決めておいて、プレイの最中に、本当に無理!とか勘弁して!という場合にNGワードを言って貰う…と教えて貰った)
(ちなみに、SMバーで餅つきをされていた20女のNGワードは”ごめんなさい”で、20女が”ごめんなさい!ごめんなさい!”と叫んだところで餅つきが終了した。勉強になりました)
そんなことを思い出しながら、もう一度ファブリーズをしてから部屋を出た。この足の臭さは本当に「ごめんなさい」だった。
今日の私のテーマは”思い出作り”だった。
今夜、社員のイケメン氏と社員になった特大君の歓送迎会がある為、夜にX君と待ち合わせる予定だったが、X君も私も休みだったのでX君宅へお邪魔することにした。
夏の偏屈王事件以来ココで働くことに限界を感じ始め、私の中で「この仕事は大好きだけどココじゃないのかも知れない」という思いが日に日に強くなり、もはや辞め時に迷っている状態だった。しかし後悔はしたくないので、精一杯働いて、良い思い出を残したい…と考えていた。
X君宅へお邪魔したのも、X君がどんな所でどんな風に暮らしているのか、最後に見ておきたかったからで、思い出作りの一環だ。とりとめのない話をしたり、X君が作ってくれた焼きうどんを食べたりして時は流れた。
歓送迎会会場の月影荘では、細長いテーブルの壁側の右角にトド山さん、対角線上の左角にX君と私が座り、向かい側は特大君とイケメン氏で、身体の大きな特大君が動き易いようにと、彼には通路側の角の席が用意されていた。
乾杯の後、特大君が席を立った隙にトド山さんが来た。まんまとX君の近くに来たようだが、イケメン氏に「ここは特大君の席だよ」と窘められたにも関わらず、そんなの関係ねぇ!とばかりに「私、こないだX君と飲みに行ったのぉ」と言った。私にも聞こえよがしだ。
トド山さんは、みんなの前でその一言が言いたくて仕方なかったようだ。イケメン氏は私の顔色を伺いながら、苦し紛れに「そんなことしたら、みかやんに殺されるのにぃ」と言ってくれた。
トド山さんは「みかやんに断ってから行ったもん!つか、みかやんも誘ったけど、急だったから行けなかったんだもん!X君宅でピザ食べようと思ったけど、一人暮らしの男の人の家に行くのも気が引けたから飲みに行ったんだもん」と答えた。
私はようやくトド山さんが私をライバル視していたことに気付いた。しかも恋のライバルらしい(寒)。
イタリア〜ンな店にピザを食べに行くもんだと思っていたが、トド山さんはX君宅でピザを食べようと考えていたようだ。「X君宅へ行くのに気が引けるのはアンタに下心が有るからでしょ?あたしゃX君とどうこうなろうなんて思ってないから、何の抵抗も無くお邪魔してきたよ」という言葉を飲み込んだ。
特大君が戻ると、トド山さんは「アンタ、あっち行きな!あっちのオバサン達が待ってるから!」と、自分が居た席を指差した。特大君は困惑の表情を浮かべたが、壁とみんなの背中の間を大きな身体を小さくして「すみません、すみません」と言いながら通り抜け、壁側の角の狭い席に大きな身体をねじ込んだ。
主役の特大君にそんな思いをさせても、自分がX君の傍に居られりゃいいのか?トド山さんの、なりふり構わぬ姿に呆れ果てた。こんなに必死な30代バツイチ女を初めて見た。特大君が不憫で腹が立ったが平静を装ってX君と話をした。
トド山さんがX君と私の会話に入ってこなかったので安心していたら、トド山さんは男子社員に個別に擦り寄り「○○氏、だ〜い好き♪」としなだれかかったり、トイレに立つ男子社員の手を引いてトイレに行っては暫く戻らない…というのを繰り返していた。
見ていて本当にイタかった。
あまりのことに少しも酔えず、普段は飲まないビールを呷った。そして…悪酔いした(萎)。
二次会へは行かず帰ろうとした時、トド山さんがX君を呼び止めた。「X君さぁ、こないだ言ってたことと話、違うよね?」と言ってX君と私の繋いだ手を睨み、恨みがましい目で私を見た。
トド山さんとX君が飲みに行った時「みかやんとはどうなの?」という質問にX君が「あんなオバサンと俺は何の関係もないよ」みたいな話になったことは容易に想像出来る。それをわざわざ私に聞こえるように言うのは、よほどの敵対心なのだろう。
トド山さんに言われなくてもX君が私をそう思ってるのは承知の上だ。職場で一緒に居る時に仲良くしてくれりゃいいんであって、私はX君と個人的に外で会いたいなんて思ったこともなかった。
X君を二次会会場へ送り届け「私は帰るから楽しんできて」と言ったが、X君は「行かないなら俺も行かない」と言って、結局、街の中を延々と歩くことになった。
こうして私の”思い出づくり”は終わった。トド山さんにぶち壊された感も有るけど、うちの班で楽しく素敵な思い出を残したい!なんて思った私が馬鹿だったと痛感した。
今夜、社員のイケメン氏と社員になった特大君の歓送迎会がある為、夜にX君と待ち合わせる予定だったが、X君も私も休みだったのでX君宅へお邪魔することにした。
夏の偏屈王事件以来ココで働くことに限界を感じ始め、私の中で「この仕事は大好きだけどココじゃないのかも知れない」という思いが日に日に強くなり、もはや辞め時に迷っている状態だった。しかし後悔はしたくないので、精一杯働いて、良い思い出を残したい…と考えていた。
X君宅へお邪魔したのも、X君がどんな所でどんな風に暮らしているのか、最後に見ておきたかったからで、思い出作りの一環だ。とりとめのない話をしたり、X君が作ってくれた焼きうどんを食べたりして時は流れた。
歓送迎会会場の月影荘では、細長いテーブルの壁側の右角にトド山さん、対角線上の左角にX君と私が座り、向かい側は特大君とイケメン氏で、身体の大きな特大君が動き易いようにと、彼には通路側の角の席が用意されていた。
乾杯の後、特大君が席を立った隙にトド山さんが来た。まんまとX君の近くに来たようだが、イケメン氏に「ここは特大君の席だよ」と窘められたにも関わらず、そんなの関係ねぇ!とばかりに「私、こないだX君と飲みに行ったのぉ」と言った。私にも聞こえよがしだ。
トド山さんは、みんなの前でその一言が言いたくて仕方なかったようだ。イケメン氏は私の顔色を伺いながら、苦し紛れに「そんなことしたら、みかやんに殺されるのにぃ」と言ってくれた。
トド山さんは「みかやんに断ってから行ったもん!つか、みかやんも誘ったけど、急だったから行けなかったんだもん!X君宅でピザ食べようと思ったけど、一人暮らしの男の人の家に行くのも気が引けたから飲みに行ったんだもん」と答えた。
私はようやくトド山さんが私をライバル視していたことに気付いた。しかも恋のライバルらしい(寒)。
イタリア〜ンな店にピザを食べに行くもんだと思っていたが、トド山さんはX君宅でピザを食べようと考えていたようだ。「X君宅へ行くのに気が引けるのはアンタに下心が有るからでしょ?あたしゃX君とどうこうなろうなんて思ってないから、何の抵抗も無くお邪魔してきたよ」という言葉を飲み込んだ。
特大君が戻ると、トド山さんは「アンタ、あっち行きな!あっちのオバサン達が待ってるから!」と、自分が居た席を指差した。特大君は困惑の表情を浮かべたが、壁とみんなの背中の間を大きな身体を小さくして「すみません、すみません」と言いながら通り抜け、壁側の角の狭い席に大きな身体をねじ込んだ。
主役の特大君にそんな思いをさせても、自分がX君の傍に居られりゃいいのか?トド山さんの、なりふり構わぬ姿に呆れ果てた。こんなに必死な30代バツイチ女を初めて見た。特大君が不憫で腹が立ったが平静を装ってX君と話をした。
トド山さんがX君と私の会話に入ってこなかったので安心していたら、トド山さんは男子社員に個別に擦り寄り「○○氏、だ〜い好き♪」としなだれかかったり、トイレに立つ男子社員の手を引いてトイレに行っては暫く戻らない…というのを繰り返していた。
見ていて本当にイタかった。
あまりのことに少しも酔えず、普段は飲まないビールを呷った。そして…悪酔いした(萎)。
二次会へは行かず帰ろうとした時、トド山さんがX君を呼び止めた。「X君さぁ、こないだ言ってたことと話、違うよね?」と言ってX君と私の繋いだ手を睨み、恨みがましい目で私を見た。
トド山さんとX君が飲みに行った時「みかやんとはどうなの?」という質問にX君が「あんなオバサンと俺は何の関係もないよ」みたいな話になったことは容易に想像出来る。それをわざわざ私に聞こえるように言うのは、よほどの敵対心なのだろう。
トド山さんに言われなくてもX君が私をそう思ってるのは承知の上だ。職場で一緒に居る時に仲良くしてくれりゃいいんであって、私はX君と個人的に外で会いたいなんて思ったこともなかった。
X君を二次会会場へ送り届け「私は帰るから楽しんできて」と言ったが、X君は「行かないなら俺も行かない」と言って、結局、街の中を延々と歩くことになった。
こうして私の”思い出づくり”は終わった。トド山さんにぶち壊された感も有るけど、うちの班で楽しく素敵な思い出を残したい!なんて思った私が馬鹿だったと痛感した。
ラブホ483日目:二日酔い
2007年9月20日 らぶほ211:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク12部屋+ベッド1
今日は、$君(10代後半・ギター少年)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。昨日の歓送迎会に出席した$君と私は二日酔いでヨレヨレだったが、酒豪のフロント・トド山さんだけは誰より元気で喋り倒していた。
酒が大好きで若い頃からホステス一筋で叩き上げてきただけのことは有るようだ。だけど、昨日はトド山さんに女の醜い部分や汚い部分をイヤというほど見せつけられ、正直言ってドン引きした。仕事以外で関わりたくない人種だと思った。
出動してから廊下を一人で歩いている時に、トド山さんに呼び止められた。「私、昨日は酔ってて、みかやんに迷惑かけたかも知れない。ふふふ」と含みのある笑い方をしたので驚いて顔を見ると、”してやったり!”というような底意地の悪い笑みを浮かべていたではないか。
勝手にライバル視されてイヤミ言われ続けても困るって。30過ぎて、ませた小学生みたいな嫌がらせや挑発は止めてよね。小学生の間で流行ってる恋のおまじないを大真面目にやってそうで怖いから。
そもそもトド山さんは酔ってなんかいなかった。一人で居酒屋に行って1万円分も酒を飲むような女が、昨日のあれしきの酒で酔うものか。しかも、昨日のトド山さんは男子社員間の徘徊で忙しくて酒を飲むどころではなかったハズだ。「酔ってて」だなんてよく言うよ。
昼休みは休憩室で大演説して喋り疲れたのか、トド山さんは「はあぁ。眠い」と言った後、大きな身体で大きく伸びをしてから「今日も夜のバイト休もう。疲れた」と言ったので、思わず$君と顔を見合わせた。
この女は、そんな理由でいとも簡単にバイトを休むんだ。ココでも随分と欠勤が多いけど、欠勤の理由はその程度のものなのかい?と呆れ返った。昨日だって夜のバイトを休んで歓送迎会に出席したのに、何を言ってるんだか。
二日酔いやらトド山さんのことやらで胸具合が悪くなった。
帰りにラブホの外で$君が私を待っていた。「昨日、みかやんは二次会に来なくて正解でしたよ。トド山が更に大暴走して男に媚びを売って歩いてて、見ていてムカついて酔いもさめましたから!」と$君は興奮して二次会のことを話してくれた。
$君「あのブタ、俺に”私こないだX君に誘われて飲みに行ってきたけど、$君からは誘って貰えなくて寂しいなぁ。$君はみかやんばっかりだもんねぇ”って言いやがったんですよ!X君に誘われただなんてホラ吹くわ、みかやんに嫉妬するわ、最低ですよ!X君に、そういう女だから気をつけるように言ってやって下さい」
みかやん「私が言ったらヤキモチ妬いてるみたいに思われそうだし、X君が判断することだからねぇ」
$君「だけど、X君が陰で馬鹿にされて笑われるんですよ。某社員さんもトド山の暴走ぶりを見て俺に”女もああなったらお終いだからよく見ておけ!そして将来間違ってもあんな女に引っかかるな”って言いましたし、イケメン氏は露骨に”トド山マジムカつく!”ってブチギレてましたからね」
みかやん「確かに一次会でも”女もああなったらお終いだ”って姿で見ていてイタかったし、今日だってかくかくしかじかで随分意地悪な人だなぁと思ったけど、X君的には気にならないのかも知れないし。だとしたら私とは価値観が違うってことで…」
$君「みかやんになんてことを!すみません。俺、トド山を殴っていいですか?」
みかやん「ダメです(笑)。ま、私はあんな低俗な女の挑発に乗ったりしないから大丈夫だよ。X君にはそれとなくメールしておくわ。$君、ありがとね」
夜のバイトを休んでまで張り切って歓送迎会に参加したのに、みんなに呆れられ疎まれ可哀相な女だとは思うが、私を巻き込まないでくれ!って感じ。周りの私達の方がよっぽど「疲れた」。
次回からは、トド山さんがどんな理由で欠勤しようとも、私はもう信じないと思う。
今日は、$君(10代後半・ギター少年)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。昨日の歓送迎会に出席した$君と私は二日酔いでヨレヨレだったが、酒豪のフロント・トド山さんだけは誰より元気で喋り倒していた。
酒が大好きで若い頃からホステス一筋で叩き上げてきただけのことは有るようだ。だけど、昨日はトド山さんに女の醜い部分や汚い部分をイヤというほど見せつけられ、正直言ってドン引きした。仕事以外で関わりたくない人種だと思った。
出動してから廊下を一人で歩いている時に、トド山さんに呼び止められた。「私、昨日は酔ってて、みかやんに迷惑かけたかも知れない。ふふふ」と含みのある笑い方をしたので驚いて顔を見ると、”してやったり!”というような底意地の悪い笑みを浮かべていたではないか。
勝手にライバル視されてイヤミ言われ続けても困るって。30過ぎて、ませた小学生みたいな嫌がらせや挑発は止めてよね。小学生の間で流行ってる恋のおまじないを大真面目にやってそうで怖いから。
そもそもトド山さんは酔ってなんかいなかった。一人で居酒屋に行って1万円分も酒を飲むような女が、昨日のあれしきの酒で酔うものか。しかも、昨日のトド山さんは男子社員間の徘徊で忙しくて酒を飲むどころではなかったハズだ。「酔ってて」だなんてよく言うよ。
昼休みは休憩室で大演説して喋り疲れたのか、トド山さんは「はあぁ。眠い」と言った後、大きな身体で大きく伸びをしてから「今日も夜のバイト休もう。疲れた」と言ったので、思わず$君と顔を見合わせた。
この女は、そんな理由でいとも簡単にバイトを休むんだ。ココでも随分と欠勤が多いけど、欠勤の理由はその程度のものなのかい?と呆れ返った。昨日だって夜のバイトを休んで歓送迎会に出席したのに、何を言ってるんだか。
二日酔いやらトド山さんのことやらで胸具合が悪くなった。
帰りにラブホの外で$君が私を待っていた。「昨日、みかやんは二次会に来なくて正解でしたよ。トド山が更に大暴走して男に媚びを売って歩いてて、見ていてムカついて酔いもさめましたから!」と$君は興奮して二次会のことを話してくれた。
$君「あのブタ、俺に”私こないだX君に誘われて飲みに行ってきたけど、$君からは誘って貰えなくて寂しいなぁ。$君はみかやんばっかりだもんねぇ”って言いやがったんですよ!X君に誘われただなんてホラ吹くわ、みかやんに嫉妬するわ、最低ですよ!X君に、そういう女だから気をつけるように言ってやって下さい」
みかやん「私が言ったらヤキモチ妬いてるみたいに思われそうだし、X君が判断することだからねぇ」
$君「だけど、X君が陰で馬鹿にされて笑われるんですよ。某社員さんもトド山の暴走ぶりを見て俺に”女もああなったらお終いだからよく見ておけ!そして将来間違ってもあんな女に引っかかるな”って言いましたし、イケメン氏は露骨に”トド山マジムカつく!”ってブチギレてましたからね」
みかやん「確かに一次会でも”女もああなったらお終いだ”って姿で見ていてイタかったし、今日だってかくかくしかじかで随分意地悪な人だなぁと思ったけど、X君的には気にならないのかも知れないし。だとしたら私とは価値観が違うってことで…」
$君「みかやんになんてことを!すみません。俺、トド山を殴っていいですか?」
みかやん「ダメです(笑)。ま、私はあんな低俗な女の挑発に乗ったりしないから大丈夫だよ。X君にはそれとなくメールしておくわ。$君、ありがとね」
夜のバイトを休んでまで張り切って歓送迎会に参加したのに、みんなに呆れられ疎まれ可哀相な女だとは思うが、私を巻き込まないでくれ!って感じ。周りの私達の方がよっぽど「疲れた」。
次回からは、トド山さんがどんな理由で欠勤しようとも、私はもう信じないと思う。
ラブホ484日目:波状攻撃
2007年9月21日 らぶほ211:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク10部屋+ベッド1
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と$君(10代後半・ギター少年)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。25日で退職する$君と出番がかぶるのは今日で最後だったので、是非一緒に組みたかったが叶わず、クジ引きは時に無情なものだ。
出動前、EさんとCさんとで辞めたフロント可愛い人の話をしていたら、トド山さんが「可愛い人って誰だっけ?」と口を挟み「あぁ!年配なのにフロント頑張ってたオバチャンね!」とのたまった。可愛い人と私が同い年だと知っていて、わざと言ってやがる。
自分も30過ぎててどんだけ若いと思ってんだか。お前がつまんない理由で度々休むから、私が老体にムチ打ってフロントをしなきゃなんないんだろうが!最近じゃ私がフロントを代行しても「すみません」の一言も無いし、”当たり前”とでも思ってんのかよ!
とは思ったが、低レベルなイヤミしか言えないような低俗な女の戯言は聞き流すことにした。この程度のことで、またしたり顔をしたいのであれば、どうぞご自由に。
私より多少若いってだけで、30過ぎのデブのオバサンが”若さ”を武器にしてる時点で、ちゃんちゃらおかしいから。
他にも、私がケロロ軍曹が大好きだと知っていながら「ケロロ軍曹ってどこが可愛いいんだか分からない」とか、本当にしょうもないイヤミをかまし続けてくれたけど、恥ずかしくないんだろうか?あまりに幼稚だ。
義務教育は受けたんですよね?と聞いてみたい。
朝から休憩室にデブが居て暑苦しいと思っていたら、今日の最高気温は31度で9月の30度超えは86年ぶりという記録的な暑さだったそうだ。
出動して廊下を歩いていると、部屋から赤いエプロンに水色のポリバケツ(風呂掃除道具セット)を持った女性が出てきた。Eさんも私も「休みのはずの#さんが、何故こんな時間にこんな所に居るんだろう?朝のA班で仕事をしていたのか?」と思い、確認の為に接近した。
ところが近くでよく見たら、赤いジャンパースカートに水色でビニールのトートバッグを持った女性客だったので、慌てて近くの非常階段へ避難した。
全く紛らわしい。つい先日も紺の上下服の男性客が紺のツナギの特掃氏に見えたり、黄色のポロシャツを着た女性客がフロントの女性に見えたり、何度お客様に「お疲れ様です」と言おうとしたことか…。
それもこれもココの廊下が薄暗いせいだけど、ラブホの廊下が煌々と明るいというのもどうか?と思うよね。
昼休みもトド山さんはテレビを見ながらEさんとCさんを相手に「バンドの追っかけも20代までだよね」等と話していたが、明らかにターゲットは私だ。こんな調子で、いちいち過剰反応していたらキリが無いぐらいのイヤミの波状攻撃を受けた。
どうやら、トド山さんは私に「いいトシして何やってんの?」と言いたいらしく「いいトシなんだからX君に関わらないでよ!」というのがメインのメッセージなのだろう。
私はここまで恥も外聞もなく形振り構わず必死になれるほどX君が好きなわけではない。これからもずっと大切にしたい大好きな男友達が他に沢山居る。でも、トド山さんにも優しい言葉を掛けてくれるのはX君しか居ないから必死なんだろう。気の毒な人だ。
トド山さんのように芸能人の離婚や不倫などスキャンダルに強い関心を持っている人は”周りから愛されている人に対する無意識の嫉妬”や”幸せな家庭を持つ人への妬み”が強いそうだ。
私は、X君に仲良くして貰ってきたし、$君には慕って貰えているし、夫も居る、年長のEさんやCさんにもそれなりに可愛がって貰えている。自分では「もうトシだし」と自信を無くしていたけど、30代前半の人にも妬まれるほど幸せな環境に居たってことじゃないか。
そんなふうに頭を切り換えよう。私は幸せ者だ。友人達によく「アンタほど幸せなオバサンも他に居ない」と言われていたことも思い出した。思い出させてくれてありがとう>トド山さん。
職場で偏屈王やトド山さんのような人と出会って不幸だと思っていたけど、妬まれて久しぶりに自分は幸せなんだと思えましたヮ。トド山さんのお陰です。陰ながらトド山さんの幸せを願わせていただきますヮ。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と$君(10代後半・ギター少年)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。25日で退職する$君と出番がかぶるのは今日で最後だったので、是非一緒に組みたかったが叶わず、クジ引きは時に無情なものだ。
出動前、EさんとCさんとで辞めたフロント可愛い人の話をしていたら、トド山さんが「可愛い人って誰だっけ?」と口を挟み「あぁ!年配なのにフロント頑張ってたオバチャンね!」とのたまった。可愛い人と私が同い年だと知っていて、わざと言ってやがる。
自分も30過ぎててどんだけ若いと思ってんだか。お前がつまんない理由で度々休むから、私が老体にムチ打ってフロントをしなきゃなんないんだろうが!最近じゃ私がフロントを代行しても「すみません」の一言も無いし、”当たり前”とでも思ってんのかよ!
とは思ったが、低レベルなイヤミしか言えないような低俗な女の戯言は聞き流すことにした。この程度のことで、またしたり顔をしたいのであれば、どうぞご自由に。
私より多少若いってだけで、30過ぎのデブのオバサンが”若さ”を武器にしてる時点で、ちゃんちゃらおかしいから。
他にも、私がケロロ軍曹が大好きだと知っていながら「ケロロ軍曹ってどこが可愛いいんだか分からない」とか、本当にしょうもないイヤミをかまし続けてくれたけど、恥ずかしくないんだろうか?あまりに幼稚だ。
義務教育は受けたんですよね?と聞いてみたい。
朝から休憩室にデブが居て暑苦しいと思っていたら、今日の最高気温は31度で9月の30度超えは86年ぶりという記録的な暑さだったそうだ。
出動して廊下を歩いていると、部屋から赤いエプロンに水色のポリバケツ(風呂掃除道具セット)を持った女性が出てきた。Eさんも私も「休みのはずの#さんが、何故こんな時間にこんな所に居るんだろう?朝のA班で仕事をしていたのか?」と思い、確認の為に接近した。
ところが近くでよく見たら、赤いジャンパースカートに水色でビニールのトートバッグを持った女性客だったので、慌てて近くの非常階段へ避難した。
全く紛らわしい。つい先日も紺の上下服の男性客が紺のツナギの特掃氏に見えたり、黄色のポロシャツを着た女性客がフロントの女性に見えたり、何度お客様に「お疲れ様です」と言おうとしたことか…。
それもこれもココの廊下が薄暗いせいだけど、ラブホの廊下が煌々と明るいというのもどうか?と思うよね。
昼休みもトド山さんはテレビを見ながらEさんとCさんを相手に「バンドの追っかけも20代までだよね」等と話していたが、明らかにターゲットは私だ。こんな調子で、いちいち過剰反応していたらキリが無いぐらいのイヤミの波状攻撃を受けた。
どうやら、トド山さんは私に「いいトシして何やってんの?」と言いたいらしく「いいトシなんだからX君に関わらないでよ!」というのがメインのメッセージなのだろう。
私はここまで恥も外聞もなく形振り構わず必死になれるほどX君が好きなわけではない。これからもずっと大切にしたい大好きな男友達が他に沢山居る。でも、トド山さんにも優しい言葉を掛けてくれるのはX君しか居ないから必死なんだろう。気の毒な人だ。
トド山さんのように芸能人の離婚や不倫などスキャンダルに強い関心を持っている人は”周りから愛されている人に対する無意識の嫉妬”や”幸せな家庭を持つ人への妬み”が強いそうだ。
私は、X君に仲良くして貰ってきたし、$君には慕って貰えているし、夫も居る、年長のEさんやCさんにもそれなりに可愛がって貰えている。自分では「もうトシだし」と自信を無くしていたけど、30代前半の人にも妬まれるほど幸せな環境に居たってことじゃないか。
そんなふうに頭を切り換えよう。私は幸せ者だ。友人達によく「アンタほど幸せなオバサンも他に居ない」と言われていたことも思い出した。思い出させてくれてありがとう>トド山さん。
職場で偏屈王やトド山さんのような人と出会って不幸だと思っていたけど、妬まれて久しぶりに自分は幸せなんだと思えましたヮ。トド山さんのお陰です。陰ながらトド山さんの幸せを願わせていただきますヮ。
ラブホ485日目:説教
2007年9月22日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク16部屋+ベッド1+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が早番、アニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)と私が遅番の勤務。
アニキに聞かれるまま、私の輝かしい(?)正社員時代の経歴を話した。エレガに始まり大抜擢に次ぐ大抜擢で女子社員憧れのエリート街道を突き進み、最後は支店の女子社員初の本店勤務を成し遂げた。
遠い目をしていたらアニキが猛然と「何故そのスキルを生かせる職に就かないんだ!栄転してきた人が何故こんな所に居るんだ!こんな所に埋もれてちゃダメだ!ここの班は特におかしい!」と怒り出した。
「こんな所と言うけど、ここで一緒に働いてる時点で私もみんなも同じじゃないの?」と答えたら、アニキは「こんな所をゴールと思っちゃダメだ!」とまた怒り、それからアニキの説教が止まらなくなった。
「トド山に何ヶ月も前から何着も服を貸したままだって?飲み屋で着る服が無かったにしろ普通は1回目の給料を貰ったら返すだろ。トド山は見た目もだらしない、男にもだらしない、勤務態度もだらしない、全てにだらしない女なんだ。あんな女にいい顔してたら、そのうち”金貸してくれ”って言われるぞ!」とのことだ。
アニキ「あの馬鹿女、X君にピザ奢ってる場合じゃないんだよ。服を返すのが先決だろ。俺は先週、X君に”ピザ食いに行ってもトド山に食われんなよ”と忠告したけど、どうなったんだか」
みかやん「X君だってトド山さんなんかに手を出すほど落ちぶれてないっていうか、女に不自由してないんじゃないの?」
アニキ「悪いけどX君はかなりの変人だよ。一緒に働いてトド山がどんな女か見抜けないって時点で馬鹿じゃん。ピザなんか食いに行って馬鹿丸出しだよ」
みかやん「X君はお育ちが良すぎて世間知らずな所が有るっていうか…」
アニキ「それとも小遣い稼ぎ?トド山なんかと出かけて、小遣い貰ってんじゃないの?」
そこへX君が部屋に入ってきた。
アニキは本人にも「X君てそんなに小遣い稼ぎしたい人?トド山なんかとピザ食いに行ったのも小遣い稼ぎでしょ?」と言った。私は慌てて「だからX君はお坊ちゃま育ちで世間知らずな所が…」と言ったが、X君は困った顔をしてコンビニボックスに商品の補充をして部屋を出た。
アニキはため息をついて「俺が言いたいのはX君はてんでガキで、みかやんが執着するような男じゃないってことだよ。あのガキにはトド山程度がお似合いさ。あの程度のガキにご執心だと、みかやんが物凄く安っぽい女に見えて損だって言いたいんだよ!」と言った。
そして「こんな所に長く居すぎて目が曇ったんじゃない?この班にはみかやんの精神レベルを上げてくれるような人も居ないし、朝のA班の人達と比べてあまりにも志が低いよ。空回りして疲れ切る前に真剣に転職を考えてみたら?」と言った。
最後に「服のこともトド山やX君のことも転職のことも、全部$君から聞いたよ。$君は”俺はガキで馬鹿で、みかやんにアドバイスなんて失礼だから、アニキからアドバイス的なことを言って貰いたい”って言ってたよ。X君なんかより$君の方が全然大人じゃん!」と教えてくれた。
アニキだって、どうでもいい相手ならここまでのことは言わないだろうし、口は悪いけどやっぱり悪い人じゃなくて良かった。幼い$君に心配かけてたことも気付かずに申し訳なかったけど、有り難くて涙が出そうだった。
アニキは”こんな所”と言うけど、あたしゃこの班で$君やアニキと出会えてホントに良かったよ。
感動しながら次の部屋へ移動したら、Uさんが一人でセットの練習をしていたので部屋を出た。EさんとCさんもその部屋へ入ろうとしたので「Uさんがセットしてた」と伝えたら、二人とも変な顔をして無言で立ち去った。
別の部屋へ移動すると、EさんとCさんが乱入してきて、口々に「なんでこのクソ忙しい時にあの馬鹿がセットしてるのさ!」「あんな馬鹿にセットなんか覚えきれないって!」「社員さんも何を考えてるんだか!」「メイクもままならない者にセットの練習させてどうすんの?」と大騒ぎだった。
私はこんなEさんやCさんを物凄く愛おしく感じた。$君やアニキとの別れも辛いけど、私がココを辞めてこの人達と別れるのも辛いかな?なんて思った。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が早番、アニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)と私が遅番の勤務。
アニキに聞かれるまま、私の輝かしい(?)正社員時代の経歴を話した。エレガに始まり大抜擢に次ぐ大抜擢で女子社員憧れのエリート街道を突き進み、最後は支店の女子社員初の本店勤務を成し遂げた。
遠い目をしていたらアニキが猛然と「何故そのスキルを生かせる職に就かないんだ!栄転してきた人が何故こんな所に居るんだ!こんな所に埋もれてちゃダメだ!ここの班は特におかしい!」と怒り出した。
「こんな所と言うけど、ここで一緒に働いてる時点で私もみんなも同じじゃないの?」と答えたら、アニキは「こんな所をゴールと思っちゃダメだ!」とまた怒り、それからアニキの説教が止まらなくなった。
「トド山に何ヶ月も前から何着も服を貸したままだって?飲み屋で着る服が無かったにしろ普通は1回目の給料を貰ったら返すだろ。トド山は見た目もだらしない、男にもだらしない、勤務態度もだらしない、全てにだらしない女なんだ。あんな女にいい顔してたら、そのうち”金貸してくれ”って言われるぞ!」とのことだ。
アニキ「あの馬鹿女、X君にピザ奢ってる場合じゃないんだよ。服を返すのが先決だろ。俺は先週、X君に”ピザ食いに行ってもトド山に食われんなよ”と忠告したけど、どうなったんだか」
みかやん「X君だってトド山さんなんかに手を出すほど落ちぶれてないっていうか、女に不自由してないんじゃないの?」
アニキ「悪いけどX君はかなりの変人だよ。一緒に働いてトド山がどんな女か見抜けないって時点で馬鹿じゃん。ピザなんか食いに行って馬鹿丸出しだよ」
みかやん「X君はお育ちが良すぎて世間知らずな所が有るっていうか…」
アニキ「それとも小遣い稼ぎ?トド山なんかと出かけて、小遣い貰ってんじゃないの?」
そこへX君が部屋に入ってきた。
アニキは本人にも「X君てそんなに小遣い稼ぎしたい人?トド山なんかとピザ食いに行ったのも小遣い稼ぎでしょ?」と言った。私は慌てて「だからX君はお坊ちゃま育ちで世間知らずな所が…」と言ったが、X君は困った顔をしてコンビニボックスに商品の補充をして部屋を出た。
アニキはため息をついて「俺が言いたいのはX君はてんでガキで、みかやんが執着するような男じゃないってことだよ。あのガキにはトド山程度がお似合いさ。あの程度のガキにご執心だと、みかやんが物凄く安っぽい女に見えて損だって言いたいんだよ!」と言った。
そして「こんな所に長く居すぎて目が曇ったんじゃない?この班にはみかやんの精神レベルを上げてくれるような人も居ないし、朝のA班の人達と比べてあまりにも志が低いよ。空回りして疲れ切る前に真剣に転職を考えてみたら?」と言った。
最後に「服のこともトド山やX君のことも転職のことも、全部$君から聞いたよ。$君は”俺はガキで馬鹿で、みかやんにアドバイスなんて失礼だから、アニキからアドバイス的なことを言って貰いたい”って言ってたよ。X君なんかより$君の方が全然大人じゃん!」と教えてくれた。
アニキだって、どうでもいい相手ならここまでのことは言わないだろうし、口は悪いけどやっぱり悪い人じゃなくて良かった。幼い$君に心配かけてたことも気付かずに申し訳なかったけど、有り難くて涙が出そうだった。
アニキは”こんな所”と言うけど、あたしゃこの班で$君やアニキと出会えてホントに良かったよ。
感動しながら次の部屋へ移動したら、Uさんが一人でセットの練習をしていたので部屋を出た。EさんとCさんもその部屋へ入ろうとしたので「Uさんがセットしてた」と伝えたら、二人とも変な顔をして無言で立ち去った。
別の部屋へ移動すると、EさんとCさんが乱入してきて、口々に「なんでこのクソ忙しい時にあの馬鹿がセットしてるのさ!」「あんな馬鹿にセットなんか覚えきれないって!」「社員さんも何を考えてるんだか!」「メイクもままならない者にセットの練習させてどうすんの?」と大騒ぎだった。
私はこんなEさんやCさんを物凄く愛おしく感じた。$君やアニキとの別れも辛いけど、私がココを辞めてこの人達と別れるのも辛いかな?なんて思った。
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