11:30-18:00 本メイク3.5部屋+クイックメイク22部屋+セット

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)と私の三人勤務。偏屈王が欠勤してSさん(10代後半・初バイト)がフロントになった。

出勤するとEさんと#さんで誰かの悪口に花を咲かせていたので「Cさんですか?」と尋ねると「いや”脳”の方(Uさん)さ」と教えてくれた。脳の方って!「22日にUさんがセットしてるって聞いて呆れてたら、次の日の日曜も夕方からセットしたんだって。有り得ないよね」とのこと。

「クソ忙しい時に、あんなドンくさい女にセットさせたからって何になるんだか。だったらメイクじゃ要らないからフロント専属にしてほしいわ。欠勤ばかりのトド山さんと偏屈王と三人で一人分ぐらいにはなるんじゃないの?」とEさんは怒りを露わにしていた。

#さんも#さんで「トド山さんが”私〜社員の二宮和也似氏に酒やめろ!って言われちゃったのぉ。えへへ”みたいに、照れ臭そうというか自慢げというか、酒が強いことを褒められたみたいに言ってたの。違う意味も含まれてることに気付いてないのよ。滑稽だったわ」と呆れていた。

他に、CさんがUさんに直接「なんでアンタなんかがセットしてたのさ?」と言ったことなど、私が2連休の間の出来事を一通り聞かされてから出動した。

本メイクの途中から、朝のA班の超ベテランさんと私が組むことになった。途中から合流したにも関わらず、狼狽える私に的確な指示をしてくれて、物凄く頭の回転の速い方なんだと深い感銘を受けた。

このような立派な超ベテランさんが居るから、朝のA班の皆さんは志も高く仕事ぶりも早くて正確で、しっかりとしたプロ意識を持っているのだろう。それに比べて我が班は…(萎)。いずれ私も超ベテランさんのようになりたいものだ。

本メイクをする部屋が無くなり、三人に戻ってクイックメイクを開始した。

最上階のとある部屋に入ると強烈なアシガ臭(ワキガの仲間の”アシガ”という病では?と思うほどの足の匂い)が漂い、ベッド脇のゴミ箱付近には剥がれたロウソクのロウが散らばっていた。

みかやん「#さん!これって先週と同じ人じゃない?」

#さん「この匂い…間違いなわよね。先週も確か火曜日よ!先週は日月火と3連チャンで最終日に酷い目に遭ったって覚えてるもの」

Eさん「えーっ?先週もなの?こんな臭い足の人に毎週来られたらイヤー!」

みかやん「この手のプレイは、やはりア○ファインでやってほしいですよね」

また、ベッドを組む前にタップリとファブリーズをした。

犯人は、和室好きで、SM好きで、ロウソクプレイの上級者で、火曜日が休みらしい、そして足が臭い。この人が罪を犯して当ラブホへ逃げ込んだとしたら、警察犬に頼らずとも、私達が嗅ぎ付けられるってぐらいの足の匂いだ。

そういや最上階に着いたとたん、何かが目にしみるような感じや、きな臭いような感じがした。この人達が徒歩で来たのか車で来たのか知らないが、同じ車に乗るのもはばかられるアシガ臭で、腐った靴をはいているのでは?と思った。

こんな時にファブリーズ除菌プラスや、リセッシュ除菌EXは有り難い。

私だったら、良い印象を残してラブホ従業員に覚えられるならともかく、酷い足の匂いでラブホ従業員に強烈な印象を残してしまうのは自分でもキツいと思う。

というか、この人は自分が強烈なアシガ臭の持ち主であると自覚しているのだろうか?他人事ながら、この酷いアシガ臭の持ち主が若くて可愛い女の子だったら…と思うと胸が痛んだ(合掌)。

16時で朝のフロントさんが帰って、フロントがSさん一人になり、17時から私がセットを手伝うことになったので「病弱な老フロントはもう要らないから、屈強な若者に加わってほしいよね…」と三人で嘆いた。

三人勤務でバテてはいたが、可愛いSさんの為、必死で手伝った。
11:00-17:30 点検19+セット+ルームサービス+コスプレ回収他

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とSさん(10代後半・初バイト)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)とA班の超ベテランさんの勤務。偏屈王が欠勤して私がフロントになった。

朝1でセットに入った部屋がとんでもなく荒らされていて、いきなりテンションが急降下した。ティッシュプレイなのか何なのか知らないけど、風呂も洗面所もトイレもティッシュだらけでウンザリだ。風呂で濡れたティッシュを拾うのはキモいので勘弁してほしい。

やれやれと部屋へ戻ると、テーブルの上もティッシュだらけで、それはまるで”何か”を隠しているかのようだった。心の中で「ゲ□じゃありませんように」と唱えながら恐る恐るティッシュを片付けるも何も無かった。このお客様が何をしたかったのか意味が分からない。

次にセットに入った部屋は、ビールの空き缶だらけだった。浴室、露天風呂、サウナ、洗面所、トイレにまで空き缶が転がっていて、その数は全部で18缶。いっそ1ケース背負って来れば良かったのに。

次の部屋はもっとタチが悪くて、テーブルの上にお茶のペットボトルが9本ほど有り、全て銘柄違いで殆ど飲み残されていた。飲み残しの中身を捨ててペットボトルを回収するが、9本とも蓋が固く閉められていて、蓋を開けて捨てるのに難儀した。きき茶のようなことは家でやって下さい。

そんなこんなでサクッとセットが済む部屋には当たらず、拾いまくり、集めまくり、捨てまくりで悪戯に時間が掛かった。

ようやく昼休みになったが大変なことに気付いた。今日は昼寝メンバーだ。

こないだアニキに「B班の何が不思議って昼休みに寝るって感覚が俺には分からないよ。”頭ん中、空っぽです”って言ってるようなもんだよね。実際そんなメンバーだけどさ」と言われ、「でしょう!私も信じらんない」と答えたけど、A班の超ベテランさんの前で昼寝は失礼だ。

これは困った。なんとしても頭からっぽの皆さんを起こしておかねば!と思ったが、フロント電話番姉さんも合流し、A班の超ベテランさんを中心に皆で賑やかに談笑出来て良かった。

途中、昨日で退職した$君が菓子折を持って来てくれたが、ホントに菓子折だけ置いて帰ってしまい、ろくに話も出来ず寂しかったが$君も照れ臭かったのだろう。

昼休み明けにセットをしていると「8××号室のコスプレ回収をお願いします。コスプレ2点です」とフロントから電話がきた。回収に行って手渡されたのは警察官とセーラー服の衣装だった。

何て言うか…警察官とセーラーって、嫌でもシチュエーションが浮かんでくる組み合わせじゃありませんかい?私あたりは嫌ではないので、2点の衣装を手にした瞬間から妄想しまくりで、妄想内容については多分あなたと同じようなものと思うので割愛しますが悪しからず。

またコスプレ回収の連絡が入ったのでワクワクしながら行ってみると、ナースの衣装1点のみだった。それはそれでいいんだけど、どうせなら男性にも手術着や白衣のコスプレをして欲しかった。タダなんだから借りちゃえばいいのに…。あ、ナースと患者の設定だったのかもね。

夕方、点検をしていると、部屋と洗面は綺麗で風呂とトイレがドロドロの部屋に当たり、その隣の部屋は逆に風呂とトイレはピカピカで部屋と洗面がめちゃめちゃなのが目立った。明らかにドロドロでめちゃめちゃなのはUさんの仕業だ。

UさんがA班の超ベテランさんのスピードについていけるわけがない。

それでもUさんはUさんなりに必死だったのだろう。今日だけは目をつぶることにして、Uさんの後始末をして回った。

Cさんチームが16時で早帰り、A班の超ベテランさんチームも16時半で早帰りになり、一人寂しくセットをして回ったが、そんな私も17時半で早帰りになった。
11:30-16:00 クイックメイク15部屋

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と私の勤務。

私以外は先日の歓送迎会に出なかったメンバーなので、トド山さんは皆が何も知らないとでも思ったのか大はしゃぎだった。やはりトド山さんはシラフでも大暴走出来る人だ。実際のところ本当に何も知らないのはZさんだけだろうに。

Zさんがクルマの免許を取ったと聞きつけて、トド山さんは「ドライブに連れてってよ〜。一緒に逆ナンドライブに行こ〜!逆ナンドライブ〜!絶対、Zさんと行きたい!逆ナンドライブ〜」と騒いでいて、ブ〜ブ〜うるさかった。

そりゃ美形のZさんと逆ナンしたら成功率は高いだろうけど…(以下自粛)。

トド山さんの大はしゃぎにつられたのか、出動するとUさんが妙なテンションで私に絡んできて、これがなかなか…(以下自粛)。

こんな時は自分の世界に入るしかない。ゴー!イントゥマイワールドだ。

アニキと私はエログロい話ばかりしているわけではなくて、真面目な話もしていて、真面目モードのアニキから「精神レベル」という言葉が度々出てきた。そう言えば我が家に精神レベルについて書かれた本が有ったはず…と発掘して読んでみた。

前回は、どうも宗教色を感じてあまり真剣に読んでいなかったけど、再読してみると宗教とは何ら関係が無いということが、あちらこちらに書かれていたので(最初によく読めよ>自分)安心したが、かなり身につまされる内容だった。

なぜ私はこうも次々と愚鈍さんやら偏屈王やらトド山さんやら、とんでもない輩と出会ってしまうのか?

その本によれば…精神レベルの低い人は、小さなことにいちいち腹を立てて文句ばかり言っていたり、愚痴っぽい生活をしているから、愚痴を言いたくなるような状況を呼び寄せてしまうわけで、自分の身に起こる嫌なことは全て自分の精神レベルの低さが引き寄せている…とのことだ。

あたしゃどんだけ精神レベルが低いんだか。分かってはいたけど、活字になっているのを見ると本当に目にしみたというか身にしみたというか…。というわけで今日は”(以下自粛)バージョン”で。

精神レベルが上がれば、イヤな奴のイヤな部分を見ないで済むそうなので、目の前のUさんにも腹が立たなくなったところをみれば、これでも多少は精神レベルが上がっているのだろう…と自分で自分を慰めてみた。

アニキは「こんな所」とか「この班には精神レベルを上げられるような人が居ない」というけど、精神レベルは自分で上げられるものらしいよ。でも、今度アニキに会ったら、前回の説教のことも含めて「いろいろなことに気付かせてくれてありがとう」とお礼を言おう。

昼休み、何を思ったのかZさんが「トド山さんて篠原涼子に似てますよね?」と言い、誰も返事が出来なかった。私は飲んでいたコーヒーが鼻から出そうになるし、ウトウトしていたUさんは驚いて顔を上げ、Cさんはポカーンとしていた。Zさんたら、今日はコンタクトを忘れたんだろうか?

Zさんは遙か彼方の物凄く高い精神レベルのお方らしい。あやかりたいものだ。

夕方、使用済みダスターを置きにエレベーターホールへ走っている途中、20代前半の女性客が一人で歩いてきたので、慌てて身を隠した。怖いことに、その女性は薄暗い廊下を一人で喋りながら歩いていたが、途中でハッとしたように後を振り返り「あれ?まー君?まー君!こっちだよ!」と叫んだ。

少しの間の後”まー君”らしき男性が現れたが、”まー君”は杖をついたお爺さんだった。
今日は、前歯の差し歯4本の交換で19080円。

前回までと合わせて106200円也。遂に歯医者代が10万円突破(泣)。年明けに医療費の確定申告をしなければ…。
ラブホ489日目:転倒
11:00-18:00 点検24+セット+ルームサービス+回収他

今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と#さん(60代前半・元美容師)と萌えさん(10代後半・超美形)が早番、Uさん(30代後半・悪霊憑き)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が遅番の勤務。トド山さんが転んで欠勤して、私がフロントになった。転んで欠勤て…。

どうせ場末のスナックで働いた後、うだつの上がらないオッサンと飲みに行って転んだんだろうさ。あんな巨体でフラつかれたら誰も助けられないもんね。分厚い肉や脂肪がクッションになって怪我とは無縁そうだけど、身体が重い分ダメージも大きいんだろうさ。あそこまで太った経験が無いから分かんないけどね。

そんな酔っぱらいの代わりにフロントだなんて冗談じゃないわよ!と思いながら、急いでセットをしていたら、ふいに身体が宙に浮いた後、床に叩き付けられるように落下した。

足の裏に泡がついたまま浴室入口の段差を下りたところで、思いっきり滑って転倒した。咄嗟に頭をかばい、右手首と肘の中間点を浴室の段差にイヤというほど打ち付け、見る見る間に青く腫れ上がってきた。

心の中でトド山さんを口汚く罵ったのが災いしたのだろう。右半身全部痛い。フロントへ行ったが湿布は無く、社員の二宮和也似氏に冷えピタを渡され、それを腕に貼った。

昼休みに$君にメールしたら「気をつけて下さい、それはトド山の祟りか呪いですよ。俺も23日はアニキの呪いで40度の熱が出て欠勤しましたから(笑)」とのことだ。トド山さんには気をつけよう…祟られる(汗)。

$君のお気に入りだったA班の萌えさんが今日からB班に加わり、退職した$君とは擦れ違いになってしまって残念だ。茶化そうと思ってたのに。

16時から物凄く忙しくなったが、フロントはX君と私だけ。私は右半身が痛くて思うように働けずに焦っていたら、天の助け!社員になった特大氏がセットや点検をして下さった。いつも、もう無理!と思った時に救世主のように現れて助けてくれるので本当に有り難い(感涙)。

特大氏やX君に老体を労られ、今日も何とか勤め上げることが出来た。帰ろうとした時にC班の金髪お姉様に呼び止められた。

「おたくの班に新しいフロントの人、入ったの?」と聞かれ、「いえ」と答えるや否や「先週の土日、酷い目に遭ったわ!モニターは点いてない、風呂のお湯は抜けてない、ポットにお湯は入ったまま、クソ忙しい土日に酷い目に遭ったわ!」と苦情を捲し立てられた。

金髪お姉様は自分の怒鳴り声に興奮するタイプなのか、更に「モニターつけてないって、おたくの班じゃ節電のためにモニターつけないの?うちの班は困るんだわ!」とギャーギャーで、みんな遠巻きに私達を見てる。

同じことをワイワイと言われ、私は飽きてきた(爆)。怒鳴られてはいるが、先週の土日は私はフロントをしていないので、どこか他人事のようにノラリクラリとかわすことが出来たが、この話いつ終わるんだろ?と思ったその時、C班のトシは若いがベテランメイクさんが駆けつけて下さった。

若いベテランさんは、金髪お姉様に「Bフロントに髪の毛クルクルの桑マンみたいなオッサン居るでしょ?あのオッサンが出番の時、そーゆーこと多いよ」と言って下さり、その一言で金髪お姉様も納得されたようなので、その隙に逃げ帰った。

C班の若いベテランさんは、いつも愛想が良く、とても謙虚で素敵な方だとは思っていたが、思いがけず助けていただいて感激した。偏屈王は確かに桑マン風ではあるけど(特に髪型)、あの偏屈王に似てると言われちゃ桑マンがちょっとお気の毒な気が…。

帰りのロッカーでは、Uさんが「これ肌色で気持ち悪い湿布なんですけど、良かったら使って下さい」と湿布一袋をくれた。

アクシデントは有ったものの、みんなに助けられて良い一日だった。

で、帰りに大変なことに気付いた。先週の土日といえば、Uさんが夕方からセットをしていたではないか。誰の仕業?と思ったらUさんだ(萎)。
Y君のバンドのライブが有るので、仕事の帰りにVINNIE’S BARへ。

夫、退職した$君、YUYAの元カノちゃん、Y君の元同僚ちゃんと酒を飲みながらライブを楽しんだ。

先日、トド山さんに「バンドの追っかけも20代までだよねぇ」とイヤミを言われたけど、私にはバンドをやってる友人が多いだけで、別に追っかけではないし、マキシマムザホルモンやELLEGARDENは大好きだけど、特に追っかけてもいない。バンド好き=追っかけという短絡的な発想はやめてほしいものだ。

しかも、今回は$君が「今日は演歌の人のライブもあるんですか?(笑)」と言うぐらい客の年齢層が高く、ディープパープルのコピーバンドが出演したせいか、50代〜60代のお洒落で若々しく素敵なオジサマ&オバサマもチラホラ居た。音楽に年齢は関係ないと思うんですよ>トド山さん。

嗚呼それなのに、そん時のトド山さんは「スマップとか氷川きよしの追っかけのオバチャンてホントみっともない」と言いやがって、自分もオバでありながら全国のオバ連を敵に回しやがったよ。知〜らないっと。

そんなことを考えていたら、$君に「それがトド山の祟りですね!」と腕を掴まれた。痛いから(笑)。

そういう$君も退職前の23日の早朝5時に「熱が40度あります。死にそうです。今日は最後にアニキとペアだったのに出勤できそうもありません。アニキの祟りです」とメールをくれて、その日は欠勤した。その風邪が治っていないのか酷い咳をしていた。

初対面のY君の元同僚ちゃんは、Y君と一緒に”CIA”という会社に勤めていたそうで、「あのホワイトハウス直属のアメリカ中央情報局にお勤めだなんて!」とか「いつもY君のライブは盗聴してたんでしょ?」とか「実は今も諜報活動中なんでしょ」などと言って茶化してしまった。

違う違う。今日は、ちゃんと$君にお礼とお別れを言おう!と思ってたんだった。酔わないうちに、しっかりと$君の手を握り「$ちゃん、言葉にならないぐらいいっぱい…ありがとね!いつも一番の私の味方で居てくれて嬉しかったよ。東京でも頑張ってね!」と言った。

危うく泣きそうだった。

$君は「俺の方こそお世話になりっぱなしで…。育てて貰って感謝してます。何にも出来ませんでしたけど…なんか食って下さい(笑)」とタコライスをご馳走してくれた。いやいやいや、奢られてどうするよ私。全く面目ない。

YUYAの元カノちゃんは、我が家の近所に引っ越してきたそうで「今度ゆっくり遊ぼうね」と固い約束を交わした。Y君のバンドの出番まで時間があったので、いろんな人といろんな話が出来て良かった。

Y君のバンドは前回で最年少ギタリストが抜けて5人編成になり、コーラスの迫力は欠いたものの、トリにふさわしいクールなバンドになっていて、我が友人のバンドながら圧巻という感じだった。

帰りは、$君とYUYAの元カノちゃんと夫と4人でタクシーに乗り込み、途中まで$君を送った。$君とはホントにこれでお別れで寂し〜くなった。
11:00-18:00 点検15+セット+回収+ルームサービス+ダスター上げ他

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と#さん(60代前半・元美容師)の勤務。Aフロントさんがお休みで私がフロントになった。

出動前の休憩室で欠勤明けの偏屈王が「メイクさん、今日はゆっくりやって下さい。私、身体がダルくて動けないんで…」と言ったが、EさんもCさんも思いっきり丸無視だった。

タイムカードを押して無言で引き継ぎ帳を読んでいた偏屈王に、社員の二宮和也似氏が「風邪はもう大丈夫なんですか?」と声を掛けたら、偏屈王はムッとして「私、風邪じゃないですよ!疲労です!肝臓からくる疲労です!(怒)」と答え"肝臓悪いんだ自慢"をしていた。

というか、欠勤明けなのに「すみません」とか「ご迷惑おかけしました」って一言が無いから、こうなるんじゃないの?学生が学校休んだのと違うんだからさ。それとも「俺は肝臓が悪いのに働いてやってるんだ」とでも思ってるんだろうか。

X君と出動してエレベーターの中で「偏屈王の奴、EさんにもCさんにもスルーされてたよね」と言って、二人で大笑いした。

途中、忙しくなったのでEさん&Cさんのチームに手伝いに入ると、Eさんが今朝の偏屈王丸無視の話を振ってきた。

みかやん「あの後、X君と大笑いしましたよ。二人ともカッコ良かったです」

Eさん「自分がダルいからゆっくりやれって何様さ?休んで出てきて”すみません”の一言も無いもんね。メイクからSさんやみかやんをフロントに取られて、うちらだって忙しい思いするのに」

Cさん「このクソ忙しい時にゆっくりなんてやってられないべさ!冗談でないわ!偏屈王が”すみません”も言わないから、馬鹿なトド山も真似して言わないもね!三人勤務ばっかりで、わちなんかクタクタだわ!」

みかやん「ホントさ。学生が学校休んだのと違うよね。なんぼ無能でも頭数に入れられてるんだから、仕事に穴を開けたら”すみません”ぐらい言えって」

Eさん「身体が悪い、休んで当たり前って思ってるんだったら辞めてほしいわ。身体も頭も悪い人に無理して来てくれ!なんて誰も頼んでないからね!辞めてゆっくり身体と頭を治せばいいんだわ!ホントにもう…」

Eさん&Cさん「冗談じゃないわ!」

みかやん「あはは!もう笑わせないでくださいよ。あ…こないだX君に”偏屈王ってメイク中の部屋の前で立ち聞きしてるから気をつけた方がいいよ”って言われたんですよ。気をつけなきゃ!」

Cさん「普通じゃないと思ってたけど、立ち聞きまでしてるのかい?最低だべさ!あの男だら本当に腐ってるもね!本当のクズだわ。終わってるべさ!」

Eさん「聞こえたっていいよ、本心だもん!だけど…立ち聞きだなんて、ますます気味が悪いわ。本物の変質者じゃないの?あぁなったらもう人間辞めた方がいいわ!」

その部屋を出るまでEさんとCさんは「クズオヤジ」だ「人間失格」だと怒っていた。

私は昨日転倒して腕と首と腰が痛い。泣く泣くダスター上げやセットバッグ上げをしていたら、X君が飛んで来て手伝ってくれた。有り難いことだ。私もX君やAフロントさんに何か有ったら全力でお手伝いさせて頂こうとは思うが、偏屈王やトド山さんに対しては、そんなふうには思えない。

これじゃイカンよね。私ったら人間が小さいよ。

痛む手を震わせながらルームサービスやら貸し出しのコスプレを客室へ届けに行ったら、今日は殆どのお客様がニッコリと「ありがとう♪」と言って下さった。

ラブホの裏側は物凄くドロドロしてるけど、そんなことは当然お客様には関係のないことで、偏屈王のことを考えていてイヤなオーラを発していただろう私を「ありがとう」という言葉が救ってくれた。

最後に偏屈王とX君と私の三人で協力して大量のセットバッグ作りをして仕事を終えた。無言だったけど…。

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