今日は休み・Sさんからメール
2002年12月8日 らぶほ1朝9時にホテルQを出て昼の会社へ直行する。Oくんが10時開店の100均へ行くのに少し時間が早いので、遠回りして私を会社へ送ってから100均へ行く事になった。ホテルQから昼の会社までの道のりをOくんと歩いた。
Oくん「I氏とNさん、フロントKさんにまで”ラブラブ”だって言われてましたね」
みかやん「フロントKさんは女ながらフロント陣の中で一番偉い人なのに、I氏もNさんも、Kさんそっちのけで話してるんだもん。Kさんもびっくりしたんじゃない?」
Oくん「あれじゃ誰がどう見たってラブラブっすよね〜」
みかやん「あのNさんがメロメロなんだもん。私も驚いたよ」
ホテルQと昼の会社はそう離れていないので、歩いていると昼の会社が見えてきた。
みかやん「あそこが昼の会社なんだ」
Oくん「えっ?あんないい会社に勤めてるのに夜も働いてるんっすか?」
みかやん「正社員だったけど辞めて今はパートだから稼ぎが全然違うよ」
Oくん「それにしても、俺はこれから帰って一眠りしてから夕方のバイトっすけど、寝ないで5時半まで仕事って辛くないっすか?」
みかやん「辛いよ〜。デスクワークだから眠くなるもん。事情があってすぐには辞められないけど、昼の仕事を辞めて私も夕方から4〜5時間の仕事に変わりたいよ」
Oくん「じゃ夕方から俺のバイト先に移ればいいじゃないすか!一緒に働きましょう」
みかやん「いずれそうしたいよ。その時は世話してね。ほんじゃ”頑張れ”って言って」
Oくん「みかやん!頑張れ!行ってらっしゃーい!」
仕事を終えて帰宅後うとうとしていたら、携帯のメール着信音が聞こえた。タイトルは”○○ちゃん”(私の名字)だ。友達の殆どが年下君なので私の名字に”ちゃん”を付けて呼ぶような人はいない。イヤな予感がしたら案の定、恐れいたSさんからのメールだった。
「○○ちゃん!Sです。寝ていたらごめんなさいね、皆さんの顔見ないと寂しいなホテルPに行っても話し相手いないし、でも頑張りますねあのね、中間さんに頼んでた事があって連絡したいんですけど仕事の出番だけ聞いて携帯の番号聞くの忘れてしまいましたよかったらメール教えてもらえませんかお願いします。返事待ってまーす。今日仕事?」
一気に目が覚めた。しかしヒトサマのメアドを勝手に知らせるわけにいかないので、慌てて中間さんへメールした。
みかやん「Sさんから”用事があるから中間さんのメアドを教えて”ってメールが来たんだけど、知らせていいかな?」
中間さん「え〜っ!そんなぁ!でも確かに用事があるんだった(-_-;)。とりあえず知らせてやってください」
みかやん「了解です」
言葉を選びながらSさんへ返信するのに凄く時間がかかったが結局あっさりと
「中間さんのメアドです。○○○○@××××。今日も仕事です。頑張ります!」
と返信した。正直に「今日は休みです」と返信したらメール攻撃をされそうなので、嘘をついてしまった。
すぐにOくんへメールした
みか「ひいぃ〜。Sさんからメール来たよ!みんなの顔見れなくて寂しいって(@_@)」
O君「お陰様で俺は無事です。100均でみかやんに名刺入れを買いましたよ♪」
みか「わーい!ありがとう!楽しみにしてるね♪」
O君「まぁ100均ですけどね(;^_^」
Sさんからのメールでドッと疲れたので寝ようとしたら専属美容師君からメールがきた。
美容師「みかやん 元気か やらんとあかんな くせ まづい 危険だ わー 伏せろ 何でだべ バイトやってんの まんづまんづか」
みか「まんづまんづだよ!バイト楽しいよ。そうそうかなりクセまづい。ストパーかけて」
美容師「みかやん 元気だね 盛り上がり だな ところで 若いの 食ったか (^ヘ^)v やらかし みかやん」
みか「なんて事を!食うわけないでしょ!美容師と違うもん!23才の子の前に老いた身体は晒せないって!(;^_^A 」
いつも思うが専属美容師君は私の事を曲解しているようだ。前回会った時も・・・
美容師君「最近はOって奴の話ばかりだね。そいつが今一番のターゲットなのかい?」
みかやん「変な言い方しないでよ!私がいつも男を狙って歩いてるみたいじゃない!」
美容師君「だって親友君とか酒屋の若旦那の話がでなくてOって奴の話ばっかりだよ」
みかやん「だって最近は誰にも会ってないんだもん。会うのはO君くらいだもん」
専属美容師君の事を思い出して更にドッと疲れた。
Oくん「I氏とNさん、フロントKさんにまで”ラブラブ”だって言われてましたね」
みかやん「フロントKさんは女ながらフロント陣の中で一番偉い人なのに、I氏もNさんも、Kさんそっちのけで話してるんだもん。Kさんもびっくりしたんじゃない?」
Oくん「あれじゃ誰がどう見たってラブラブっすよね〜」
みかやん「あのNさんがメロメロなんだもん。私も驚いたよ」
ホテルQと昼の会社はそう離れていないので、歩いていると昼の会社が見えてきた。
みかやん「あそこが昼の会社なんだ」
Oくん「えっ?あんないい会社に勤めてるのに夜も働いてるんっすか?」
みかやん「正社員だったけど辞めて今はパートだから稼ぎが全然違うよ」
Oくん「それにしても、俺はこれから帰って一眠りしてから夕方のバイトっすけど、寝ないで5時半まで仕事って辛くないっすか?」
みかやん「辛いよ〜。デスクワークだから眠くなるもん。事情があってすぐには辞められないけど、昼の仕事を辞めて私も夕方から4〜5時間の仕事に変わりたいよ」
Oくん「じゃ夕方から俺のバイト先に移ればいいじゃないすか!一緒に働きましょう」
みかやん「いずれそうしたいよ。その時は世話してね。ほんじゃ”頑張れ”って言って」
Oくん「みかやん!頑張れ!行ってらっしゃーい!」
仕事を終えて帰宅後うとうとしていたら、携帯のメール着信音が聞こえた。タイトルは”○○ちゃん”(私の名字)だ。友達の殆どが年下君なので私の名字に”ちゃん”を付けて呼ぶような人はいない。イヤな予感がしたら案の定、恐れいたSさんからのメールだった。
「○○ちゃん!Sです。寝ていたらごめんなさいね、皆さんの顔見ないと寂しいなホテルPに行っても話し相手いないし、でも頑張りますねあのね、中間さんに頼んでた事があって連絡したいんですけど仕事の出番だけ聞いて携帯の番号聞くの忘れてしまいましたよかったらメール教えてもらえませんかお願いします。返事待ってまーす。今日仕事?」
一気に目が覚めた。しかしヒトサマのメアドを勝手に知らせるわけにいかないので、慌てて中間さんへメールした。
みかやん「Sさんから”用事があるから中間さんのメアドを教えて”ってメールが来たんだけど、知らせていいかな?」
中間さん「え〜っ!そんなぁ!でも確かに用事があるんだった(-_-;)。とりあえず知らせてやってください」
みかやん「了解です」
言葉を選びながらSさんへ返信するのに凄く時間がかかったが結局あっさりと
「中間さんのメアドです。○○○○@××××。今日も仕事です。頑張ります!」
と返信した。正直に「今日は休みです」と返信したらメール攻撃をされそうなので、嘘をついてしまった。
すぐにOくんへメールした
みか「ひいぃ〜。Sさんからメール来たよ!みんなの顔見れなくて寂しいって(@_@)」
O君「お陰様で俺は無事です。100均でみかやんに名刺入れを買いましたよ♪」
みか「わーい!ありがとう!楽しみにしてるね♪」
O君「まぁ100均ですけどね(;^_^」
Sさんからのメールでドッと疲れたので寝ようとしたら専属美容師君からメールがきた。
美容師「みかやん 元気か やらんとあかんな くせ まづい 危険だ わー 伏せろ 何でだべ バイトやってんの まんづまんづか」
みか「まんづまんづだよ!バイト楽しいよ。そうそうかなりクセまづい。ストパーかけて」
美容師「みかやん 元気だね 盛り上がり だな ところで 若いの 食ったか (^ヘ^)v やらかし みかやん」
みか「なんて事を!食うわけないでしょ!美容師と違うもん!23才の子の前に老いた身体は晒せないって!(;^_^A 」
いつも思うが専属美容師君は私の事を曲解しているようだ。前回会った時も・・・
美容師君「最近はOって奴の話ばかりだね。そいつが今一番のターゲットなのかい?」
みかやん「変な言い方しないでよ!私がいつも男を狙って歩いてるみたいじゃない!」
美容師君「だって親友君とか酒屋の若旦那の話がでなくてOって奴の話ばっかりだよ」
みかやん「だって最近は誰にも会ってないんだもん。会うのはO君くらいだもん」
専属美容師君の事を思い出して更にドッと疲れた。
ラブホ奮戦記67日目:チェキ!
2002年12月7日 らぶほ10:00-9:00 11室掃除
今日はNさんとOくんとの勤務。いつもなら目も合わせず無愛想に「おはようございます」と言うNさんが、今日はちゃんと目を合わせて「おっはよー!」と言ってくれた。見るとサイババのヘアスタイルを無理矢理真ん中から分けて、両サイドで髪を結んでちょっぴりラブリーなヘアスタイルになっていて、満面の笑みだ。正直言って怖かった。
午前1時少し前にフロントI氏が出勤してきて、C班の人達と私達三人に「おはようございます」と言ったので、いつもどおり全員で「おはようございます」と言った。いつもならこれで終わるのに、Nさんは今まで聞いた事もないような甘えた声で「Iさぁん♪」と呼び止め、振り返ったI氏に会心の笑顔で「おはようございますぅ♪」と言った。
Nさんに個別に挨拶を求められたI氏は、Nさんへ近づいて「おはようございます。Nさん、今日も宜しくお願いします」と言ってペコリと頭を下げた。「いやぁん。なんもさぁ〜。こちらこそ宜しくぅ」と言って片手で顔を隠し片手でI氏の肩をバンバン叩きまくるNさんだった。Nさんの照れた様子に訳が分からずただ呆然とする私とOくんだった。
仕事中は滅多に話をしない人なのに、仕事中もしきりに私やOくんに話しかけてくれて、些細な事にもコロコロ笑って明らかにNさんの様子がいつもと違った。Nさんと私がベッドを組んだ時、しみじみと語り始めた。
Nさん「今日から暫くSさんがいないと思ったら、こんなに大らかな気持ちで働けるんだもんね。こごで働くようになって仕事が楽しいと思ったの初めてだよ。職場だがらSさんに合わせるしかなくて、先輩としてあんただぢをかばってやれなくてSさんを助長させてしまったよ。悪かったね。これからはあんただぢを守る為ならわちは誰とでも戦うからね」
みかやん「いつもNさんは私達をかばってくれてましたよ。悪かったなんて言わないで下さいよ〜」
Nさん「あんただちは見てで気持ちいい程一生懸命だったからね。これからはいい先輩になるよ。残った4人で力を合わせていい仕事するべし!」
みかやん「はいっ!」
晴れがましいような気持ちで控え室へ戻った。回収してきた名刺を整理していたらC班の人の名刺入れの中に、ミッキーマウスの縁取りのチェキで撮った写真が入っていた。怪しい物が写っている気配がしたが一瞬何かわからなかった。
みかやん「Oちゃん、これ何だろ?」
Oくん「うわぁ!こっコレは女の人のアソコのドアップじゃないすか!ほらっここに爪が写ってるから女の人本人がアソコを広げてるんっすよ!ひえぇ〜」
Nさん「なんだって!どれっ!うわぁ〜。でもこれYさん(C班のリーダー推定年齢55才)の名刺入れに入ってたけど、まさかYさんのアソコでないべね。あはははは」
みかやん「まさかっ!Yさんは今日お休みですよ。C班の人が客室から回収してきてふざけてYさんの名刺入れに入れたんじゃないですかねぇ」
Oくん「せっかく撮ったのにお客さんが忘れて帰ったんすか。もったいないっすね。それとも見てくれ!と言わんばかりにわざと置いて帰ったんでしょうか?」
みかやん「見てくれ!と言うにしちゃ汚いよ。忘れ物じゃない?」
Oくん「みかやん、あたしのはもっと綺麗よ!って言いたいんすか?」
Nさん「そう、わちのはもっと綺麗。あはは」
Oくん「使い込んでるとこんなモンじゃないすか?ピンサロの姉ちゃん達もこんな感じっすよ」
みかやん「えっ?ピンサロってそーゆーの見れる所なの?」
Oくん「入れる以外は何でもOKなんでシックスナインもアリっすよ」
みかやん「子供はそーゆー事、言わないの!」
・・・・・と話している所へフロントI氏がやって来た。
フロントI氏「Nさん、それは何ですか?」
Nさん「やややや、やややや、なんも何でもないよ。うふふふ。それよりIさん!わちの休みの為にいろいろ手を尽くしてくれたそうで。ありがとございましたぁ。今度何かお礼させて下さいねぇん」
Nさんは12月23日に休みの希望を出していたが、フロントM氏の手違いで23日に仕事が入ってしまった。それをフロントI氏が会社と私とOくんに言って、無事にNさんが休めるように手配した。結局、私とOくんが休みを変わる事になったが、一度決まった休みを変更するのはかなり面倒な事らしい。
それを新人のフロントI氏がやってくれた事にNさんは感激したようだった。見るとNさんがしきりにフロントI氏にラブラブ光線を放っていたので、Oくんと私はそっとその場を離れた。
Oくん「Nさん、I氏に惚れたんでしょうかね?ラブラブっす」
みかやん「なんかいい感じだよね。私、照れちゃった」
Oくん「俺と話する時のNさんとは全然違いますよ」
みかやん「NさんったらI氏にメロメロなんだもん」
静かにNさんとフロントI氏のラブラブぶりを見守る私とOくんだった。
今日はNさんとOくんとの勤務。いつもなら目も合わせず無愛想に「おはようございます」と言うNさんが、今日はちゃんと目を合わせて「おっはよー!」と言ってくれた。見るとサイババのヘアスタイルを無理矢理真ん中から分けて、両サイドで髪を結んでちょっぴりラブリーなヘアスタイルになっていて、満面の笑みだ。正直言って怖かった。
午前1時少し前にフロントI氏が出勤してきて、C班の人達と私達三人に「おはようございます」と言ったので、いつもどおり全員で「おはようございます」と言った。いつもならこれで終わるのに、Nさんは今まで聞いた事もないような甘えた声で「Iさぁん♪」と呼び止め、振り返ったI氏に会心の笑顔で「おはようございますぅ♪」と言った。
Nさんに個別に挨拶を求められたI氏は、Nさんへ近づいて「おはようございます。Nさん、今日も宜しくお願いします」と言ってペコリと頭を下げた。「いやぁん。なんもさぁ〜。こちらこそ宜しくぅ」と言って片手で顔を隠し片手でI氏の肩をバンバン叩きまくるNさんだった。Nさんの照れた様子に訳が分からずただ呆然とする私とOくんだった。
仕事中は滅多に話をしない人なのに、仕事中もしきりに私やOくんに話しかけてくれて、些細な事にもコロコロ笑って明らかにNさんの様子がいつもと違った。Nさんと私がベッドを組んだ時、しみじみと語り始めた。
Nさん「今日から暫くSさんがいないと思ったら、こんなに大らかな気持ちで働けるんだもんね。こごで働くようになって仕事が楽しいと思ったの初めてだよ。職場だがらSさんに合わせるしかなくて、先輩としてあんただぢをかばってやれなくてSさんを助長させてしまったよ。悪かったね。これからはあんただぢを守る為ならわちは誰とでも戦うからね」
みかやん「いつもNさんは私達をかばってくれてましたよ。悪かったなんて言わないで下さいよ〜」
Nさん「あんただちは見てで気持ちいい程一生懸命だったからね。これからはいい先輩になるよ。残った4人で力を合わせていい仕事するべし!」
みかやん「はいっ!」
晴れがましいような気持ちで控え室へ戻った。回収してきた名刺を整理していたらC班の人の名刺入れの中に、ミッキーマウスの縁取りのチェキで撮った写真が入っていた。怪しい物が写っている気配がしたが一瞬何かわからなかった。
みかやん「Oちゃん、これ何だろ?」
Oくん「うわぁ!こっコレは女の人のアソコのドアップじゃないすか!ほらっここに爪が写ってるから女の人本人がアソコを広げてるんっすよ!ひえぇ〜」
Nさん「なんだって!どれっ!うわぁ〜。でもこれYさん(C班のリーダー推定年齢55才)の名刺入れに入ってたけど、まさかYさんのアソコでないべね。あはははは」
みかやん「まさかっ!Yさんは今日お休みですよ。C班の人が客室から回収してきてふざけてYさんの名刺入れに入れたんじゃないですかねぇ」
Oくん「せっかく撮ったのにお客さんが忘れて帰ったんすか。もったいないっすね。それとも見てくれ!と言わんばかりにわざと置いて帰ったんでしょうか?」
みかやん「見てくれ!と言うにしちゃ汚いよ。忘れ物じゃない?」
Oくん「みかやん、あたしのはもっと綺麗よ!って言いたいんすか?」
Nさん「そう、わちのはもっと綺麗。あはは」
Oくん「使い込んでるとこんなモンじゃないすか?ピンサロの姉ちゃん達もこんな感じっすよ」
みかやん「えっ?ピンサロってそーゆーの見れる所なの?」
Oくん「入れる以外は何でもOKなんでシックスナインもアリっすよ」
みかやん「子供はそーゆー事、言わないの!」
・・・・・と話している所へフロントI氏がやって来た。
フロントI氏「Nさん、それは何ですか?」
Nさん「やややや、やややや、なんも何でもないよ。うふふふ。それよりIさん!わちの休みの為にいろいろ手を尽くしてくれたそうで。ありがとございましたぁ。今度何かお礼させて下さいねぇん」
Nさんは12月23日に休みの希望を出していたが、フロントM氏の手違いで23日に仕事が入ってしまった。それをフロントI氏が会社と私とOくんに言って、無事にNさんが休めるように手配した。結局、私とOくんが休みを変わる事になったが、一度決まった休みを変更するのはかなり面倒な事らしい。
それを新人のフロントI氏がやってくれた事にNさんは感激したようだった。見るとNさんがしきりにフロントI氏にラブラブ光線を放っていたので、Oくんと私はそっとその場を離れた。
Oくん「Nさん、I氏に惚れたんでしょうかね?ラブラブっす」
みかやん「なんかいい感じだよね。私、照れちゃった」
Oくん「俺と話する時のNさんとは全然違いますよ」
みかやん「NさんったらI氏にメロメロなんだもん」
静かにNさんとフロントI氏のラブラブぶりを見守る私とOくんだった。
ラブホ奮戦記66日目:驚愕のニュース
2002年12月6日 らぶほ1今日は昼の仕事が休み。先日、激美味の焼肉屋・蘭豆へ行った時にアンケートを書いて帰ったら500円のお食事券が届いた♪やった!これで次回はジンギスカン定食1人前タダ♪
珍しく昼にTVをつけていたら”中央区のラブホに女性の遺体”というニュースが!TVの前に走って行って見ると、ホテルの外観や名前までバッチリ映っていて驚く。あれじゃ商売あがったりだろう。
「6日午後、札幌市中央区内のホテル客室で女性が遺体で見つかった事件で、死亡したのは同区内の職業不詳の女性(50)であることが、札幌南署の調べで分かった。女性の遺体には目立った外傷がなく、同署は遺体を司法解剖して死因を調べるとともに、自殺と他殺の両面から捜査している。調べによると、女性は浴室の中であおむけの状態で見つかり、客室内に争った形跡はなかったという。女性は5日夜、年配の男性と二人でホテルにチェックイン。男性は6日朝、一人でホテルを出たが、予定時刻が過ぎても女性が出て来ないため、不審に思った従業員が部屋を開け、女性の遺体を見つけた。同署は、女性と同日朝までいっしょにいたとみられる男性が何らかの事情を知っているとみて、行方を追っている。」との事だ。
念のために遊び人の親友M君へ「すぐに自首しなさい!」とメールしてみたが違ったようだ。
0:00-6:00 14室掃除
今日はNさんとOくんとの勤務。だったハズなのにホテルQへ行くと、出勤してきたのはOくんではなくて、Hさんだった。SさんがホテルPへ期限付移籍してまた急遽、勤務表が変わったらしい。んなわけで今日はHさんとNさんとの勤務になった。気になるのは昨日迎えたであろう修羅場の事だ。
Nさん「昨日は言ったのかい?どーなったのさ?」
Hさん「結局言えなかったよ。Nさんや、みかやんまで悪く思われるでしょ。今まで私の事をある事無い事、嘘までついて悪く言ってきた人だもの。逆恨みされてホテルPで私達の事をさんざん悪く言うはずでしょ?それに昨日は事態を何も知らないO君と一緒だったし、突然、修羅場になったら彼にも悪いと思って」
Nさん「んだよね。わちもいなかったしHさん一人じゃあのSに太刀打ちできないべさ!と心配したよ。Sの事だがら4月にこっちさ戻ってくるのに向けて、わちに電話とか、みかやんやO君にメールとかして、わちらをつなぎ止めておくような策をたぐらんでるんでないべがね。わちは着信拒否するわ」
Hさん「私もそう思うの。あの手この手で私以外の人と連絡とろうとすると思うわ。自分が4月に戻ってきやすい状況を作っておく事に全力を注ぐはずよ。騙されないでね」
Nさん&みかやん「はいっ!」
午前0時になってすぐに仕事が始まった。今日も忙しく午前3時にようやく控え室へ戻った。
Hさん「ニュース見た?中島公園のラブホテルに女性の遺体って!」
みかやん「男が先に帰って遺体が見つかって死因がわからないって話ですよね」
Nさん「従業員が発見っていうけど、わちは第一発見者になりたぐないよ」
Hさん「でもあーゆーのはフロントの人の仕事よ。それに男が先に帰るって時点で、部屋の女性へ電話をして女性本人に何時に帰るとか確認するべきなのよ。最悪の事態を想定して先に女性の安否を確認しておくのが先決なのよ。あのホテルのフロントの落ち度だわ」
Nさん「それもそうだよね。でもホテルの名前も映ってで、あれだらお客さんも寄りつかないべさね」
Hさん「警察も入るし暫くは開店休業状態になるんじゃない?従業員が気の毒よね。もしもここであんな事件があったら、私達だって休みを取らされて働けないのよ」
Nさん「あれは病死だど思うよ。風呂で女が倒れた時に男がフロントへ連絡して、フロントが救急車でも呼んでだら、こんな事にはならながったべさ。ホテルで死体が見つかったってのと、救急車で運ばれて死んだってのじゃ、お客さんが受ける印象が全然違うからね」
Hさん「男も女も年配者だから、当然、不倫かゆきずりでしょ。男は面倒な事に巻き込まれたくなくて逃げたんじゃない?きっと有名な会社のお偉いさんとかじゃないの?」
Nさん「でもどごのホテルでもビデオに撮ってるもの。男もバッチリ映ってるべさ。逃げたって時間の問題だべさね」
Hさん「この事件の結果がうやむやになったりしたら、やっぱりどこかのお偉いさんの火遊びなのよ」
Nさん「それにしてもはた迷惑な話だわ。やってられないね」
みかやん「まったくです!」
この後、血みどろの布団やナプキンの数々にも負けず、バタバタと仕事をして午前5時半の時点で9室空き、土曜の朝には珍しく6時で帰る事ができた。このメンバーだと仕事が早くて助かった。
珍しく昼にTVをつけていたら”中央区のラブホに女性の遺体”というニュースが!TVの前に走って行って見ると、ホテルの外観や名前までバッチリ映っていて驚く。あれじゃ商売あがったりだろう。
「6日午後、札幌市中央区内のホテル客室で女性が遺体で見つかった事件で、死亡したのは同区内の職業不詳の女性(50)であることが、札幌南署の調べで分かった。女性の遺体には目立った外傷がなく、同署は遺体を司法解剖して死因を調べるとともに、自殺と他殺の両面から捜査している。調べによると、女性は浴室の中であおむけの状態で見つかり、客室内に争った形跡はなかったという。女性は5日夜、年配の男性と二人でホテルにチェックイン。男性は6日朝、一人でホテルを出たが、予定時刻が過ぎても女性が出て来ないため、不審に思った従業員が部屋を開け、女性の遺体を見つけた。同署は、女性と同日朝までいっしょにいたとみられる男性が何らかの事情を知っているとみて、行方を追っている。」との事だ。
念のために遊び人の親友M君へ「すぐに自首しなさい!」とメールしてみたが違ったようだ。
0:00-6:00 14室掃除
今日はNさんとOくんとの勤務。だったハズなのにホテルQへ行くと、出勤してきたのはOくんではなくて、Hさんだった。SさんがホテルPへ期限付移籍してまた急遽、勤務表が変わったらしい。んなわけで今日はHさんとNさんとの勤務になった。気になるのは昨日迎えたであろう修羅場の事だ。
Nさん「昨日は言ったのかい?どーなったのさ?」
Hさん「結局言えなかったよ。Nさんや、みかやんまで悪く思われるでしょ。今まで私の事をある事無い事、嘘までついて悪く言ってきた人だもの。逆恨みされてホテルPで私達の事をさんざん悪く言うはずでしょ?それに昨日は事態を何も知らないO君と一緒だったし、突然、修羅場になったら彼にも悪いと思って」
Nさん「んだよね。わちもいなかったしHさん一人じゃあのSに太刀打ちできないべさ!と心配したよ。Sの事だがら4月にこっちさ戻ってくるのに向けて、わちに電話とか、みかやんやO君にメールとかして、わちらをつなぎ止めておくような策をたぐらんでるんでないべがね。わちは着信拒否するわ」
Hさん「私もそう思うの。あの手この手で私以外の人と連絡とろうとすると思うわ。自分が4月に戻ってきやすい状況を作っておく事に全力を注ぐはずよ。騙されないでね」
Nさん&みかやん「はいっ!」
午前0時になってすぐに仕事が始まった。今日も忙しく午前3時にようやく控え室へ戻った。
Hさん「ニュース見た?中島公園のラブホテルに女性の遺体って!」
みかやん「男が先に帰って遺体が見つかって死因がわからないって話ですよね」
Nさん「従業員が発見っていうけど、わちは第一発見者になりたぐないよ」
Hさん「でもあーゆーのはフロントの人の仕事よ。それに男が先に帰るって時点で、部屋の女性へ電話をして女性本人に何時に帰るとか確認するべきなのよ。最悪の事態を想定して先に女性の安否を確認しておくのが先決なのよ。あのホテルのフロントの落ち度だわ」
Nさん「それもそうだよね。でもホテルの名前も映ってで、あれだらお客さんも寄りつかないべさね」
Hさん「警察も入るし暫くは開店休業状態になるんじゃない?従業員が気の毒よね。もしもここであんな事件があったら、私達だって休みを取らされて働けないのよ」
Nさん「あれは病死だど思うよ。風呂で女が倒れた時に男がフロントへ連絡して、フロントが救急車でも呼んでだら、こんな事にはならながったべさ。ホテルで死体が見つかったってのと、救急車で運ばれて死んだってのじゃ、お客さんが受ける印象が全然違うからね」
Hさん「男も女も年配者だから、当然、不倫かゆきずりでしょ。男は面倒な事に巻き込まれたくなくて逃げたんじゃない?きっと有名な会社のお偉いさんとかじゃないの?」
Nさん「でもどごのホテルでもビデオに撮ってるもの。男もバッチリ映ってるべさ。逃げたって時間の問題だべさね」
Hさん「この事件の結果がうやむやになったりしたら、やっぱりどこかのお偉いさんの火遊びなのよ」
Nさん「それにしてもはた迷惑な話だわ。やってられないね」
みかやん「まったくです!」
この後、血みどろの布団やナプキンの数々にも負けず、バタバタと仕事をして午前5時半の時点で9室空き、土曜の朝には珍しく6時で帰る事ができた。このメンバーだと仕事が早くて助かった。
ラブホ奮戦記65日目:4人の若者
2002年12月4日 らぶほ10:00-6:00 16部屋掃除
今日はHさんとNさんとの勤務。先日さんざんSさんバッシングをしていた二人だった。
Hさん「昨日、何か例の話に進展はあったの?」
みかやん「6日からに決定しましたよ」
Nさん「早くなって良がったね」
Hさん「家に帰ったらいろんな事を思い出して腹が立って眠れなくなったの。Sさんて注意する時、私を引き合いにだして注意したり怒ったりするでしょ」
Nさん「わちも頭にきて寝られながったわ。Sさんね”そんな事したらHさんに怒られるよ”とかよく言ってだわ。わちずっとHさんって怖い人だと思ってだもの。騙されでだ」
みかやん「私もSさんに騙されて危うくHさんを怖い人だと思うところでした。でもどんなにSさんがHさんを悪く言っても、見てるとSさんが嘘ついてるってすぐわかりましたよ」
Hさん「二人ともありがとう。後で暇になったら新しい勤務表を作りましょうね!」
Nさん「はい!今日は最強メンバーで〜す!頑張りましょう!」
今日は昨日以上に忙しかった。掃除を終えて次の部屋へ行こうとしたら、お客さんの声が聞こえるので三人で隠れてお客さんが部屋へ入るのを待っていた。お客さんの話は終わらない。「フロントに言ってみるか?」という男性の声が聞こえたので、先輩Hさんが出て行って「あの、何かございましたでしょうか?」と尋ねた。
男性客A「友達と4人で来て友達カップルは218号室へ入ったんだけど、俺、金が足りないから精算の時に困ると思って先に金を借りておきたいんだけど、218号室のドアが開かないんだよ。俺は206号室にしたからとりあえず部屋へ戻ろうとしたら206号室のドアも開かないんだよ。どうなってるんだ。俺だけ締め出しだよ。で、今さ、たまたま別の友達から電話来たから喋ってたら携帯が充電切れになって、誰にも連絡取れなくなったんだ」
見ると20才位の若者だ。踏んだり蹴ったりで気の毒とは思うが、Nさんが笑っていたので私もつられて笑った。Hさんがその男の子をフロントへ連れて行った。すぐにその男の子の声が聞こえてきた。
男性客A「もしもしぃ俺!あのさ、今、フロントの人がドア開けてくれるっていうから、ドア開いたら2千円貸してくんない?明日返すからさっ。財布見たら金、足りなかったんだ。ドア開かないしさ、ドア叩いても誰も出てきてくんないしさ、俺、焦ったよ」
と言って218号室の男友達へ電話してから、206号室の連れの女性へ電話をして
男性客A「あっ俺、俺!今さTの奴がとらぶっちゃってさ。今、部屋行くからね」
と言っていた。女の子の手前、かっこつけたいのだろう。
Nさん「なんも見栄張って嘘つかなくてもいがべさね」
Hさん「カッコつけたい年頃なんでしょ。それにしても今時の若者って私らに会っても全然恥ずかしいそぶりがなくて堂々としてるよね。私達の方が恥ずかしいよね」
Nさん「んだのさ。ラブホテルも喫茶店さ入るような感覚で来るんだべさ。あーゆー人にはわちらも堂々としてればいいんでないの?」
Hさん「私達の頃と違って今はそーゆー時代なのかもね」
午前4時になっても控え室へ戻れなかった。さすがのフロントI氏も「少し休んではどうですか?」と言ってくれたので、休みながら勤務表を作る事にした。クリスマスや年末は忙しいからなるべく今日の最強メンバーでやろう!という事になって、HさんとNさんは年末10連勤。私も年末8連勤になってしまった(涙)。
平日は朝6時に帰りたいので三人で大急ぎで掃除した。さっきの218号室と206号室が同時に空いた。1時間も経ってなにのにもうお帰りだ。部屋へ行ってみると2部屋ともお風呂ラッキーで部屋も殆ど乱れていなかった。
Hさん「やるだけやってすぐ帰ってくれて良かったね」
Nさん「やったんだべかね?きっとナンパで拾ってきた女なんだべね」
みかやん「やってますよ。ここにスキンが」
Nさん「お風呂もラッキーだしとっとと掃除して行ぐよ!」
4人組のお客さんのお陰で2部屋の掃除がラクに済んだ。予定より早く掃除が終わってゆっくり帰る支度をした。
Hさん「明日Sさんと最後の勤務だから、今までの事洗いざらい言ってやろうと思うの。それで”みんなから聞いたけど”って話を始めたいんだけど、Nさんとみかやん、そう言ってもいい?」
Nさん「別にいいよ。最後だからギャフンと言わせてやってよ」
みかやん「私も別に構いませんよ。本当の事なんですから」
Hさん「じゃあ明日はSに負けないでギャフンと言わせてやるね」
Nさん「その場にいれなくて残念だわ。頑張って下さいね」
という事で明日は決戦の日となる。私は休みで良かった。
今日はHさんとNさんとの勤務。先日さんざんSさんバッシングをしていた二人だった。
Hさん「昨日、何か例の話に進展はあったの?」
みかやん「6日からに決定しましたよ」
Nさん「早くなって良がったね」
Hさん「家に帰ったらいろんな事を思い出して腹が立って眠れなくなったの。Sさんて注意する時、私を引き合いにだして注意したり怒ったりするでしょ」
Nさん「わちも頭にきて寝られながったわ。Sさんね”そんな事したらHさんに怒られるよ”とかよく言ってだわ。わちずっとHさんって怖い人だと思ってだもの。騙されでだ」
みかやん「私もSさんに騙されて危うくHさんを怖い人だと思うところでした。でもどんなにSさんがHさんを悪く言っても、見てるとSさんが嘘ついてるってすぐわかりましたよ」
Hさん「二人ともありがとう。後で暇になったら新しい勤務表を作りましょうね!」
Nさん「はい!今日は最強メンバーで〜す!頑張りましょう!」
今日は昨日以上に忙しかった。掃除を終えて次の部屋へ行こうとしたら、お客さんの声が聞こえるので三人で隠れてお客さんが部屋へ入るのを待っていた。お客さんの話は終わらない。「フロントに言ってみるか?」という男性の声が聞こえたので、先輩Hさんが出て行って「あの、何かございましたでしょうか?」と尋ねた。
男性客A「友達と4人で来て友達カップルは218号室へ入ったんだけど、俺、金が足りないから精算の時に困ると思って先に金を借りておきたいんだけど、218号室のドアが開かないんだよ。俺は206号室にしたからとりあえず部屋へ戻ろうとしたら206号室のドアも開かないんだよ。どうなってるんだ。俺だけ締め出しだよ。で、今さ、たまたま別の友達から電話来たから喋ってたら携帯が充電切れになって、誰にも連絡取れなくなったんだ」
見ると20才位の若者だ。踏んだり蹴ったりで気の毒とは思うが、Nさんが笑っていたので私もつられて笑った。Hさんがその男の子をフロントへ連れて行った。すぐにその男の子の声が聞こえてきた。
男性客A「もしもしぃ俺!あのさ、今、フロントの人がドア開けてくれるっていうから、ドア開いたら2千円貸してくんない?明日返すからさっ。財布見たら金、足りなかったんだ。ドア開かないしさ、ドア叩いても誰も出てきてくんないしさ、俺、焦ったよ」
と言って218号室の男友達へ電話してから、206号室の連れの女性へ電話をして
男性客A「あっ俺、俺!今さTの奴がとらぶっちゃってさ。今、部屋行くからね」
と言っていた。女の子の手前、かっこつけたいのだろう。
Nさん「なんも見栄張って嘘つかなくてもいがべさね」
Hさん「カッコつけたい年頃なんでしょ。それにしても今時の若者って私らに会っても全然恥ずかしいそぶりがなくて堂々としてるよね。私達の方が恥ずかしいよね」
Nさん「んだのさ。ラブホテルも喫茶店さ入るような感覚で来るんだべさ。あーゆー人にはわちらも堂々としてればいいんでないの?」
Hさん「私達の頃と違って今はそーゆー時代なのかもね」
午前4時になっても控え室へ戻れなかった。さすがのフロントI氏も「少し休んではどうですか?」と言ってくれたので、休みながら勤務表を作る事にした。クリスマスや年末は忙しいからなるべく今日の最強メンバーでやろう!という事になって、HさんとNさんは年末10連勤。私も年末8連勤になってしまった(涙)。
平日は朝6時に帰りたいので三人で大急ぎで掃除した。さっきの218号室と206号室が同時に空いた。1時間も経ってなにのにもうお帰りだ。部屋へ行ってみると2部屋ともお風呂ラッキーで部屋も殆ど乱れていなかった。
Hさん「やるだけやってすぐ帰ってくれて良かったね」
Nさん「やったんだべかね?きっとナンパで拾ってきた女なんだべね」
みかやん「やってますよ。ここにスキンが」
Nさん「お風呂もラッキーだしとっとと掃除して行ぐよ!」
4人組のお客さんのお陰で2部屋の掃除がラクに済んだ。予定より早く掃除が終わってゆっくり帰る支度をした。
Hさん「明日Sさんと最後の勤務だから、今までの事洗いざらい言ってやろうと思うの。それで”みんなから聞いたけど”って話を始めたいんだけど、Nさんとみかやん、そう言ってもいい?」
Nさん「別にいいよ。最後だからギャフンと言わせてやってよ」
みかやん「私も別に構いませんよ。本当の事なんですから」
Hさん「じゃあ明日はSに負けないでギャフンと言わせてやるね」
Nさん「その場にいれなくて残念だわ。頑張って下さいね」
という事で明日は決戦の日となる。私は休みで良かった。
ラブホ奮戦記64日目:Sさんと最後の勤務
2002年12月3日 らぶほ10:00-6:00 16部屋掃除
今日はSさんとOくんとの勤務。珍しくOくんが早く出勤したので、三人で出勤カードを打刻しにフロントへ行った。フロントM氏に「Sさん、ホテルPでの勤務が6日からに決定しました。宜しくお願いします」と言われ、満面の笑みで「はい、わかりました。こちらこそ宜しくお願いします」と答えるSさんだった。
。。って事は私はSさんとの勤務は今日で最後だ!「やたっ♪」と小躍りしたくなるのをグッと堪えた。
Sさんとも今日でお別れと思うとつい、はしゃいでしまってベッドを組みながらOくんとお喋りしていて早速Sさんに叱られた。
Sさん「あんたら二人喋り過ぎや!いつも仕事中やて言うてるやろ!これはウチだけやのうて三人の見解や。HさんもNさんもあんたら仕事中に喋り過ぎやて言うてるわ。あの人達は陰でコソコソ言うのが好きみたいやけど、ウチはそーゆーの嫌いやからハッキリ言うとるんやで」
みかやん&Oくん「すみません」
その後いっさい声を発せず三人無言のまま仕事した。OくんとはSさんに見えない所で目で合図したり身振り手振りで話をして笑っていた。元々一番お喋りなSさんが無言地獄に耐えられるとは思っていなかったが、案の定大騒ぎしてきた。
Sさん「誰も一言も喋るな!とは言うてないやろ!なんやねん!仕事の話はしてもええんやで!」
みかやん「特に仕事の話もなかったものですから」
Oくん「みかやんは俺が困ってると思ったら何も言わなくても助けてくれますから」
Sさん「ほなウチ、グラス取りに行ってきます」
みかやん&Oくん「はい」
いつもなら私かOくんが「代わりに取りに行ってきますよ」と言う所だが、今日は二人とも言わなかった。Sさんは機嫌悪そうにグラスを取りに行ったが、Sさん担当の仕事なので当然だ。
Oくん「単に俺らが仲いいのが気に入らないんすよね」
みかやん「OちゃんがSさんになつかないのが悔しいんでしょ」
Oくん「凄い顔してグラス取りに行きましたよね」
みかやん「あたしら代わるって言わなかったしね」
Oくん「みかやんが代わると言ったら俺が行こうと思いました」
みかやん「あたしも思ったよ、ここにSさんと二人で残るのイヤだもん」
みかやん&Oくん「あははははー」
みかやん「しっ!戻ってきた」
それからというもの、本当に忙しくて喋る暇が無かった。
次々と部屋が空いて掃除が追いつかない。こんな平日の火曜日に何故?と思うほど忙しかった。午前3時半にフロントへ「216号室終わりました」と言ったら、心優しいフロントM氏が「この辺で少し休んだら?脱水症状起こすよ」と言ってくれたので、30分ほど休憩する事にした。後かたづけを入れて30分の休憩なので大急ぎで次の仕事の準備までして、ようやく休んだ。
Sさんは私とOくんから離れた所で何かをしていたようなので、存分にOくんと話をしていながら短い時間の間に二人で競うように一服したり、飲み物を飲んでくつろいだ。あっと言う間のひとときだった。
この時点で8部屋掃除して、掃除待ちの部屋があと6部屋。時間は午前3時45分。ギリギリで6時に帰れるか?という所だったので、大急ぎで掃除へ向かった。掃除中に更に2部屋空いて今日は9時帰りだと思ったが、Sさんの的確な指示とフロントM氏のハギのお陰で5時50分に全室の掃除が終わった。これで私とSさんとの最後の勤務が終わった。
帰りはOくんと歩いて地下鉄駅へ行った。途中、道路工事の警備をしていたOくんの友人に会ったのでそこで立ち話をしたりして、ゆっくり歩いて帰った。
みかやん「Sさんもたまには的確な指示するんだね」
Oくん「子供の弁当作りがあるから絶対6時で帰ると言ってましたよ」
みかやん「なんだやっぱり自分の為かい?おかしいと思ったよ」
Oくん「あの人はそーゆー人ですよ」
みかやん「でも今日で最後で良かった。もううんざりだったもん」
Oくん「げーっ!俺、5日の最後の日にもう1回あります」
みかやん「お気の毒(笑)。でも頑張ってね!」
Oくん「それはそうと俺ら、なんか怪しくないですか?」
みかやん「なんで?何が?」
Oくん「こんな時間にラブホ街方向から歩いてきてるんすよ」
みかやん「どうせ姉弟か下手したら親子だと思われるよ」
Oくん「若いツバメとか思われませんかねぇ」
みかやん「どう見てもあたしは有閑マダムには見えないよ」
Oくん「それもそうですね(笑)」
みかやん「なんだって?(怒)」
Oくん「いや何でもないす。お疲れ様でした」
みかやん「お疲れ〜〜」
次回からはずっとSさん抜きの幸せな三人勤務だ(喜)。
今日はSさんとOくんとの勤務。珍しくOくんが早く出勤したので、三人で出勤カードを打刻しにフロントへ行った。フロントM氏に「Sさん、ホテルPでの勤務が6日からに決定しました。宜しくお願いします」と言われ、満面の笑みで「はい、わかりました。こちらこそ宜しくお願いします」と答えるSさんだった。
。。って事は私はSさんとの勤務は今日で最後だ!「やたっ♪」と小躍りしたくなるのをグッと堪えた。
Sさんとも今日でお別れと思うとつい、はしゃいでしまってベッドを組みながらOくんとお喋りしていて早速Sさんに叱られた。
Sさん「あんたら二人喋り過ぎや!いつも仕事中やて言うてるやろ!これはウチだけやのうて三人の見解や。HさんもNさんもあんたら仕事中に喋り過ぎやて言うてるわ。あの人達は陰でコソコソ言うのが好きみたいやけど、ウチはそーゆーの嫌いやからハッキリ言うとるんやで」
みかやん&Oくん「すみません」
その後いっさい声を発せず三人無言のまま仕事した。OくんとはSさんに見えない所で目で合図したり身振り手振りで話をして笑っていた。元々一番お喋りなSさんが無言地獄に耐えられるとは思っていなかったが、案の定大騒ぎしてきた。
Sさん「誰も一言も喋るな!とは言うてないやろ!なんやねん!仕事の話はしてもええんやで!」
みかやん「特に仕事の話もなかったものですから」
Oくん「みかやんは俺が困ってると思ったら何も言わなくても助けてくれますから」
Sさん「ほなウチ、グラス取りに行ってきます」
みかやん&Oくん「はい」
いつもなら私かOくんが「代わりに取りに行ってきますよ」と言う所だが、今日は二人とも言わなかった。Sさんは機嫌悪そうにグラスを取りに行ったが、Sさん担当の仕事なので当然だ。
Oくん「単に俺らが仲いいのが気に入らないんすよね」
みかやん「OちゃんがSさんになつかないのが悔しいんでしょ」
Oくん「凄い顔してグラス取りに行きましたよね」
みかやん「あたしら代わるって言わなかったしね」
Oくん「みかやんが代わると言ったら俺が行こうと思いました」
みかやん「あたしも思ったよ、ここにSさんと二人で残るのイヤだもん」
みかやん&Oくん「あははははー」
みかやん「しっ!戻ってきた」
それからというもの、本当に忙しくて喋る暇が無かった。
次々と部屋が空いて掃除が追いつかない。こんな平日の火曜日に何故?と思うほど忙しかった。午前3時半にフロントへ「216号室終わりました」と言ったら、心優しいフロントM氏が「この辺で少し休んだら?脱水症状起こすよ」と言ってくれたので、30分ほど休憩する事にした。後かたづけを入れて30分の休憩なので大急ぎで次の仕事の準備までして、ようやく休んだ。
Sさんは私とOくんから離れた所で何かをしていたようなので、存分にOくんと話をしていながら短い時間の間に二人で競うように一服したり、飲み物を飲んでくつろいだ。あっと言う間のひとときだった。
この時点で8部屋掃除して、掃除待ちの部屋があと6部屋。時間は午前3時45分。ギリギリで6時に帰れるか?という所だったので、大急ぎで掃除へ向かった。掃除中に更に2部屋空いて今日は9時帰りだと思ったが、Sさんの的確な指示とフロントM氏のハギのお陰で5時50分に全室の掃除が終わった。これで私とSさんとの最後の勤務が終わった。
帰りはOくんと歩いて地下鉄駅へ行った。途中、道路工事の警備をしていたOくんの友人に会ったのでそこで立ち話をしたりして、ゆっくり歩いて帰った。
みかやん「Sさんもたまには的確な指示するんだね」
Oくん「子供の弁当作りがあるから絶対6時で帰ると言ってましたよ」
みかやん「なんだやっぱり自分の為かい?おかしいと思ったよ」
Oくん「あの人はそーゆー人ですよ」
みかやん「でも今日で最後で良かった。もううんざりだったもん」
Oくん「げーっ!俺、5日の最後の日にもう1回あります」
みかやん「お気の毒(笑)。でも頑張ってね!」
Oくん「それはそうと俺ら、なんか怪しくないですか?」
みかやん「なんで?何が?」
Oくん「こんな時間にラブホ街方向から歩いてきてるんすよ」
みかやん「どうせ姉弟か下手したら親子だと思われるよ」
Oくん「若いツバメとか思われませんかねぇ」
みかやん「どう見てもあたしは有閑マダムには見えないよ」
Oくん「それもそうですね(笑)」
みかやん「なんだって?(怒)」
Oくん「いや何でもないす。お疲れ様でした」
みかやん「お疲れ〜〜」
次回からはずっとSさん抜きの幸せな三人勤務だ(喜)。
今日は休み・12月の休み
2002年12月2日 らぶほ1今日は夫も休みだったので夫と車でお出かけした。ジャスコ→ドンキホーテ→マックスバリュー→ルーシーを回って、選り抜きの激安食材を買って帰った。
昨日のSさんバッシングは衝撃的だった。それよりも気になったのは私の12月の休みの事だ。フロントM氏が勤務表を作っているのを見た時は、私の休みは忙しい金曜土曜が多く、クリスマスイブとクリスマスにも上手い具合に休みが入っていて、心の中で”ラッキー♪”と叫んでいた。しかしSさんが異動となると勤務表も変わってしまうだろう。12月は昼の仕事も殺人的に忙しいのでラブホの仕事が増えるのは勘弁して欲しい。
そう言えば先日TVで殺人現場や自殺現場の掃除請負人というのをチラッと見た。仰々しい宇宙服のような防護服を着ていたので笑ってしまったが、遺体付近の血液や体液からの恐ろしい病気の感染を防ぐ為だと言っていた。
血液?体液って白子の事?そんなのあたしゃ毎日出会ってるじゃん!それに私、油断して人一倍そーゆー物を素手で触ってしまう事、多いじゃん!一応消毒はしてるけど大丈夫なんだろか?手に怪我とかしてたらヤバイんじゃないだろうか?ひょっとしてもう怖い病に感染していて、師走の忙しさに負けて体力や抵抗力が衰えた時に発病したりしたら。。。どうしよう(涙)。
急に怖くなった。手術用の手袋でもして掃除しようかな???
昨日のSさんバッシングは衝撃的だった。それよりも気になったのは私の12月の休みの事だ。フロントM氏が勤務表を作っているのを見た時は、私の休みは忙しい金曜土曜が多く、クリスマスイブとクリスマスにも上手い具合に休みが入っていて、心の中で”ラッキー♪”と叫んでいた。しかしSさんが異動となると勤務表も変わってしまうだろう。12月は昼の仕事も殺人的に忙しいのでラブホの仕事が増えるのは勘弁して欲しい。
そう言えば先日TVで殺人現場や自殺現場の掃除請負人というのをチラッと見た。仰々しい宇宙服のような防護服を着ていたので笑ってしまったが、遺体付近の血液や体液からの恐ろしい病気の感染を防ぐ為だと言っていた。
血液?体液って白子の事?そんなのあたしゃ毎日出会ってるじゃん!それに私、油断して人一倍そーゆー物を素手で触ってしまう事、多いじゃん!一応消毒はしてるけど大丈夫なんだろか?手に怪我とかしてたらヤバイんじゃないだろうか?ひょっとしてもう怖い病に感染していて、師走の忙しさに負けて体力や抵抗力が衰えた時に発病したりしたら。。。どうしよう(涙)。
急に怖くなった。手術用の手袋でもして掃除しようかな???
ラブホ奮戦記63日目:Sさん期限付移籍
2002年12月1日 らぶほ1朝起きるとOくんからのメールが届いていた。
O君「SさんがホテルPへ来年3月まで期限付移籍」
みか「朗報ありがと(;^_^A で、いつからレンタル移籍?」
O君「さぁ中頃じゃないすかね?俺から聞いたって内緒で!」
みか「へえぇ〜。内緒なんだぁ。ワケありなのかな?」
O君「いや別に言ってもいいと思うけど一応です」
みか「了解!じゃあ知らないフリしておくね」
0:00-6:00 7部屋掃除
今日はHさんとNさんとの勤務。三人揃ったとたんにHさんが話し始めた。
Hさん「Sさんが3月までホテルPへ行く事になったの!昨日、常務とフロントJ氏が来てお願いされたから即決したんだわ。ホテルPから連絡が来たらすぐ行くらしいよ」
Nさん「そりゃ行ぐべさね。あっちさ行ったらSさんの天下だべさ」
Hさん「それが、C班の人達に”戻って来れないよ”と言われたら”Hさんが行ったら?”って私に言ったの!凄く失礼よね!」
Nさん「Hさんは会社から何も言われでないのに行げるわげないべさ。Sさんだら自分の事しか考えでないからね!」
Hさん「私も頭にきたから”もう返事したならあなたが行くしかないでしょ”って言ってやったの!そうしたら”ウチもホテルPのリーダーにと選ばれた人間やから簡単に考えを変えるわけにいかんけど、ここへ戻って来れないんやったら、みんなに申し訳ないし悩む所や”ってずっと自慢げに悲劇のヒロインみたいになってたの。戻ってこなくていい!って言ってやろうかと思ったわ」
Nさん「Hさんは相手にしてないのに、Sさんは恐ろしいぐらいHさんに対してライバル意識を燃やしでだがら、勝ったような気になったんだべさ」
Hさん「でしょう!私も気が付いていたわ。でもね先輩ったってただ単に先に働いているだけで何も偉くないし、新人さんより少しだけ仕事の事を知ってるってだけなのよ。Sさんみたいに、みかやんやO君に必要以上に先輩風吹かせる事じゃないの」
Nさん「Hさんが休みの日なんて特に先輩風吹かせて、みかやんもO君も酷い目に遇ってるわ。あの子だぢは根性あるから何も言わないけど、普通の人だらSさんのせいでとっくに辞めでるわ」
Hさん「やっぱりそうなの?一度誰かに私が休みの日のSさんの様子を聞いてみたかったの」
Nさん「みかやんなんて”一人で仕事し過ぎ”って小一時間も説教されたんだわ。やってられない!ってわちも思った。そのくせアレしろコレしろって後輩に仕事ふるから、あんなにデップリ太ってるんだわ」
Hさん「私がSさんの後輩だったらもう辞めてたね。みかやんもO君もおとなしいように見えて本当に根性あるんだね。ちょっとびっくり」
Nさん「それにSさんは何でも悪い意味にとって勝手に怒ってわちらを振り回すからね。言い方もキツイし話もくどいし聞いでいられないんだわ」
Hさん「他人の些細なミスには猛然と怒るのに、少し私が注意したら返事もしないのよ。信じられない」
Nさん「負けず嫌いだし人望も仕事も自分が一番じゃなきゃ気が済まないから、Hさんが目の上のコブだのさ。Hさんには絶対敵わないのにさ」
Hさん「あんなに自分勝手で気分屋で細かい事で大騒ぎするような人に誰も着いて行けないでしょ」
Nさん「んだのさ!わちも多少の事には目をつぶろうと思ってだけど目に余るのさ。誰にでも公平で一生懸命仕事するみかやんも将来の自分の敵になると思って今から威嚇してるのさ。見でいられないよ」
Hさん「その辺の姑ババアとかごうつくババアよりタチ悪いよね。Sさんの息子が将来嫁を貰ったら、あの女なら嫁に殺されるわ!」
Nさん「あんな女、さっさと行って戻って来ないばいいのさ!3月になって戻るとかいう話になったら”間に合ってます”って断るべし!」
Hさん「本当だよね。あの女以外の4人なら仲良くやって行けるからね」
暇だったので朝までずっとこの話だった。だんだん、あの女とかあのアマ呼ばわりになった。確かにSさんの悪行三昧は酷いし、私やO君をかばってくれるのは嬉しい。でも、でも、あのSさんにいったい誰が太刀打ちできると言うのだろう???聞けばフロントの男性陣をも誑し込んでいるらしいし。
でもそーゆーのはSさんよりも、もっと魅力的で美しい女性のなせる技だと思っていたから意外だった。あんなオカメ面でスッピンで誰がどう見てもブサイクで大デブで性格も最悪で、いつもギャーギャー怒鳴っているような女にも男がたらしこめるとは思わなかった。あわわ。
O君「SさんがホテルPへ来年3月まで期限付移籍」
みか「朗報ありがと(;^_^A で、いつからレンタル移籍?」
O君「さぁ中頃じゃないすかね?俺から聞いたって内緒で!」
みか「へえぇ〜。内緒なんだぁ。ワケありなのかな?」
O君「いや別に言ってもいいと思うけど一応です」
みか「了解!じゃあ知らないフリしておくね」
0:00-6:00 7部屋掃除
今日はHさんとNさんとの勤務。三人揃ったとたんにHさんが話し始めた。
Hさん「Sさんが3月までホテルPへ行く事になったの!昨日、常務とフロントJ氏が来てお願いされたから即決したんだわ。ホテルPから連絡が来たらすぐ行くらしいよ」
Nさん「そりゃ行ぐべさね。あっちさ行ったらSさんの天下だべさ」
Hさん「それが、C班の人達に”戻って来れないよ”と言われたら”Hさんが行ったら?”って私に言ったの!凄く失礼よね!」
Nさん「Hさんは会社から何も言われでないのに行げるわげないべさ。Sさんだら自分の事しか考えでないからね!」
Hさん「私も頭にきたから”もう返事したならあなたが行くしかないでしょ”って言ってやったの!そうしたら”ウチもホテルPのリーダーにと選ばれた人間やから簡単に考えを変えるわけにいかんけど、ここへ戻って来れないんやったら、みんなに申し訳ないし悩む所や”ってずっと自慢げに悲劇のヒロインみたいになってたの。戻ってこなくていい!って言ってやろうかと思ったわ」
Nさん「Hさんは相手にしてないのに、Sさんは恐ろしいぐらいHさんに対してライバル意識を燃やしでだがら、勝ったような気になったんだべさ」
Hさん「でしょう!私も気が付いていたわ。でもね先輩ったってただ単に先に働いているだけで何も偉くないし、新人さんより少しだけ仕事の事を知ってるってだけなのよ。Sさんみたいに、みかやんやO君に必要以上に先輩風吹かせる事じゃないの」
Nさん「Hさんが休みの日なんて特に先輩風吹かせて、みかやんもO君も酷い目に遇ってるわ。あの子だぢは根性あるから何も言わないけど、普通の人だらSさんのせいでとっくに辞めでるわ」
Hさん「やっぱりそうなの?一度誰かに私が休みの日のSさんの様子を聞いてみたかったの」
Nさん「みかやんなんて”一人で仕事し過ぎ”って小一時間も説教されたんだわ。やってられない!ってわちも思った。そのくせアレしろコレしろって後輩に仕事ふるから、あんなにデップリ太ってるんだわ」
Hさん「私がSさんの後輩だったらもう辞めてたね。みかやんもO君もおとなしいように見えて本当に根性あるんだね。ちょっとびっくり」
Nさん「それにSさんは何でも悪い意味にとって勝手に怒ってわちらを振り回すからね。言い方もキツイし話もくどいし聞いでいられないんだわ」
Hさん「他人の些細なミスには猛然と怒るのに、少し私が注意したら返事もしないのよ。信じられない」
Nさん「負けず嫌いだし人望も仕事も自分が一番じゃなきゃ気が済まないから、Hさんが目の上のコブだのさ。Hさんには絶対敵わないのにさ」
Hさん「あんなに自分勝手で気分屋で細かい事で大騒ぎするような人に誰も着いて行けないでしょ」
Nさん「んだのさ!わちも多少の事には目をつぶろうと思ってだけど目に余るのさ。誰にでも公平で一生懸命仕事するみかやんも将来の自分の敵になると思って今から威嚇してるのさ。見でいられないよ」
Hさん「その辺の姑ババアとかごうつくババアよりタチ悪いよね。Sさんの息子が将来嫁を貰ったら、あの女なら嫁に殺されるわ!」
Nさん「あんな女、さっさと行って戻って来ないばいいのさ!3月になって戻るとかいう話になったら”間に合ってます”って断るべし!」
Hさん「本当だよね。あの女以外の4人なら仲良くやって行けるからね」
暇だったので朝までずっとこの話だった。だんだん、あの女とかあのアマ呼ばわりになった。確かにSさんの悪行三昧は酷いし、私やO君をかばってくれるのは嬉しい。でも、でも、あのSさんにいったい誰が太刀打ちできると言うのだろう???聞けばフロントの男性陣をも誑し込んでいるらしいし。
でもそーゆーのはSさんよりも、もっと魅力的で美しい女性のなせる技だと思っていたから意外だった。あんなオカメ面でスッピンで誰がどう見てもブサイクで大デブで性格も最悪で、いつもギャーギャー怒鳴っているような女にも男がたらしこめるとは思わなかった。あわわ。
ラブホ奮戦記62日目:サイババ
2002年11月28日 らぶほ1昼、夜、昼、と仕事が続いて今夜も仕事。夫に「昼の会社から帰ったらすみやかに寝るように」と言われ、お言葉に甘えて爆睡。起きると夫作の鍋焼き力うどんが出来ていた。
0:00-9:00 16室掃除
今日は先輩SさんとNさんの魔界ペアとの勤務。「おはようございます!」とフロントへ出勤の打刻へ行くと、連絡用のホワイトボードにメッセージカードとガリガリ君が張られていた。メッセージカードには「客用冷蔵庫にアイスの忘れ物あり」と書かれていた。
我がナイトチームでそんな基本的なミスをする人などいないと思って、先輩Sさんがメッセージカードの裏を見ると、係員名に新人O君の名前が書かれていて一同愕然とした。先輩Sさんは自分の事はともかく他人のミスが許せない人だ。
先輩Sさん「昨日そんな忙しかったんか?」
みかやん。「暇だったのでO君とコンビニボックスの掃除をしました。その間Hさんが部屋の掃除の点検をしてました」
先輩Sさん「Hさんの点検も大した事あらへんなぁ。情けないわ。O君も疲れると手抜きするからなぁ。どいつもこいつもあかんわ。同じ班ってだけでウチまでアホ思われたらかなわんわ」
みかやん。「すみません。昨日のO君は少し落ち込んでましたけど、手抜きはしてないと思います」
先輩Sさん「落ち込んでたって仕事に私情を挟んだらアカンのはわからんのか?いつもO君をかばうけどかばっても少しも後輩の為にはならんのや。それもわからんのんか?」
みかやん。「別にかばうつもりはありませんけど。。。」
これですっかりテンションが下がってしまった。口答えでもしようものなら先輩Sさんにこてんぱんに叱られるので、その場はおとなしく引き下がった。それに仕事が忙しくて先輩Sさんの腹立たしい発言を思い出す暇もなかった。午前3時半、三人とも喉が渇いてお腹も空いたので、フロントへ電話して少し休ませて貰う事にした。
後かたづけをしてようやく椅子に座ると私の斜め前に先輩Nさんがいた。髪の毛が。。。うぷぷっ。と思ったら先輩Nさんと目が合った。
先輩Nさん「みかやん、さいばばって知ってるべが?」
みかやん。「インドかどこかの不思議な力を持ったおぢさんですよね?」
先輩Nさん「おどご(男)だの?さいばばって言うから婆さんだど思った」
みかやん。「サイババがどうかしたんですか?」
先輩Nさん「うぢの娘が”お母さんの髪さいばばみたい”って言うからさいばばって何さって聞いでも言わないんだわ。さいばばさいばばって言うんだよ。何だべが?と思ってさ」
みかやん。「・・・・」(笑いを堪えている為、口を開けない)
先輩Sさん「で、どないな髪型やねん?」
みかやん。「ふっ。フッフッフッフ。普通ですよ」
先輩Nさん「あんた、なんか笑ってないがい?」
みかやん。「いえ別に」(笑いを堪えている為これ以上答えられない)
すぐさまトイレへ立つふりをしてトイレへ行って声を殺して笑った。アフロヘアから聖子ちゃんカットになったと思ったら、自分でブローができなくてサイババになっていたなんて。先輩Nさんったらおかし過ぎる。何度トイレから出ようとしても笑いがこみ上げてきて、なかなかトイレから出られなかった。
やっとの思いでトイレから出たものの先輩Nさんの顔を見れない。休憩中にも部屋が空いたのですぐ掃除へ向かった。先輩Nさんとベッドを組む事になっても顔を見るのは無理だった。
先輩Nさん「Sさんもあんな風に言う事ないべさね。自分が他人にどう思われるがって事を一番気にするから同じ班の人の失敗を許せないんだよ。だがらいぢいぢこうるさいんだわ。気にすんでないよ」
せっかく暖かい言葉をかけて貰ったので、目を見て返事をしないと失礼だが顔を上げられなかった。
先輩Nさん「気にすんでないって。本当に意地悪でねっちりした怒り方するから、聞いでいられないもね。Sさんってなんか性格が歪みきってるみだいだもの。あったら怒り方したら誰もついでこないって」
と私が落ち込んでいるように思ってくれたが、どうにも顔を上げられなかった。
先輩Nさん、ごめんなさい。
帰りは途中まで先輩Nさんと歩いた。横に並んで歩いたので顔を見なくて済んだ。普段はとても仲良しに見える魔界ペアだが、先輩Nさんが先輩Sさんを毛嫌いしていたとは全く知らなかった。
0:00-9:00 16室掃除
今日は先輩SさんとNさんの魔界ペアとの勤務。「おはようございます!」とフロントへ出勤の打刻へ行くと、連絡用のホワイトボードにメッセージカードとガリガリ君が張られていた。メッセージカードには「客用冷蔵庫にアイスの忘れ物あり」と書かれていた。
我がナイトチームでそんな基本的なミスをする人などいないと思って、先輩Sさんがメッセージカードの裏を見ると、係員名に新人O君の名前が書かれていて一同愕然とした。先輩Sさんは自分の事はともかく他人のミスが許せない人だ。
先輩Sさん「昨日そんな忙しかったんか?」
みかやん。「暇だったのでO君とコンビニボックスの掃除をしました。その間Hさんが部屋の掃除の点検をしてました」
先輩Sさん「Hさんの点検も大した事あらへんなぁ。情けないわ。O君も疲れると手抜きするからなぁ。どいつもこいつもあかんわ。同じ班ってだけでウチまでアホ思われたらかなわんわ」
みかやん。「すみません。昨日のO君は少し落ち込んでましたけど、手抜きはしてないと思います」
先輩Sさん「落ち込んでたって仕事に私情を挟んだらアカンのはわからんのか?いつもO君をかばうけどかばっても少しも後輩の為にはならんのや。それもわからんのんか?」
みかやん。「別にかばうつもりはありませんけど。。。」
これですっかりテンションが下がってしまった。口答えでもしようものなら先輩Sさんにこてんぱんに叱られるので、その場はおとなしく引き下がった。それに仕事が忙しくて先輩Sさんの腹立たしい発言を思い出す暇もなかった。午前3時半、三人とも喉が渇いてお腹も空いたので、フロントへ電話して少し休ませて貰う事にした。
後かたづけをしてようやく椅子に座ると私の斜め前に先輩Nさんがいた。髪の毛が。。。うぷぷっ。と思ったら先輩Nさんと目が合った。
先輩Nさん「みかやん、さいばばって知ってるべが?」
みかやん。「インドかどこかの不思議な力を持ったおぢさんですよね?」
先輩Nさん「おどご(男)だの?さいばばって言うから婆さんだど思った」
みかやん。「サイババがどうかしたんですか?」
先輩Nさん「うぢの娘が”お母さんの髪さいばばみたい”って言うからさいばばって何さって聞いでも言わないんだわ。さいばばさいばばって言うんだよ。何だべが?と思ってさ」
みかやん。「・・・・」(笑いを堪えている為、口を開けない)
先輩Sさん「で、どないな髪型やねん?」
みかやん。「ふっ。フッフッフッフ。普通ですよ」
先輩Nさん「あんた、なんか笑ってないがい?」
みかやん。「いえ別に」(笑いを堪えている為これ以上答えられない)
すぐさまトイレへ立つふりをしてトイレへ行って声を殺して笑った。アフロヘアから聖子ちゃんカットになったと思ったら、自分でブローができなくてサイババになっていたなんて。先輩Nさんったらおかし過ぎる。何度トイレから出ようとしても笑いがこみ上げてきて、なかなかトイレから出られなかった。
やっとの思いでトイレから出たものの先輩Nさんの顔を見れない。休憩中にも部屋が空いたのですぐ掃除へ向かった。先輩Nさんとベッドを組む事になっても顔を見るのは無理だった。
先輩Nさん「Sさんもあんな風に言う事ないべさね。自分が他人にどう思われるがって事を一番気にするから同じ班の人の失敗を許せないんだよ。だがらいぢいぢこうるさいんだわ。気にすんでないよ」
せっかく暖かい言葉をかけて貰ったので、目を見て返事をしないと失礼だが顔を上げられなかった。
先輩Nさん「気にすんでないって。本当に意地悪でねっちりした怒り方するから、聞いでいられないもね。Sさんってなんか性格が歪みきってるみだいだもの。あったら怒り方したら誰もついでこないって」
と私が落ち込んでいるように思ってくれたが、どうにも顔を上げられなかった。
先輩Nさん、ごめんなさい。
帰りは途中まで先輩Nさんと歩いた。横に並んで歩いたので顔を見なくて済んだ。普段はとても仲良しに見える魔界ペアだが、先輩Nさんが先輩Sさんを毛嫌いしていたとは全く知らなかった。
ラブホ奮戦記61日目:コンビニBOX
2002年11月27日 らぶほ1夫が休みだったので昼の会社から帰ると、焼肉の用意ができていた。先に焼きうどんや焼きそばを食べたので、牛肉を少ししか食べられなかった。しかし牛肉は1パック170円の激安の物だった。これも結婚記念日第三弾と言えなくもないが、あまりにもあまりにも、こっこさんの結婚記念日とは違い過ぎる。
0:00-6:00 10室掃除
今日は先輩Hさんと新人Oくんとの勤務。新人Oくんの実家から帰省命令が出たそうで、「帰りたくない」と落ち込んでいた。今すぐではないが、実家へ帰って母親の面倒を見なければならないそうだ。なんとなく私も急に寂しくなった。
新人Oくん「例の俺の姉ちゃんから電話がきて”子供が2年後に小学校へ入学するから、小学校は夫の単身赴任先の東京で入学させたいから家を出て東京へ行くよ。その時はお前が函館に戻って母さんの面倒を見るんだよ”って言われたんすよ。こっちで就職探そうと思ってたのに帰んなきゃなんないんすよ。函館で就職なんかあるんすかね。俺、帰りたくないっすよ」
みかやん。「だったらお母さんを札幌へ呼ぶとか?でもうちの母親も函館に一人で住んでるけど、長年住み慣れた函館を離れたがらないんだよね。それと札幌でも就職厳しいのに函館だったらもっと厳しいと思うよ」
新人Oくん「俺が結婚してて家に嫁でもいれば母さんを呼ぼうかとも思いますけど、今、俺んちへ呼んでもどーにもなんないじゃないすか。だったら俺に嫁と就職を紹介してくださいよ」
みかやん。「そんなの自分で探しなさい!そもそもお母さんが”帰ってきて欲しい”と言ってるのかい?うちの母親は”わっちはまだまだあんただぢの世話にはならないよ”とか言ってるけど」
新人Oくん「姉ちゃんが母さんの事を心配して言ってると思うんすよ。母さんはまだバリバリ仕事してるんで、どう思ってるのか???」
みかやん。「一度函館へ帰って家族会議して来たら?」
新人Oくん「函館へ行って帰ってくる金、無いっすよ」
みかやん。「ピンサロへ行く金があるのに親の顔を見に行く金が無いとは何事だい!」
新人Oくん「それがその。あの。。。でも俺、ホント帰りたくないっす〜」
いつもニコニコの新人Oくんが暗い表情をしていたので、なんとなく声をかけにくくなった。今日はフロントJ氏に増やされた仕事のコンビニボックス掃除をする日だった。
コンビニボックスというのはラブホにあるエログッズの販売機や飲み物や食べ物の販売機の事だ。商品を一つずつ取り出して中を拭く作業をした。新人Oくんとペアになって、新人Oくんはエログッズの方を私は飲み物と食べ物の方の拭き掃除をして、先輩Hさんはその間に部屋の点検をする事になった。
新人Oくんと並んで座って黙々と拭き掃除。新人Oくんはエログッズを自販機から出したら、商品がどの向きで入っていたか、わからなくなったようだ。
新人Oくん「あれ?このバイブって電池の方が上なんでしたっけ?」
みかやん。「そうそう、ローターもそうだけどバイブも電池が上で商品が下になるように置くんだよ」
新人Oくん「そっか、バイブはちん○んが上に反るように置けばいいんすね。俺と同じだから覚え易いや」
みかやん。「何、言ってんだか」
新人Oくん「俺は若いからもっと反りますけどね」
みかやん。「見たわけじゃないから、わかんないけどね」
新人Oくん「でも見せませんよ」
みかやん。「見ませんよっ!」
こんな調子でコンビニボックス掃除で5部屋回った。その間にいつもの新人Oくんに戻ってくれたような気もしたが、ふとした時に見せる寂しげな表情を見て私も寂し〜くなった。
いつまでここで新人Oくんと一緒に働けるんだろう?「美人で優しくて素敵な先輩だった」(←爆)と新人Oくんの記憶にずっと残るようないい先輩でいようと思いながら、新人Oくんと通路のモップがけをした。
新人Oくん「俺が函館帰ったら寂しくて泣いちゃうでしょ?」
みかやん。「うん。そうかも」
新人Oくん「えっ”何言ってんの!”とか言わないんすか?」
みかやん。「うん。言わない」
新人Oくん「調子狂うじゃないすか!変ですよ」
みかやん。「変とは何さ!変な人に変って言われたくないねっ!」
新人Oくん「あ〜。俺、やっぱり帰りたくないっす〜」
「美人で優しくて素敵な先輩」というのは私には到底無理な話だ。
0:00-6:00 10室掃除
今日は先輩Hさんと新人Oくんとの勤務。新人Oくんの実家から帰省命令が出たそうで、「帰りたくない」と落ち込んでいた。今すぐではないが、実家へ帰って母親の面倒を見なければならないそうだ。なんとなく私も急に寂しくなった。
新人Oくん「例の俺の姉ちゃんから電話がきて”子供が2年後に小学校へ入学するから、小学校は夫の単身赴任先の東京で入学させたいから家を出て東京へ行くよ。その時はお前が函館に戻って母さんの面倒を見るんだよ”って言われたんすよ。こっちで就職探そうと思ってたのに帰んなきゃなんないんすよ。函館で就職なんかあるんすかね。俺、帰りたくないっすよ」
みかやん。「だったらお母さんを札幌へ呼ぶとか?でもうちの母親も函館に一人で住んでるけど、長年住み慣れた函館を離れたがらないんだよね。それと札幌でも就職厳しいのに函館だったらもっと厳しいと思うよ」
新人Oくん「俺が結婚してて家に嫁でもいれば母さんを呼ぼうかとも思いますけど、今、俺んちへ呼んでもどーにもなんないじゃないすか。だったら俺に嫁と就職を紹介してくださいよ」
みかやん。「そんなの自分で探しなさい!そもそもお母さんが”帰ってきて欲しい”と言ってるのかい?うちの母親は”わっちはまだまだあんただぢの世話にはならないよ”とか言ってるけど」
新人Oくん「姉ちゃんが母さんの事を心配して言ってると思うんすよ。母さんはまだバリバリ仕事してるんで、どう思ってるのか???」
みかやん。「一度函館へ帰って家族会議して来たら?」
新人Oくん「函館へ行って帰ってくる金、無いっすよ」
みかやん。「ピンサロへ行く金があるのに親の顔を見に行く金が無いとは何事だい!」
新人Oくん「それがその。あの。。。でも俺、ホント帰りたくないっす〜」
いつもニコニコの新人Oくんが暗い表情をしていたので、なんとなく声をかけにくくなった。今日はフロントJ氏に増やされた仕事のコンビニボックス掃除をする日だった。
コンビニボックスというのはラブホにあるエログッズの販売機や飲み物や食べ物の販売機の事だ。商品を一つずつ取り出して中を拭く作業をした。新人Oくんとペアになって、新人Oくんはエログッズの方を私は飲み物と食べ物の方の拭き掃除をして、先輩Hさんはその間に部屋の点検をする事になった。
新人Oくんと並んで座って黙々と拭き掃除。新人Oくんはエログッズを自販機から出したら、商品がどの向きで入っていたか、わからなくなったようだ。
新人Oくん「あれ?このバイブって電池の方が上なんでしたっけ?」
みかやん。「そうそう、ローターもそうだけどバイブも電池が上で商品が下になるように置くんだよ」
新人Oくん「そっか、バイブはちん○んが上に反るように置けばいいんすね。俺と同じだから覚え易いや」
みかやん。「何、言ってんだか」
新人Oくん「俺は若いからもっと反りますけどね」
みかやん。「見たわけじゃないから、わかんないけどね」
新人Oくん「でも見せませんよ」
みかやん。「見ませんよっ!」
こんな調子でコンビニボックス掃除で5部屋回った。その間にいつもの新人Oくんに戻ってくれたような気もしたが、ふとした時に見せる寂しげな表情を見て私も寂し〜くなった。
いつまでここで新人Oくんと一緒に働けるんだろう?「美人で優しくて素敵な先輩だった」(←爆)と新人Oくんの記憶にずっと残るようないい先輩でいようと思いながら、新人Oくんと通路のモップがけをした。
新人Oくん「俺が函館帰ったら寂しくて泣いちゃうでしょ?」
みかやん。「うん。そうかも」
新人Oくん「えっ”何言ってんの!”とか言わないんすか?」
みかやん。「うん。言わない」
新人Oくん「調子狂うじゃないすか!変ですよ」
みかやん。「変とは何さ!変な人に変って言われたくないねっ!」
新人Oくん「あ〜。俺、やっぱり帰りたくないっす〜」
「美人で優しくて素敵な先輩」というのは私には到底無理な話だ。
ラブホ奮戦記60日目:気の毒なフロントI氏
2002年11月24日 らぶほ1昼の仕事が休みだったので、ラブホから帰って10時から昼頃まで爆睡。
起きると夫作の弁当があった。冷蔵庫の残り物でおかずを作って、ご飯は海苔2段。感激しながら頂いた。その後、PCを見たり夫に録画しておいて貰ったビデオをまとめて見たりして、夕方から8時までまた爆睡。
「ご飯できたよ」と起こされ、夫作のトーストと目玉焼きとじゃがバターを頂いた。ふと見ると私が寝ている間に洗濯をしてくれていたし、明日の燃えるゴミの日に備えてゴミもまとめていてくれた。いつもの事ながら主婦らしい事をしないまま一日が過ぎ、全て夫におんぶに抱っこだ。全く申し訳ない。夫に逃げられないうちに、ちゃんとしよう(汗)。
0:00-6:00 7室掃除
今日は先輩Hさんと先輩Sさんとの勤務。夫に送られて出勤して控え室のモニターを見ると空き部屋が目立ち、普段は午前1時まで勤務のC班の人達も午前0時に帰ってしまった。暇な予感がした。
C班の人達が帰ってフロントM氏が控え室に顔を出した。
フロントM氏「隣りのホテルPをウチの会社で買い取ったって誰かから聞いてた?」
先輩Hさん「そうなの?初耳だわよ」
フロントM氏「もうホテルRからフロントJ氏が行ってフロントやってるんだってさ」
先輩Sさん「こないだJ氏がここへ来とって”帰りに寄った”言うててな。家もホテルRも反対方向やのに何言うてはるんやろ思ったらホテルPの帰りやったんやな」
みかやん。「ホテルPって外からフロントのおぢさんのハゲ頭が丸見えだったのに、昨日はブラインドが下りてたんですよ。J氏だからだったんですかねぇ」
フロントM氏「この界隈の1軒を残して3軒がうちの系列になったから、どこへ流れてもうちの儲けになるって事なんだよね」
先輩Hさん「なるほどね。でもどうせ私達には還元されないのよね」
先輩Sさん「ところで今日M氏は通し勤務ですか?フロントI氏が来るんですか?うちはハッキリ言ってI氏が嫌いですねん。どんくさくてたまりませんわ〜」
フロントM氏「もうすぐ俺とI氏と交代するよ。そう言わないで仲良くやってね」
と話していたらフロントI氏が登場した。相変わらず顔色が悪くて生きてる人とは思えない。今日は暇なのでいつもよりフロントI氏の失敗が目立った。
自販機のローターが売れたので新しいローターを持って来たが自販機の鍵を忘れてすぐに交換できなかったし、客室にリネン類を運んでくれたのはいいがサウナ付きの部屋なのにサウナ用のタオルを忘れてすぐに交換できなかったし、お客さんがワインを飲んだと判ってるのにワイングラスを持ってくるのを忘れていた。お陰で何かと待たされた。
フロントI氏が忘れたので、控え室へ行ってグラスとワイングラスを計4つ持って部屋へ戻ろうとしたら、控え室の内線電話が鳴った。丁度フロントI氏が内線電話の前に来たのが見えて、私は両手が塞がっていたので「すいません。電話に出てもらえますか」と叫んだら、何を思ったのかフロントI氏は自分のズボンのポケットをまさぐり、会社の携帯電話を取り出して「はい、フロントでございます、あれ?もしもし、もしもーし」と言っていた。
鳴っているのは内線電話なのに。その間も内線電話は鳴りっぱなしなのに。笑うどころか哀しくなってしまった。
ようやく気が付いてフロントI氏が内線電話を取ると切れていたようで、その直後に先輩Hさんと鬼の形相の先輩Sさんが血だらけになったベッドパッドと掛け布団を運んできた。
先輩Sさんが「そこにおったんならすぐに電話取って貰わんと困りますわ!うちらで運んできたのでこの布団の血液取りしてて下さい!次の部屋はハギに入って頂かなくて結構です!」と怒鳴った。私の手からグラスをもぎ取り、先輩Sさんは物凄い勢いで部屋へ戻って行った。
先輩Hさんと部屋へ戻ると、先輩Sさんがモニターを見ていた。客室のモニターでもリネン室の様子が見えるようになっていたので、三人で暫しフロントI氏の様子を見ていた。
ベッタリと血が付いた布団の前にやや暫く佇んでいたと思ったら突然、血の臭いを嗅いでみたり、顔を近づけてしげしげと見ていたり、いっこうに作業にとりかからない。ふとフロントI氏の姿が消えたと思ったら、フロントへ戻って手帳を持ってきて、手帳を見ながら慣れない手つきでヘアブラシを持って、布団の血の部分を擦りだした。
すっかり脱力して三人で一度控え室へ戻る事にした。フロントI氏の背後から先輩Hさんが「あのぅ。歯ブラシで擦るんですよ」と声をかけた。見る見る間にフロントI氏の血の気のない顔に赤みがさした。赤黒い顔で「申し訳ありません。おかしいとは思ったんですけど、メモにブラシと書いてあったものですから」と言った。
そんな事を聞いて黙っていられる先輩Sさんではない。「どんなメモ持ってるんや!アホちゃうか!子供でもそんな間違いせんわ!うちらでやるからハギしとってや!あんたにはもうコリゴリや」と叫んでフロントI氏から布団を引き離した。あまりのけんまくにフロントI氏はすごすごとハギへ向かった。
そこまでされるとフロントI氏が気の毒になった。フロントI氏は新人とは言え先輩Sさんより4才年上なのに。。。これから12月。忙しいクリスマスや年末が待っている。どうなる事やらと、とても不安になった。
起きると夫作の弁当があった。冷蔵庫の残り物でおかずを作って、ご飯は海苔2段。感激しながら頂いた。その後、PCを見たり夫に録画しておいて貰ったビデオをまとめて見たりして、夕方から8時までまた爆睡。
「ご飯できたよ」と起こされ、夫作のトーストと目玉焼きとじゃがバターを頂いた。ふと見ると私が寝ている間に洗濯をしてくれていたし、明日の燃えるゴミの日に備えてゴミもまとめていてくれた。いつもの事ながら主婦らしい事をしないまま一日が過ぎ、全て夫におんぶに抱っこだ。全く申し訳ない。夫に逃げられないうちに、ちゃんとしよう(汗)。
0:00-6:00 7室掃除
今日は先輩Hさんと先輩Sさんとの勤務。夫に送られて出勤して控え室のモニターを見ると空き部屋が目立ち、普段は午前1時まで勤務のC班の人達も午前0時に帰ってしまった。暇な予感がした。
C班の人達が帰ってフロントM氏が控え室に顔を出した。
フロントM氏「隣りのホテルPをウチの会社で買い取ったって誰かから聞いてた?」
先輩Hさん「そうなの?初耳だわよ」
フロントM氏「もうホテルRからフロントJ氏が行ってフロントやってるんだってさ」
先輩Sさん「こないだJ氏がここへ来とって”帰りに寄った”言うててな。家もホテルRも反対方向やのに何言うてはるんやろ思ったらホテルPの帰りやったんやな」
みかやん。「ホテルPって外からフロントのおぢさんのハゲ頭が丸見えだったのに、昨日はブラインドが下りてたんですよ。J氏だからだったんですかねぇ」
フロントM氏「この界隈の1軒を残して3軒がうちの系列になったから、どこへ流れてもうちの儲けになるって事なんだよね」
先輩Hさん「なるほどね。でもどうせ私達には還元されないのよね」
先輩Sさん「ところで今日M氏は通し勤務ですか?フロントI氏が来るんですか?うちはハッキリ言ってI氏が嫌いですねん。どんくさくてたまりませんわ〜」
フロントM氏「もうすぐ俺とI氏と交代するよ。そう言わないで仲良くやってね」
と話していたらフロントI氏が登場した。相変わらず顔色が悪くて生きてる人とは思えない。今日は暇なのでいつもよりフロントI氏の失敗が目立った。
自販機のローターが売れたので新しいローターを持って来たが自販機の鍵を忘れてすぐに交換できなかったし、客室にリネン類を運んでくれたのはいいがサウナ付きの部屋なのにサウナ用のタオルを忘れてすぐに交換できなかったし、お客さんがワインを飲んだと判ってるのにワイングラスを持ってくるのを忘れていた。お陰で何かと待たされた。
フロントI氏が忘れたので、控え室へ行ってグラスとワイングラスを計4つ持って部屋へ戻ろうとしたら、控え室の内線電話が鳴った。丁度フロントI氏が内線電話の前に来たのが見えて、私は両手が塞がっていたので「すいません。電話に出てもらえますか」と叫んだら、何を思ったのかフロントI氏は自分のズボンのポケットをまさぐり、会社の携帯電話を取り出して「はい、フロントでございます、あれ?もしもし、もしもーし」と言っていた。
鳴っているのは内線電話なのに。その間も内線電話は鳴りっぱなしなのに。笑うどころか哀しくなってしまった。
ようやく気が付いてフロントI氏が内線電話を取ると切れていたようで、その直後に先輩Hさんと鬼の形相の先輩Sさんが血だらけになったベッドパッドと掛け布団を運んできた。
先輩Sさんが「そこにおったんならすぐに電話取って貰わんと困りますわ!うちらで運んできたのでこの布団の血液取りしてて下さい!次の部屋はハギに入って頂かなくて結構です!」と怒鳴った。私の手からグラスをもぎ取り、先輩Sさんは物凄い勢いで部屋へ戻って行った。
先輩Hさんと部屋へ戻ると、先輩Sさんがモニターを見ていた。客室のモニターでもリネン室の様子が見えるようになっていたので、三人で暫しフロントI氏の様子を見ていた。
ベッタリと血が付いた布団の前にやや暫く佇んでいたと思ったら突然、血の臭いを嗅いでみたり、顔を近づけてしげしげと見ていたり、いっこうに作業にとりかからない。ふとフロントI氏の姿が消えたと思ったら、フロントへ戻って手帳を持ってきて、手帳を見ながら慣れない手つきでヘアブラシを持って、布団の血の部分を擦りだした。
すっかり脱力して三人で一度控え室へ戻る事にした。フロントI氏の背後から先輩Hさんが「あのぅ。歯ブラシで擦るんですよ」と声をかけた。見る見る間にフロントI氏の血の気のない顔に赤みがさした。赤黒い顔で「申し訳ありません。おかしいとは思ったんですけど、メモにブラシと書いてあったものですから」と言った。
そんな事を聞いて黙っていられる先輩Sさんではない。「どんなメモ持ってるんや!アホちゃうか!子供でもそんな間違いせんわ!うちらでやるからハギしとってや!あんたにはもうコリゴリや」と叫んでフロントI氏から布団を引き離した。あまりのけんまくにフロントI氏はすごすごとハギへ向かった。
そこまでされるとフロントI氏が気の毒になった。フロントI氏は新人とは言え先輩Sさんより4才年上なのに。。。これから12月。忙しいクリスマスや年末が待っている。どうなる事やらと、とても不安になった。
ラブホ奮戦記59日目:O君は負けず嫌い
2002年11月23日 らぶほ10:00-9:00 14室掃除
今日は先輩Sさんと新人Oくんとの勤務。Oくんとはメールや電話で、すっかり仲良くなったけど。。。
「お腹が痛い」と情けない顔をしていたので「大丈夫?」と聞くと「今、軽く屁をしたらおさまりました」とか、またピンサロの話をしていて「俺、遅漏だからいつも延長ギリギリっす」とか。慣れすぎ。
今日は終始新人Oくんとピンサロvs不倫の話。私と同い年の新人O君のお姉さんは不倫をしているのに、新人Oくんのピンサロ通いを咎めるそうだ。
みかやん。「ピンサロ通いは卒業したんじゃなかった?」
新人Oくん「近所に”三千円ポッキリ”って店があって、ついフラフラと。それより股関節が痛くて歩くと局部に響くんですよ。ああぁ局部が」
みかやん。「子供に局部、局部と言われるとなんか生々しいよ」
新人Oくん「俺だって姉さんと同い年の人にエロい話されると生々しいっす」
みかやん。「あたしはエロい話しないもの。不倫って騒ぐけど、一生、夫に夢中なまま幸せに暮らせるのに越した事はないけど、夫婦なんていい時ばかりじゃないよ。最近”結婚と恋愛は別”って言った友達の気持ちがわかるようになったもの。Oちゃんも大人になったらわかるよ」
新人Oくん「何言ってるんすか!恋愛イコール結婚に決まってるじゃないすか!不倫なんかする女、信用できないすよ!俺は許しません」
みかやん。「”結婚したら不倫しよう”と結婚する人はいないよ!でも夫婦でいたって満たされない気持ちとか孤独感もあるんだよ。そんな時”ついフラフラと”となるんじゃないの?」
新人Oくん「俺のピンサロの話と一緒にしないで下さいよ。これから結婚適齢期になる俺に夢も希望もない事を言わないで下さい」
みかやん。「Oちゃんだって結婚したら不倫するかも知れないじゃない!」
新人Oくん「俺は一生愛せる女と結婚するから不倫はしません!ピンサロ通いは浮気でも不倫でもないんすよ。なんで不倫を肯定するんっすか?もしかして不倫してるんすか?」
みかやん。「してないよ!Oちゃんのお姉さんの気持ちが少しわかるからだよ」
新人Oくん「ピンサロ通いは不倫と違って何の問題もないすよ!普通にたまるんっす!夢精なんかしたら情けないっす!男は定期的に抜かないとダメなんっす!」
みかやん。「自慢する事ないじゃない。好きでもない女の子の前に局部をさらせる方があたしは信じられないよ」
新人Oくん「大人の男だからいろいろあるんっす。彼女いないしセフレ作るつもりもないから仕方ないじゃないすか」
みかやん。「でも彼女もセフレもいなくてもピンサロ通いとかしてない人だっているでしょ」
新人Oくん「俺の金を何に使おうと俺の勝手っす!なんで俺の姉さんと全く同じ事、言われて同じ返事をしなきゃなんないんすか!不倫が肯定できてピンサロ通いが肯定できないなんて、おかしいっすよ」
みかやん。「否定も肯定もしないよ。ただOちゃんのお姉さんは”寂しいの。満たされてないの”って気持ちを気が付いて欲しかったんじゃないの。でも弟にはちゃんと彼女がいて幸せでいてくれると思ってたから、ピンサロ通いが気になったんじゃない?離れて暮らす弟には幸せでいて欲しいし、理想通りの弟でいて欲しいと姉は思うんだよ」
新人Oくん「やっぱり子供扱いすか。俺に母性本能をくすぐられるからって、俺が弟にしたい男ナンバーワンだからって。フン」
みかやん。「フン!そんな風に思ってないよ!あたしには手の掛かる弟達が沢山いるんだから面倒かけないでね!」
↑この話を控え室で、掃除に行ってベッドを組みながら、通路をモップがけしながら、バスタオルをたたみながら延々としていた。殆ど仕事そっちのけだった。
みかやん。「お風呂係は誰だろ?ポットがこんな所に置きっぱなし」
新人Oくん「俺っす!す・み・ま・せ・ん。今やります」
新人Oくん「部屋係は誰だろ?グラスがこんな所に置きっぱなし」
みかやん。「あたしだよ。今やろうと思ってたもん。忘れてなんかないからね!」
みかやん。「洗面係は誰?トイレのゴミ箱の蓋が開いてる」
新人Oくん「これからチェックしようと思ってました。忘れてなんかないす」
新人Oくん「風呂係は誰でしょ?バスタオルが置きっぱなし」
みかやん。「今、取りに行こうと思ってた所だもん。自分の仕事しなさいよ」
新人Oくん「手の掛かる先輩がいるから俺、大変っす」
みかやん。「あたしだって生意気な後輩がいて大変!」
みかやん。&新人Oくん「フンッ!」
そして一緒にベッドを組む事になり、新人Oくんがベッドを剥がし始めた。
新人Oくん「うわぁ〜。血が〜〜。ひいぃ〜」
みかやん。「どれっ貸しなさい!あたしがやるから」
新人Oくん「すみません」
みかやん。「手の掛かるお猿さんがいて大変だわ」
新人Oくん「あー!お猿って言ったー。いじめられたって辞めてやるー」
みかやん。「どこがいじめられてるのさ。自転車盗まれたって言うから貸してあげて、血が怖いと思うから代わってあげて、腹減ったと言えばパンを分けたり、ミスしてた所をこっそり直しておいたり、目に入れても痛くないくらい可愛がってるのに」
新人Oくん「ごめんなさい。でもこんな事で俺に勝ったと思わないで下さいね」
みかやん。「子猿さんに勝ったくらいで別になんとも思わないよーだ」
新人Oくん「あー!子猿さんって言ったー!やっぱり辞めてやるー!(笑)」
先輩Sさん「うるさいわ!あんたらの喧嘩なんか猿も食わんわ」
新人Oくん「猿って。。。それ禁句っすよ!」
先輩Sさん「はいはい。子猿さんもお姉さん猿さんも静かにしっかり仕事してください」
みかやん。「私まで猿なんですか?」
新人Oくん「あっはっは!お姉さん猿だってー」
先輩Sさん「仕事中やて言うてるやろ!うるさいわ!二人とも負けず嫌いなんはようわかったから、負けず嫌いは仕事に生かしぃや!」
この後、先輩Sさんにこてんぱんに叱られてしまった。
今日は先輩Sさんと新人Oくんとの勤務。Oくんとはメールや電話で、すっかり仲良くなったけど。。。
「お腹が痛い」と情けない顔をしていたので「大丈夫?」と聞くと「今、軽く屁をしたらおさまりました」とか、またピンサロの話をしていて「俺、遅漏だからいつも延長ギリギリっす」とか。慣れすぎ。
今日は終始新人Oくんとピンサロvs不倫の話。私と同い年の新人O君のお姉さんは不倫をしているのに、新人Oくんのピンサロ通いを咎めるそうだ。
みかやん。「ピンサロ通いは卒業したんじゃなかった?」
新人Oくん「近所に”三千円ポッキリ”って店があって、ついフラフラと。それより股関節が痛くて歩くと局部に響くんですよ。ああぁ局部が」
みかやん。「子供に局部、局部と言われるとなんか生々しいよ」
新人Oくん「俺だって姉さんと同い年の人にエロい話されると生々しいっす」
みかやん。「あたしはエロい話しないもの。不倫って騒ぐけど、一生、夫に夢中なまま幸せに暮らせるのに越した事はないけど、夫婦なんていい時ばかりじゃないよ。最近”結婚と恋愛は別”って言った友達の気持ちがわかるようになったもの。Oちゃんも大人になったらわかるよ」
新人Oくん「何言ってるんすか!恋愛イコール結婚に決まってるじゃないすか!不倫なんかする女、信用できないすよ!俺は許しません」
みかやん。「”結婚したら不倫しよう”と結婚する人はいないよ!でも夫婦でいたって満たされない気持ちとか孤独感もあるんだよ。そんな時”ついフラフラと”となるんじゃないの?」
新人Oくん「俺のピンサロの話と一緒にしないで下さいよ。これから結婚適齢期になる俺に夢も希望もない事を言わないで下さい」
みかやん。「Oちゃんだって結婚したら不倫するかも知れないじゃない!」
新人Oくん「俺は一生愛せる女と結婚するから不倫はしません!ピンサロ通いは浮気でも不倫でもないんすよ。なんで不倫を肯定するんっすか?もしかして不倫してるんすか?」
みかやん。「してないよ!Oちゃんのお姉さんの気持ちが少しわかるからだよ」
新人Oくん「ピンサロ通いは不倫と違って何の問題もないすよ!普通にたまるんっす!夢精なんかしたら情けないっす!男は定期的に抜かないとダメなんっす!」
みかやん。「自慢する事ないじゃない。好きでもない女の子の前に局部をさらせる方があたしは信じられないよ」
新人Oくん「大人の男だからいろいろあるんっす。彼女いないしセフレ作るつもりもないから仕方ないじゃないすか」
みかやん。「でも彼女もセフレもいなくてもピンサロ通いとかしてない人だっているでしょ」
新人Oくん「俺の金を何に使おうと俺の勝手っす!なんで俺の姉さんと全く同じ事、言われて同じ返事をしなきゃなんないんすか!不倫が肯定できてピンサロ通いが肯定できないなんて、おかしいっすよ」
みかやん。「否定も肯定もしないよ。ただOちゃんのお姉さんは”寂しいの。満たされてないの”って気持ちを気が付いて欲しかったんじゃないの。でも弟にはちゃんと彼女がいて幸せでいてくれると思ってたから、ピンサロ通いが気になったんじゃない?離れて暮らす弟には幸せでいて欲しいし、理想通りの弟でいて欲しいと姉は思うんだよ」
新人Oくん「やっぱり子供扱いすか。俺に母性本能をくすぐられるからって、俺が弟にしたい男ナンバーワンだからって。フン」
みかやん。「フン!そんな風に思ってないよ!あたしには手の掛かる弟達が沢山いるんだから面倒かけないでね!」
↑この話を控え室で、掃除に行ってベッドを組みながら、通路をモップがけしながら、バスタオルをたたみながら延々としていた。殆ど仕事そっちのけだった。
みかやん。「お風呂係は誰だろ?ポットがこんな所に置きっぱなし」
新人Oくん「俺っす!す・み・ま・せ・ん。今やります」
新人Oくん「部屋係は誰だろ?グラスがこんな所に置きっぱなし」
みかやん。「あたしだよ。今やろうと思ってたもん。忘れてなんかないからね!」
みかやん。「洗面係は誰?トイレのゴミ箱の蓋が開いてる」
新人Oくん「これからチェックしようと思ってました。忘れてなんかないす」
新人Oくん「風呂係は誰でしょ?バスタオルが置きっぱなし」
みかやん。「今、取りに行こうと思ってた所だもん。自分の仕事しなさいよ」
新人Oくん「手の掛かる先輩がいるから俺、大変っす」
みかやん。「あたしだって生意気な後輩がいて大変!」
みかやん。&新人Oくん「フンッ!」
そして一緒にベッドを組む事になり、新人Oくんがベッドを剥がし始めた。
新人Oくん「うわぁ〜。血が〜〜。ひいぃ〜」
みかやん。「どれっ貸しなさい!あたしがやるから」
新人Oくん「すみません」
みかやん。「手の掛かるお猿さんがいて大変だわ」
新人Oくん「あー!お猿って言ったー。いじめられたって辞めてやるー」
みかやん。「どこがいじめられてるのさ。自転車盗まれたって言うから貸してあげて、血が怖いと思うから代わってあげて、腹減ったと言えばパンを分けたり、ミスしてた所をこっそり直しておいたり、目に入れても痛くないくらい可愛がってるのに」
新人Oくん「ごめんなさい。でもこんな事で俺に勝ったと思わないで下さいね」
みかやん。「子猿さんに勝ったくらいで別になんとも思わないよーだ」
新人Oくん「あー!子猿さんって言ったー!やっぱり辞めてやるー!(笑)」
先輩Sさん「うるさいわ!あんたらの喧嘩なんか猿も食わんわ」
新人Oくん「猿って。。。それ禁句っすよ!」
先輩Sさん「はいはい。子猿さんもお姉さん猿さんも静かにしっかり仕事してください」
みかやん。「私まで猿なんですか?」
新人Oくん「あっはっは!お姉さん猿だってー」
先輩Sさん「仕事中やて言うてるやろ!うるさいわ!二人とも負けず嫌いなんはようわかったから、負けず嫌いは仕事に生かしぃや!」
この後、先輩Sさんにこてんぱんに叱られてしまった。
ラブホ奮戦記57日目:新人O君と出勤
2002年11月20日 らぶほ10:00-6:00 8室掃除
昼の職場で三時休みをしていた時、新人Oくんからメールがきた。
O君「緊急事態!自転車盗まれました(T-T)」
みか「まじ?今夜どやって行くの?私の自転車レンタルしよか?」
O君「困りません?またいつ盗まれるかわかんないす今年で3台目す」
みか「私は雪降ったから春まで乗らないよ。Oちゃん困るでしょ?」
と返信したら電話がきた。新人Oくんの3つのバイトを繋ぐ自転車が無いとなると死活問題だ。快く私の自転車を期限付きレンタル移籍する事にした。「今日、実家から荷物が届くので届き次第、遊びに行ってもいいすか?アルゼンチン戦も一緒に観たいし」と言うので家で待っていた。
その後「荷物がまだ届かない」とか「飯食ってから行きます」とか何度も連絡が来て、携帯の着信履歴や受信メールが新人Oくんの名前だらけになった。マメな奴だ。
夫が帰宅して新人Oくんを待つ。到着したのはアルゼンチン戦の後半が始まった頃だった。三人でわいわい試合を見て、試合後はプレステ2のサッカーゲームをしたり、インターネットでサッカーの移籍情報を見たり、ラブホへ出勤するまで結構時間があったので、三人でサッカーの話で盛り上がった。
出勤時間になり夫に「自転車二人乗りして行けば?」と言われて、そうする事にした。華奢な新人Oくんにしっかり掴まって出発した。何故か見送ってくれた夫が後ろで大笑いしていた。新人Oくんと二人乗りして学生時代を思い出した。
なんだか青春してるみたいで気恥ずかしくなった。しかしあまり体重差がないので自転車をこぐ新人Oくんは辛かったに違いない。
ホテルQの近くには同業他店が3軒ある。向学の為にわざわざ他のラブホの前を通って行った。
新人Oくん「豚丼とかカレー出してる所もあるんすね。メイク係が作ってるんすかね」
みかやん。「あっちは外からフロントのおぢさんが丸見えなんだよ。イヤだよね」
新人Oくん「俺だったら金出してこーゆー所へ来るより家で充分すけどね」
mかやん。「世の中には自宅じゃできない事情の人も多いんだよ」
等と話してコンビニで三時のおやつを買ってもなお早めにホテルQへ着いた。
みかやん。「まだ早いからいっぷくしてから入るかい?」
新人Oくん「ここにいたらラブホから出てきた人と思われます」
それもそうだと思って、向かい側の会社の倉庫裏へ行った。
みかやん。「隠れて煙草吸うなんて中学生の頃みたい」
新人Oくん「あっ、Sさんの車です!」
先輩Sさんが到着したので新人OくんとホテルQ横の駐車場へ向かった。丁度、先輩Sさんが車から降りてきた所だったのに、私達が近づく気配を感じると先輩Sさんは何故か車の陰に隠れてしまったので、更に私達も陰の方へ行った。
先輩Sさん「なんや!あんたらやったんかい!ウチはホテルから出てきたアベックや思うて、顔会わせたらならんと隠れたやんか!ビックリするがな!それになんでこんな早い時間にO君がいてるねん?」
新人Oくん「自転車盗まれたんで、みかやんと一緒に来たんです。遠回りしてあっちのホテルとかも見てきたんすけど、それでも早く着いて」
先輩Sさん「あんたらあっちのホテルから来たってーーー」
みかやん。「入ってませんよ!自転車で通りかかっただけです!」
先輩Sさん「だって自転車盗まれた言うたやろ???」
新人Oくん「俺の自転車が家の前で盗まれたんで、みかやんの自転車に二人乗りで来たんです」
先輩Sさん「もう驚かせんといて。同じ班の若い二人に堂々と”ホテルから来た”なんて言われたらオバハン、ビックリするに決まってるやろ!頭の中真っ白になったわ!」
みかやん。「だから”ホテルから来た”なんて言ってませんて!」
ホテルQへ入っても先輩Sさんの興奮がさめず、C班の会う人会う人に「みかやんとO君が自転車に二人乗りして一緒に来てな、てっきりホテルQに来たアベックやと思うたんや。ビックリしとったら”あっちのホテルから来た”言うし、まぁ他店の外回りを見て来た言うけど、今日の飲み物もおやつも一緒やで。そーゆーのラブラブ言うんやないかと思うのはウチだけかいな」と言って回ってる。団地のオバサン状態だ。
新人Oくん「誤解されるような事、言わんといて下さい」
みかやん。「ホンマですわ。かないまへん」
先輩Sさん「なんで揃って大阪弁やねん!ウチもうイヤや〜」
新人Oくん「もうっ、落ちついて下さいよ〜」
みかやん。「どーどーどー」
先輩Sさん「どーどーってなんやの!ウチは馬やないで!あはははは」
仕方なく私と新人Oくんも「ハハハ」と引きつり笑いをしてその場は丸く収まった。こんなに先輩Sさんに騒がれるのなら、私だけでも地下鉄で出勤すりゃ良かった。ドッと疲れた。
昼の職場で三時休みをしていた時、新人Oくんからメールがきた。
O君「緊急事態!自転車盗まれました(T-T)」
みか「まじ?今夜どやって行くの?私の自転車レンタルしよか?」
O君「困りません?またいつ盗まれるかわかんないす今年で3台目す」
みか「私は雪降ったから春まで乗らないよ。Oちゃん困るでしょ?」
と返信したら電話がきた。新人Oくんの3つのバイトを繋ぐ自転車が無いとなると死活問題だ。快く私の自転車を期限付きレンタル移籍する事にした。「今日、実家から荷物が届くので届き次第、遊びに行ってもいいすか?アルゼンチン戦も一緒に観たいし」と言うので家で待っていた。
その後「荷物がまだ届かない」とか「飯食ってから行きます」とか何度も連絡が来て、携帯の着信履歴や受信メールが新人Oくんの名前だらけになった。マメな奴だ。
夫が帰宅して新人Oくんを待つ。到着したのはアルゼンチン戦の後半が始まった頃だった。三人でわいわい試合を見て、試合後はプレステ2のサッカーゲームをしたり、インターネットでサッカーの移籍情報を見たり、ラブホへ出勤するまで結構時間があったので、三人でサッカーの話で盛り上がった。
出勤時間になり夫に「自転車二人乗りして行けば?」と言われて、そうする事にした。華奢な新人Oくんにしっかり掴まって出発した。何故か見送ってくれた夫が後ろで大笑いしていた。新人Oくんと二人乗りして学生時代を思い出した。
なんだか青春してるみたいで気恥ずかしくなった。しかしあまり体重差がないので自転車をこぐ新人Oくんは辛かったに違いない。
ホテルQの近くには同業他店が3軒ある。向学の為にわざわざ他のラブホの前を通って行った。
新人Oくん「豚丼とかカレー出してる所もあるんすね。メイク係が作ってるんすかね」
みかやん。「あっちは外からフロントのおぢさんが丸見えなんだよ。イヤだよね」
新人Oくん「俺だったら金出してこーゆー所へ来るより家で充分すけどね」
mかやん。「世の中には自宅じゃできない事情の人も多いんだよ」
等と話してコンビニで三時のおやつを買ってもなお早めにホテルQへ着いた。
みかやん。「まだ早いからいっぷくしてから入るかい?」
新人Oくん「ここにいたらラブホから出てきた人と思われます」
それもそうだと思って、向かい側の会社の倉庫裏へ行った。
みかやん。「隠れて煙草吸うなんて中学生の頃みたい」
新人Oくん「あっ、Sさんの車です!」
先輩Sさんが到着したので新人OくんとホテルQ横の駐車場へ向かった。丁度、先輩Sさんが車から降りてきた所だったのに、私達が近づく気配を感じると先輩Sさんは何故か車の陰に隠れてしまったので、更に私達も陰の方へ行った。
先輩Sさん「なんや!あんたらやったんかい!ウチはホテルから出てきたアベックや思うて、顔会わせたらならんと隠れたやんか!ビックリするがな!それになんでこんな早い時間にO君がいてるねん?」
新人Oくん「自転車盗まれたんで、みかやんと一緒に来たんです。遠回りしてあっちのホテルとかも見てきたんすけど、それでも早く着いて」
先輩Sさん「あんたらあっちのホテルから来たってーーー」
みかやん。「入ってませんよ!自転車で通りかかっただけです!」
先輩Sさん「だって自転車盗まれた言うたやろ???」
新人Oくん「俺の自転車が家の前で盗まれたんで、みかやんの自転車に二人乗りで来たんです」
先輩Sさん「もう驚かせんといて。同じ班の若い二人に堂々と”ホテルから来た”なんて言われたらオバハン、ビックリするに決まってるやろ!頭の中真っ白になったわ!」
みかやん。「だから”ホテルから来た”なんて言ってませんて!」
ホテルQへ入っても先輩Sさんの興奮がさめず、C班の会う人会う人に「みかやんとO君が自転車に二人乗りして一緒に来てな、てっきりホテルQに来たアベックやと思うたんや。ビックリしとったら”あっちのホテルから来た”言うし、まぁ他店の外回りを見て来た言うけど、今日の飲み物もおやつも一緒やで。そーゆーのラブラブ言うんやないかと思うのはウチだけかいな」と言って回ってる。団地のオバサン状態だ。
新人Oくん「誤解されるような事、言わんといて下さい」
みかやん。「ホンマですわ。かないまへん」
先輩Sさん「なんで揃って大阪弁やねん!ウチもうイヤや〜」
新人Oくん「もうっ、落ちついて下さいよ〜」
みかやん。「どーどーどー」
先輩Sさん「どーどーってなんやの!ウチは馬やないで!あはははは」
仕方なく私と新人Oくんも「ハハハ」と引きつり笑いをしてその場は丸く収まった。こんなに先輩Sさんに騒がれるのなら、私だけでも地下鉄で出勤すりゃ良かった。ドッと疲れた。
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今日は休み・ラブホレポート
2002年11月19日 らぶほ1さすがにラブホ5連勤務は眠たかった。5連勤の間に昼の仕事の休みが3回あったのが救い。
自分ではなかなか他店見学へ行けそうもないので、友人の中で一番ラブホへ行きそうな友人E君に「ラブホへ行ってもボーっとしてないで、入口、部屋、備品、風呂、冷蔵庫、ベッド周り、全てチェックして帰るように!」と宿題を出しておいたところ、ようやく第1回目の回答を頂いた。
---------------------------
E君のラブホレポート
●ホテル・・・場所はススキノ。Bホテル。行ったのは土曜の夜。確か8階建て。
●入口・・・モニターがあって「只今満室ですが15分ほどでお部屋をご用意できます。待合室で少々お待ち下さい」と案内され、画面の「待つ」を押すと予約券が発券される。海をイメージした洞窟のような待合い室で待つ。他の待合室からは見えないような構造。待合室にもモニターがあり、ホテルのイベント案内や部屋の紹介等が見れる。部屋が空くと、待合室の電話が鳴りフロントの指示通りエレベーターに乗って部屋へ向かう。空いていたらフロントの人と会話もせずにすんなり入れたのかな?
●部屋・・・わりと狭いが新しめで綺麗。TVがかなり大型。カラオケも妙に充実。冷蔵庫や販売機や食器類は壁一面にまとめて収納され、服をかけるスペースもある。一体感があって機能的でシンプル。
●ベッド付近・・・枕元に「破るのも快感」と書いたストッキングと「見えないのも快感」と書いたアイマスクがあり、枕元のタッチパネルで部屋の明るさ、温度、TV、モーニングコール等が操作できて、かなり快適。コンドームは1個のみ。
●お風呂・・・普通のジェットバス。よくあるスポンジの他ヘチマがあった。入口にブルーグレーの高級感漂うバスローブが掛けられていた。
●洗面所・・・備品が豪華。レディースセットと書いた袋があって中に髪留め2種、ヘアバンド、コットン&綿棒、シャワーキャップが入っていた。髪留めは普段も全然使える物らしい。歯ブラシはコンパクトヘッド。
●感想・・・ススキノにあって宿泊9800円なら、タクシーで家に帰る必要なしかも?新しいので設備が全て快適。清潔感があってかなり好印象。E君のオススメ度★★★★★。5つ星。
●支払い・・・部屋の外に精算機があってクレジットカード払いも可。
●追記・・・変な宿題を出されて気になって眠れなかったと言うのが本音でしょう。誤解のないように言っておきますが当然嫁と行って参りました。しかしこんな完璧なレポートを書けるのは俺様くらいのものでしょう。深く感謝して今後はE様とあがめたてまつるように。わはは。
-----------------------------
期待以上の完璧なレポートでかなりビックリ。
友人E君を使える友人リストへと昇格させなければ(笑)。
そんな新しくて綺麗なラブホで働いてみたい。
自分ではなかなか他店見学へ行けそうもないので、友人の中で一番ラブホへ行きそうな友人E君に「ラブホへ行ってもボーっとしてないで、入口、部屋、備品、風呂、冷蔵庫、ベッド周り、全てチェックして帰るように!」と宿題を出しておいたところ、ようやく第1回目の回答を頂いた。
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E君のラブホレポート
●ホテル・・・場所はススキノ。Bホテル。行ったのは土曜の夜。確か8階建て。
●入口・・・モニターがあって「只今満室ですが15分ほどでお部屋をご用意できます。待合室で少々お待ち下さい」と案内され、画面の「待つ」を押すと予約券が発券される。海をイメージした洞窟のような待合い室で待つ。他の待合室からは見えないような構造。待合室にもモニターがあり、ホテルのイベント案内や部屋の紹介等が見れる。部屋が空くと、待合室の電話が鳴りフロントの指示通りエレベーターに乗って部屋へ向かう。空いていたらフロントの人と会話もせずにすんなり入れたのかな?
●部屋・・・わりと狭いが新しめで綺麗。TVがかなり大型。カラオケも妙に充実。冷蔵庫や販売機や食器類は壁一面にまとめて収納され、服をかけるスペースもある。一体感があって機能的でシンプル。
●ベッド付近・・・枕元に「破るのも快感」と書いたストッキングと「見えないのも快感」と書いたアイマスクがあり、枕元のタッチパネルで部屋の明るさ、温度、TV、モーニングコール等が操作できて、かなり快適。コンドームは1個のみ。
●お風呂・・・普通のジェットバス。よくあるスポンジの他ヘチマがあった。入口にブルーグレーの高級感漂うバスローブが掛けられていた。
●洗面所・・・備品が豪華。レディースセットと書いた袋があって中に髪留め2種、ヘアバンド、コットン&綿棒、シャワーキャップが入っていた。髪留めは普段も全然使える物らしい。歯ブラシはコンパクトヘッド。
●感想・・・ススキノにあって宿泊9800円なら、タクシーで家に帰る必要なしかも?新しいので設備が全て快適。清潔感があってかなり好印象。E君のオススメ度★★★★★。5つ星。
●支払い・・・部屋の外に精算機があってクレジットカード払いも可。
●追記・・・変な宿題を出されて気になって眠れなかったと言うのが本音でしょう。誤解のないように言っておきますが当然嫁と行って参りました。しかしこんな完璧なレポートを書けるのは俺様くらいのものでしょう。深く感謝して今後はE様とあがめたてまつるように。わはは。
-----------------------------
期待以上の完璧なレポートでかなりビックリ。
友人E君を使える友人リストへと昇格させなければ(笑)。
そんな新しくて綺麗なラブホで働いてみたい。
ラブホ奮戦記56日目:フロントI氏デビュー
2002年11月18日 らぶほ1生きてます。しかも元気です。
年甲斐もなく寝ないで遊んでました(汗)。
多少の事には動じない私ですが
気に病む事が二つほど。。。
前の日記にも書きましたが
自分のお気に入りって100件迄で
100件を越えるとエラーで登録できなくて
やむなくお気に入りを少し整理しましたが
どの方の日記にも私なりに思い入れがあって
昨日の事も忘れるような高齢の私でも
秘密で会話した事は意外と覚えていて
励ましの暖かい言葉は忘れる事ができなくて
削除は断腸の思いでした
新しくお気に入り登録して下さった方々にも
なかなか相互にできなくて
小さな胸を痛めております
それと気が付いた人は気が付いて
気が付かない人は気が付かない事
知りたいような怖いような。。。
知って良かったのか
知らない方が良かったのか
この日記に登録してる人の中では
かなり大人の部類なので
事実は事実として受け止めなければ
それに対する私の思いは別として
そんなわけで小さな胸が痛みます
0:00-6:00 6室掃除
先輩Sさん、先輩Nさんとの勤務。よりにもよってこんな日にデビューするなんて、フロントI氏が可愛そうだ。魔界ペアにいぢめられて、こき使われるに決まってる。あまりに不憫で心の中で合掌した。
控え室のモニターで部屋が空いたのを確認してフロントへ電話をする。「205号室入ります。持って行く物はありますか?」と尋ねる。フロントでは精算書を見ながら、お客さんが飲んだ飲み物や使ったおもちゃを我々に知らせる。我々は売れた物の補充を持って部屋へ向かうというパターンだ。
いつものように先輩Sさんがフロントへ電話をした。
先輩Sさん「205号室入ります。持って行く物ありますか?」
フロントI氏「だっくえりあす1つお願いします」
先輩Sさん「だっくえりあすて何やの?H用のダックローションやの?それとも飲み物のアクエリアスやの?ハッキリ言うて貰わんと困るわ。それに1つてなんやの?おもちゃなら一つやけど、飲み物は1本やろ。その辺、ハッキリして貰わんとかなわんわ!(怒)」
フロントI氏「申し訳ありません。飲み物のアクエリアス1本、お願いします」
先輩Sさん「最初からそない言うて貰わんと困るでホンマ」
早速、先輩Sさんの小言が炸裂した。そのやりとりを聞いていて先輩Nさんと「だっくえりあすだとさ。うぷぷ」と必死で笑いを堪えていたのに、先輩Sさんの怒りがおさまらない「聞いたか〜?だっくえりあすやて!ホンマ紛らわしいわ!」この後もぐちぐちと小言炸裂だった。お陰ですっかり先輩Sさんの機嫌が悪い。
部屋へ入るとベッドのシーツにべっとりと生理の血が付いていて、おねしょマットまで貫通していた。普段は我々の誰かが控え室に取りに戻っていたが、先輩Sさんはフロントへ電話をした。
先輩Sさん「おねしょマットに血ぃが付いてたんで持って来て下さい」
フロントI氏「えっ?木ですか?木って???」
先輩Sさん「木やのうて血ぃや!なんで木やねん!(怒)」
フロントI氏「えーっ!火ですか!それは。。。」
先輩Sさん「木でも火でもないわ!もうええわ!(怒)」
そのやりとりを聞いていて先輩Nさんとまた笑いを堪えるのに必死だった。さっきより先輩Sさんが怒っているので絶対に笑えない。私は洗面所、先輩Nさんはお風呂に隠れて震えながら笑いを堪えた。たいした事じゃなくても笑えない状況と思うと余計おかしいものだ。
先輩Sさんは「ウチが大阪弁やと思って馬鹿にして〜。冗談やないでぇ」と捨てぜりふを残して、もの凄い勢いで控え室へおねしょマットを取りに行った。先輩Nさんが倒れるようにお風呂から出てきた。
先輩Nさん「木だの、火だのってそんなわけないべさね。火だったら火事だべさ。あっはっはー」
みかやん。「聞き違いにも程がありますよね。あっはっはっは。もう涙が出ます」
先輩Nさん「わちも笑いたいの我慢してゆるぐながったわ。腹いだいよ。あははははー」
と言っていると、先輩Sさんがもの凄い音を立てて階段を上がってきた。当然まだ怒っている。怖くて先輩Sさんと目を合わせられないままベッドを組んで、三人で無言で控え室へ戻った。先輩Sさんはずっとトイレに入ったまま戻って来なかった。
先輩Nさん「こないだから”なめられたらアカン。最初が肝心や”とが言ってたんだわ。でもアレはやり過ぎだよね。いぎなり他人に対してあそご迄、攻撃的にならなくてもいがべさね。だがら空回りしてまうのさ」
みかやん。「はぁ。まぁそんな感じですよね」
先輩Nさん「わちらはながよぐ(仲良く)やっていぐべし」
みかやん。「はい!」
トイレから出てきた先輩Sさんは、その後とてもおとなしかった。おとなし過ぎて調子が狂うくらいだった。今日でラブホ5連勤が終わりだ。明日はゆっくり休もう。
年甲斐もなく寝ないで遊んでました(汗)。
多少の事には動じない私ですが
気に病む事が二つほど。。。
前の日記にも書きましたが
自分のお気に入りって100件迄で
100件を越えるとエラーで登録できなくて
やむなくお気に入りを少し整理しましたが
どの方の日記にも私なりに思い入れがあって
昨日の事も忘れるような高齢の私でも
秘密で会話した事は意外と覚えていて
励ましの暖かい言葉は忘れる事ができなくて
削除は断腸の思いでした
新しくお気に入り登録して下さった方々にも
なかなか相互にできなくて
小さな胸を痛めております
それと気が付いた人は気が付いて
気が付かない人は気が付かない事
知りたいような怖いような。。。
知って良かったのか
知らない方が良かったのか
この日記に登録してる人の中では
かなり大人の部類なので
事実は事実として受け止めなければ
それに対する私の思いは別として
そんなわけで小さな胸が痛みます
0:00-6:00 6室掃除
先輩Sさん、先輩Nさんとの勤務。よりにもよってこんな日にデビューするなんて、フロントI氏が可愛そうだ。魔界ペアにいぢめられて、こき使われるに決まってる。あまりに不憫で心の中で合掌した。
控え室のモニターで部屋が空いたのを確認してフロントへ電話をする。「205号室入ります。持って行く物はありますか?」と尋ねる。フロントでは精算書を見ながら、お客さんが飲んだ飲み物や使ったおもちゃを我々に知らせる。我々は売れた物の補充を持って部屋へ向かうというパターンだ。
いつものように先輩Sさんがフロントへ電話をした。
先輩Sさん「205号室入ります。持って行く物ありますか?」
フロントI氏「だっくえりあす1つお願いします」
先輩Sさん「だっくえりあすて何やの?H用のダックローションやの?それとも飲み物のアクエリアスやの?ハッキリ言うて貰わんと困るわ。それに1つてなんやの?おもちゃなら一つやけど、飲み物は1本やろ。その辺、ハッキリして貰わんとかなわんわ!(怒)」
フロントI氏「申し訳ありません。飲み物のアクエリアス1本、お願いします」
先輩Sさん「最初からそない言うて貰わんと困るでホンマ」
早速、先輩Sさんの小言が炸裂した。そのやりとりを聞いていて先輩Nさんと「だっくえりあすだとさ。うぷぷ」と必死で笑いを堪えていたのに、先輩Sさんの怒りがおさまらない「聞いたか〜?だっくえりあすやて!ホンマ紛らわしいわ!」この後もぐちぐちと小言炸裂だった。お陰ですっかり先輩Sさんの機嫌が悪い。
部屋へ入るとベッドのシーツにべっとりと生理の血が付いていて、おねしょマットまで貫通していた。普段は我々の誰かが控え室に取りに戻っていたが、先輩Sさんはフロントへ電話をした。
先輩Sさん「おねしょマットに血ぃが付いてたんで持って来て下さい」
フロントI氏「えっ?木ですか?木って???」
先輩Sさん「木やのうて血ぃや!なんで木やねん!(怒)」
フロントI氏「えーっ!火ですか!それは。。。」
先輩Sさん「木でも火でもないわ!もうええわ!(怒)」
そのやりとりを聞いていて先輩Nさんとまた笑いを堪えるのに必死だった。さっきより先輩Sさんが怒っているので絶対に笑えない。私は洗面所、先輩Nさんはお風呂に隠れて震えながら笑いを堪えた。たいした事じゃなくても笑えない状況と思うと余計おかしいものだ。
先輩Sさんは「ウチが大阪弁やと思って馬鹿にして〜。冗談やないでぇ」と捨てぜりふを残して、もの凄い勢いで控え室へおねしょマットを取りに行った。先輩Nさんが倒れるようにお風呂から出てきた。
先輩Nさん「木だの、火だのってそんなわけないべさね。火だったら火事だべさ。あっはっはー」
みかやん。「聞き違いにも程がありますよね。あっはっはっは。もう涙が出ます」
先輩Nさん「わちも笑いたいの我慢してゆるぐながったわ。腹いだいよ。あははははー」
と言っていると、先輩Sさんがもの凄い音を立てて階段を上がってきた。当然まだ怒っている。怖くて先輩Sさんと目を合わせられないままベッドを組んで、三人で無言で控え室へ戻った。先輩Sさんはずっとトイレに入ったまま戻って来なかった。
先輩Nさん「こないだから”なめられたらアカン。最初が肝心や”とが言ってたんだわ。でもアレはやり過ぎだよね。いぎなり他人に対してあそご迄、攻撃的にならなくてもいがべさね。だがら空回りしてまうのさ」
みかやん。「はぁ。まぁそんな感じですよね」
先輩Nさん「わちらはながよぐ(仲良く)やっていぐべし」
みかやん。「はい!」
トイレから出てきた先輩Sさんは、その後とてもおとなしかった。おとなし過ぎて調子が狂うくらいだった。今日でラブホ5連勤が終わりだ。明日はゆっくり休もう。
ラブホ奮戦記55日目:フロントI氏登場
2002年11月17日 らぶほ1日曜の朝だったのに奇跡的に6時に仕事が終わって帰宅後爆睡。多少寝ていざ札幌ドームへ!我が赤黒はJ2落ちが決定してサポーターもモチベーションが下がっていたが、今日は久しぶりにドームでみんなに会えた。親友M君はもちろん、いつもの仲間や久々に電動車椅子の友達にも会えて嬉しかった。しかもまさかの勝利。この期に及んで赤黒の勝ちを見れるとは思ってなくてビックリ。もう遅いけど。。。
この日、親友M君は”友達の妹”というティーンエイジャーと観戦していた。「噂の平成生まれの子かい?淫行には気を付けないと」と言うと「いやいやギリギリで昭和生まれなんだよ」と答えたが、淫行にはそう変わらないだろうに。そもそも”友達の妹”と言うが、その友達とは懇ろになっている。
その友達の母親というのは39才だと聞いてはいたが、ポロッと「DNA鑑定とかしたら本当に俺の子(友達の妹が)だったりしたらどうしよう。あはは」と言って笑っていた。彼特有のジョークだが半分以上、本当っぽい(笑)。って事は、そこの家の母親にも娘にも手を出していて、もしかしたら自分の子かも知れない子にも今後手を出そうとしてるって事かい?我が親友ながら呆れた(笑)。
J2落ち決定後なので祝勝会もせず、帰宅後また爆睡して意気揚々とホテルQへ向かった。
0:00-6:00 6室掃除
先輩Hさん、新人Oくんとの勤務。なんとなく先輩Hさんが調子悪そうで、掃除を終えて控え室へ戻る度に寝ていた。その間、ずっと新人Oくんと話をしていた。「あっ!そうそう!」と言って携帯を見せてくれた。先日のちんこの14不思議の続きだった。最後まで読むと”このメールは男女問わず自分よりスケベだと思う人に回してください”と書いてあった。なんてこった。
みかやん。「何これ?あたしのどこがOちゃんよりスケベなのさ」
新人Oくん「だって一応人妻だから俺より凄いと思って」
みかやん。「ふん!あたしはピンサロなんかへ行かないもん」
新人Oくん「だって女の人が行くピンサロなんかないっすよ」
みかやん。「あったとしてもあたしゃ行かないよ!」
新人Oくん「俺は彼女いないし独身だしいいじゃないすか」
みかやん。「全くもう!こんな純情な人妻に向かって何を言うのさ」
新人Oくん「えーっ!いつもあんなエロい話してるのに」
みかやん。「それはOちゃんがあたしに話を振るからでしょ」
と言う話から始まってだんだん新人Oくんの元セフレの話になった。
みかやん。「なんだかんだ言って元セフレの事、引きずってるでしょ」
新人Oくん「そうなんすよね。実はかなり引きずってます」
淡々と元セフレとの思い出を話す新人Oくんを見ていて、なんだか可愛そうになってしまった。普段はさんざん、はしたない事を言ってるけど、女の子に対しては今時珍しいくらい一本気で真面目だ。
そこへホテルRから来ていたフロントJ氏と、ホテルQの新人フロントI氏がきた。フロントI氏の教育係としていたフロントJ氏は明日からホテルRへ戻り、明日からはフロントI氏が我々ナイトチームのフロントとしてデビューするので二人揃って挨拶に来た。
フロントI氏は昭和28年生まれの48才。一度見たら忘れられないくらい顔色が悪い。土色と言うか肝臓を患っているような顔色で、顔には黒い毛が無数に生えている。他人の容姿をとやかく言うつもりはないが、何を言われても顔に釘付けになって、話が耳に入らない。申し訳ないとは思うがかなり怖い。
一方、フロントJ氏がホテルRへ戻る事は我々にとって喜ばしい事だ。バリバリ過ぎて彼がいる間にいろんな仕事を増やされて困惑していたからだ。
先輩Hさん「やっとJさん帰るね。で、Iさんは何て言ってたの?」
新人Oくん「いやそれが俺、Iさんの顔が気になって。。。」
みかやん。「私も全然話が耳に入りませんでした」
先輩Hさん「だいたい声が小さくて何言ってるかわかんないよね」
新人Oくん「大丈夫なんでしょうか?」
みかやん。「相手は大人だよ。Oちゃんが心配する事じゃないよ」
新人Oくん「何回も言ってますけど俺も大人です!」
先輩Hさん「はいはい。私、明日休みだからIさんの事、頼むわね」
みかやん。「はーい」
新人Oくん「うぃーす」
明日からフロントI氏がひとりだちする。顔は怖いし声が小さくて何を言ってるかわかんないし、研修中の仕事ぶりを見ていても不安だったが、本当に大丈夫なんだろうか?
この日、親友M君は”友達の妹”というティーンエイジャーと観戦していた。「噂の平成生まれの子かい?淫行には気を付けないと」と言うと「いやいやギリギリで昭和生まれなんだよ」と答えたが、淫行にはそう変わらないだろうに。そもそも”友達の妹”と言うが、その友達とは懇ろになっている。
その友達の母親というのは39才だと聞いてはいたが、ポロッと「DNA鑑定とかしたら本当に俺の子(友達の妹が)だったりしたらどうしよう。あはは」と言って笑っていた。彼特有のジョークだが半分以上、本当っぽい(笑)。って事は、そこの家の母親にも娘にも手を出していて、もしかしたら自分の子かも知れない子にも今後手を出そうとしてるって事かい?我が親友ながら呆れた(笑)。
J2落ち決定後なので祝勝会もせず、帰宅後また爆睡して意気揚々とホテルQへ向かった。
0:00-6:00 6室掃除
先輩Hさん、新人Oくんとの勤務。なんとなく先輩Hさんが調子悪そうで、掃除を終えて控え室へ戻る度に寝ていた。その間、ずっと新人Oくんと話をしていた。「あっ!そうそう!」と言って携帯を見せてくれた。先日のちんこの14不思議の続きだった。最後まで読むと”このメールは男女問わず自分よりスケベだと思う人に回してください”と書いてあった。なんてこった。
みかやん。「何これ?あたしのどこがOちゃんよりスケベなのさ」
新人Oくん「だって一応人妻だから俺より凄いと思って」
みかやん。「ふん!あたしはピンサロなんかへ行かないもん」
新人Oくん「だって女の人が行くピンサロなんかないっすよ」
みかやん。「あったとしてもあたしゃ行かないよ!」
新人Oくん「俺は彼女いないし独身だしいいじゃないすか」
みかやん。「全くもう!こんな純情な人妻に向かって何を言うのさ」
新人Oくん「えーっ!いつもあんなエロい話してるのに」
みかやん。「それはOちゃんがあたしに話を振るからでしょ」
と言う話から始まってだんだん新人Oくんの元セフレの話になった。
みかやん。「なんだかんだ言って元セフレの事、引きずってるでしょ」
新人Oくん「そうなんすよね。実はかなり引きずってます」
淡々と元セフレとの思い出を話す新人Oくんを見ていて、なんだか可愛そうになってしまった。普段はさんざん、はしたない事を言ってるけど、女の子に対しては今時珍しいくらい一本気で真面目だ。
そこへホテルRから来ていたフロントJ氏と、ホテルQの新人フロントI氏がきた。フロントI氏の教育係としていたフロントJ氏は明日からホテルRへ戻り、明日からはフロントI氏が我々ナイトチームのフロントとしてデビューするので二人揃って挨拶に来た。
フロントI氏は昭和28年生まれの48才。一度見たら忘れられないくらい顔色が悪い。土色と言うか肝臓を患っているような顔色で、顔には黒い毛が無数に生えている。他人の容姿をとやかく言うつもりはないが、何を言われても顔に釘付けになって、話が耳に入らない。申し訳ないとは思うがかなり怖い。
一方、フロントJ氏がホテルRへ戻る事は我々にとって喜ばしい事だ。バリバリ過ぎて彼がいる間にいろんな仕事を増やされて困惑していたからだ。
先輩Hさん「やっとJさん帰るね。で、Iさんは何て言ってたの?」
新人Oくん「いやそれが俺、Iさんの顔が気になって。。。」
みかやん。「私も全然話が耳に入りませんでした」
先輩Hさん「だいたい声が小さくて何言ってるかわかんないよね」
新人Oくん「大丈夫なんでしょうか?」
みかやん。「相手は大人だよ。Oちゃんが心配する事じゃないよ」
新人Oくん「何回も言ってますけど俺も大人です!」
先輩Hさん「はいはい。私、明日休みだからIさんの事、頼むわね」
みかやん。「はーい」
新人Oくん「うぃーす」
明日からフロントI氏がひとりだちする。顔は怖いし声が小さくて何を言ってるかわかんないし、研修中の仕事ぶりを見ていても不安だったが、本当に大丈夫なんだろうか?
ラブホ奮戦記54日目:歓送迎会
2002年11月16日 らぶほ1午後9時から、フロントS氏と新人Oくんの歓送迎会だった。フロントS氏の馴染みの店で、格安にして貰ってさんざん飲み食いした。しかし3名は後から仕事があるし、休みの先輩Sさんは車なのでお酒を飲めず、新人Oくんは元々お酒を飲めないので、フロントS氏だけがビールで、残り全員ジュースで乾杯した。つくづく「酒の無い宴会なんて嫌いだ!」と思った。
0:00-6:00 12室掃除
先輩Hさんと先輩Nさんとの勤務。さんざん食べたのでお腹が苦しくて仕事にならなかった。1室目でテーブルの上に置かれた、らくがき帳を破った物を発見。同世代のお客さんが書き残した物だったので興味津々で控え室に持ち帰った。以下、らくがき帳より
---------------------
♂ユウ・34才・独身
♀マキ・34才・旦那あり
今日は初めてちゃんとユウと結ばれた記念の日
「ちゃんと」と言うのは前回はホテルへ行ったけどユウが・・
ユウとホテルへ来たの2回目の今日ついにやっ・ちゃっ・たっ
てへっ
旦那いるのにこんな事になったけど後悔はしてないもん
ずっと一度でいいから何かの間違いでいいから
ユウに抱かれたいと思ってたんだもん
独身で遊びまくっているユウの周りには若い女の子がいっぱい
ユウは誰にでも優しいから時には私とも遊んでくれるけど
Hする相手には困ってないから危険を冒してまで私と・・
なんて事は思ってもいなかったから凄く嬉しい
ユウのHはとても優しくて思いやりに溢れてて素敵だった
私の前髪を優しくかきあげて
「マキちゃんの気持ちいい顔、見たいよ」って
私の足を大きく開いて
「もっとちゃんと見せて」って
私の全身を舐め回しながら
「マキちゃんはどこが一番感じるのかなぁ」って
Hの時にこんなにユウの声が聞けると思わなかったし
お尻の穴まで舐めてくれてちょっと恥ずかしかった
どこが一番?って聞かれても
ユウが舐めてくれた所触れてくれた所は全部感じちゃったし
ユウの一言一言にも凄く興奮してわけわかんなくなっちゃった
そしてユウがもの凄ーく悩ましいような切ない声で
「あぁ気持ちいいよぉもう出ちゃいそう」と言ったの聞いて
私もイッちゃった
私のお腹の上にユウの精液がこぼれているのを見て
この上ない幸せと快楽に包まれた
今ユウが眠っているのを見て
ユウの髪も顔も裸も全てが愛おしい
ぎうって強く強く抱きしめたい
狂おしいほど愛おしくても
ユウは私だけのものじゃないし
私もユウだけのものじゃない
家に帰って現実に戻るのがとってもいや
このままずっとユウの寝顔を見ていたい
このままずっと時間が止まればいいと思う
抱いてくれてありがとうユウ
ユウのお陰で最高に満ち足りた幸せな夜
マキは一生忘れません
-----------------------------
らくがき帳にしては小さな綺麗な文字でびっしり書かれた大作だったので、つい引用してしまった。
ってか正直言って、てぬきです(汗)。
もうホント食べ過ぎて仕事になりませんでした。
0:00-6:00 12室掃除
先輩Hさんと先輩Nさんとの勤務。さんざん食べたのでお腹が苦しくて仕事にならなかった。1室目でテーブルの上に置かれた、らくがき帳を破った物を発見。同世代のお客さんが書き残した物だったので興味津々で控え室に持ち帰った。以下、らくがき帳より
---------------------
♂ユウ・34才・独身
♀マキ・34才・旦那あり
今日は初めてちゃんとユウと結ばれた記念の日
「ちゃんと」と言うのは前回はホテルへ行ったけどユウが・・
ユウとホテルへ来たの2回目の今日ついにやっ・ちゃっ・たっ
てへっ
旦那いるのにこんな事になったけど後悔はしてないもん
ずっと一度でいいから何かの間違いでいいから
ユウに抱かれたいと思ってたんだもん
独身で遊びまくっているユウの周りには若い女の子がいっぱい
ユウは誰にでも優しいから時には私とも遊んでくれるけど
Hする相手には困ってないから危険を冒してまで私と・・
なんて事は思ってもいなかったから凄く嬉しい
ユウのHはとても優しくて思いやりに溢れてて素敵だった
私の前髪を優しくかきあげて
「マキちゃんの気持ちいい顔、見たいよ」って
私の足を大きく開いて
「もっとちゃんと見せて」って
私の全身を舐め回しながら
「マキちゃんはどこが一番感じるのかなぁ」って
Hの時にこんなにユウの声が聞けると思わなかったし
お尻の穴まで舐めてくれてちょっと恥ずかしかった
どこが一番?って聞かれても
ユウが舐めてくれた所触れてくれた所は全部感じちゃったし
ユウの一言一言にも凄く興奮してわけわかんなくなっちゃった
そしてユウがもの凄ーく悩ましいような切ない声で
「あぁ気持ちいいよぉもう出ちゃいそう」と言ったの聞いて
私もイッちゃった
私のお腹の上にユウの精液がこぼれているのを見て
この上ない幸せと快楽に包まれた
今ユウが眠っているのを見て
ユウの髪も顔も裸も全てが愛おしい
ぎうって強く強く抱きしめたい
狂おしいほど愛おしくても
ユウは私だけのものじゃないし
私もユウだけのものじゃない
家に帰って現実に戻るのがとってもいや
このままずっとユウの寝顔を見ていたい
このままずっと時間が止まればいいと思う
抱いてくれてありがとうユウ
ユウのお陰で最高に満ち足りた幸せな夜
マキは一生忘れません
-----------------------------
らくがき帳にしては小さな綺麗な文字でびっしり書かれた大作だったので、つい引用してしまった。
ってか正直言って、てぬきです(汗)。
もうホント食べ過ぎて仕事になりませんでした。
ラブホ奮戦記53日目:外人さん三度
2002年11月15日 らぶほ10:00-6:00 12室掃除
今日は先輩Sさんと先輩Nさんとの勤務。土曜の朝は9時までの勤務になる事が多いので、昼の職場へ直行できる支度をしてラブホへ出勤した。タフな魔界ペアは手強いが、今日のフロントは優しく親切なフロントM氏だったのでなんとなく気持ちがラクだった。
午前3時のおやつを食べながらまったりしていた時、フロントM氏が真っ赤な顔をして控え室へ来た。
フロントM氏「ここに居させて貰っていいかなぁ」
先輩Hさん「なんや動揺してるようやけど、どないしたんですか?」
フロントM氏「それがさぁ、さっき外人のお客さんが来てフロントの上の207号室に入ったんだよ。その外人さんって男の人だったんだけど、暫くしたらさぁ。。。男の声が聞こえてきて。。。あの。。”オウオウ”とか”オー○ンコサイコー”とかハッキリ聞こえてくるんだよ。どうも窓を開けてやってるようで、仕事柄、女の人の声は聞き慣れてるんだけど、男の声はちょっとねぇ。しかも異常に大きな声でさぁ。参っちゃったよ」
先輩Sさん「最近毎日来てはる白髪の大きな外人さんの事やないですか?」
フロントM氏「確かに白っぽい髪で大柄な人だよ。毎日来てるの?」
先輩Nさん「もっと前から来てるがもわがんないけど4日連続だわ」
みかやん。「昨日帰った後に部屋に入ったら窓、開いてました」
フロントM氏「間違いなく同じ人だね。誰か俺の代わりにフロントへ行ってみたら?声、大きくて凄いよ」
みかやん。「最初の日に部屋の入口でぶつかったんですけど、凄い大きな声で”ソーリー”って言われてビックリしました」
先輩Sさん「ほな、ウチが行ってみてもいいですかねぇ」
フロントM氏「どうぞどうぞ」
暫くしてさすがの先輩Sさんも顔を赤らめて戻ってきた。
先輩Sさん「あーっはっは。もうなぁ、ホンマ凄くて大笑いやでー。等間隔で”アーッ、アーッ、オウオウオウオウオウオウオウオウ。アーッ、アーッ、オウオウオウオウオウオウオウオウ”ってな、オットセイみたいや。ほいでその合間に”オ○ンコー!”とか”サイコー”とか叫んでんのや。ハッキリ聞こえたわ」
先輩Nさん「やんやなんだが生々しいわ。やめでや」
先輩Sさん「Nさんかて聞いたら絶対真似したくなるわ。行ってみぃ」
先輩Nさん「わちはいいよ。そったらもの!聞ぎたぐないわ」
と話していたら、モニターから207号室の外人さんが部屋を出る音が聞こえきた。
先輩Sさん「帰ってもうたやんか!グズグズしとるからやで」
先輩Nさん「聞ぎたぐないって言ってるべさ!」
先輩Sさん「めっちゃおもろかったんやで」
みかやん。「まっ、空いたんだしお掃除に行きましょう!」
フロントM氏「俺もフロント戻るわ。いや助かったよ」
あの先輩Sさんが、恥ずかしくて顔を赤らめただなんて思った私が馬鹿だった。フロントで一人、笑って笑って暑くなったらしい。
先輩Sさん「明日も来るんやろか?」
先輩Nさん「アンタしつこいわ!」
すっかり外人のお客さんが気に入った様子の先輩Sさんだった。
今日は先輩Sさんと先輩Nさんとの勤務。土曜の朝は9時までの勤務になる事が多いので、昼の職場へ直行できる支度をしてラブホへ出勤した。タフな魔界ペアは手強いが、今日のフロントは優しく親切なフロントM氏だったのでなんとなく気持ちがラクだった。
午前3時のおやつを食べながらまったりしていた時、フロントM氏が真っ赤な顔をして控え室へ来た。
フロントM氏「ここに居させて貰っていいかなぁ」
先輩Hさん「なんや動揺してるようやけど、どないしたんですか?」
フロントM氏「それがさぁ、さっき外人のお客さんが来てフロントの上の207号室に入ったんだよ。その外人さんって男の人だったんだけど、暫くしたらさぁ。。。男の声が聞こえてきて。。。あの。。”オウオウ”とか”オー○ンコサイコー”とかハッキリ聞こえてくるんだよ。どうも窓を開けてやってるようで、仕事柄、女の人の声は聞き慣れてるんだけど、男の声はちょっとねぇ。しかも異常に大きな声でさぁ。参っちゃったよ」
先輩Sさん「最近毎日来てはる白髪の大きな外人さんの事やないですか?」
フロントM氏「確かに白っぽい髪で大柄な人だよ。毎日来てるの?」
先輩Nさん「もっと前から来てるがもわがんないけど4日連続だわ」
みかやん。「昨日帰った後に部屋に入ったら窓、開いてました」
フロントM氏「間違いなく同じ人だね。誰か俺の代わりにフロントへ行ってみたら?声、大きくて凄いよ」
みかやん。「最初の日に部屋の入口でぶつかったんですけど、凄い大きな声で”ソーリー”って言われてビックリしました」
先輩Sさん「ほな、ウチが行ってみてもいいですかねぇ」
フロントM氏「どうぞどうぞ」
暫くしてさすがの先輩Sさんも顔を赤らめて戻ってきた。
先輩Sさん「あーっはっは。もうなぁ、ホンマ凄くて大笑いやでー。等間隔で”アーッ、アーッ、オウオウオウオウオウオウオウオウ。アーッ、アーッ、オウオウオウオウオウオウオウオウ”ってな、オットセイみたいや。ほいでその合間に”オ○ンコー!”とか”サイコー”とか叫んでんのや。ハッキリ聞こえたわ」
先輩Nさん「やんやなんだが生々しいわ。やめでや」
先輩Sさん「Nさんかて聞いたら絶対真似したくなるわ。行ってみぃ」
先輩Nさん「わちはいいよ。そったらもの!聞ぎたぐないわ」
と話していたら、モニターから207号室の外人さんが部屋を出る音が聞こえきた。
先輩Sさん「帰ってもうたやんか!グズグズしとるからやで」
先輩Nさん「聞ぎたぐないって言ってるべさ!」
先輩Sさん「めっちゃおもろかったんやで」
みかやん。「まっ、空いたんだしお掃除に行きましょう!」
フロントM氏「俺もフロント戻るわ。いや助かったよ」
あの先輩Sさんが、恥ずかしくて顔を赤らめただなんて思った私が馬鹿だった。フロントで一人、笑って笑って暑くなったらしい。
先輩Sさん「明日も来るんやろか?」
先輩Nさん「アンタしつこいわ!」
すっかり外人のお客さんが気に入った様子の先輩Sさんだった。
ラブホ奮戦記52日目:外人さん再び
2002年11月14日 らぶほ1昼の仕事の帰りに札幌ドームへ直行して日米野球を見た。諦めていたがチケットを譲ってくれた人がいて運良く観戦する事ができた。外野の一番前の席で松井とイチローを堪能して、9回表まで見て帰宅した。帰宅後、日本が負けた事を知って爆睡。小一時間ほど寝てからホテルQへ向かった。
お陰様で20000HIT達成。ありがとうございます!
0:00-6:00 4室掃除
先輩Hさん、先輩Sさんとの勤務。私達の前の時間帯のC班の人達は疲れ切っていた。「ああ、もうD班が来る時間なの?良かった。もうダメ」「これ以上働いたら倒れる!ってくらい働いて死にそうだったよ」「きっとD班も大変だよ。頑張ってね」と言いながら、C班の人達は36室掃除してヨレヨレだった。
私達もさぞ忙しくなるのだろうと思っていたら、とんでもなく暇だった。お客さんが精算を開始するやいなやスタンバイしてすかさずお客さんが帰る姿を見た。1部屋目から出て来たお客さんを見て先輩Hさんが叫んだ。
先輩Hさん「みかやん!一昨日の外人さんよ!昨日も来てたらしいよ」
みかやん。「あの後ろ姿は間違いないですね。」
先輩Sさん「随分大きなお爺さんやと思うたら外人さんやったんや」
先輩Hさん「一昨日から毎日って、おトシのわりにお盛んよね」
みかやん。「このホテルのどこが気に入ったかわかりませんが。。」
先輩Sさん「常連さんが外人さんやなんてカッコええやん」
等と言って部屋へ入った。部屋はきちんと整理されていて窓が開けてあって、かなり涼しかった。私はお風呂係だったが、お風呂も綺麗だった。こんな常連さんだったら大歓迎だ!とみんなが思った。
ふと一昨日の疑惑が頭に浮かんだ。外人さんの連れの女性を「どっかで会った?」と思ったのだった。今日もう一度会ってようやく思い出した。2年位前によく行っていた居酒屋に、その女性と札幌では結構有名な外人さんが来ていて、声をかけて仲間と一緒に飲んだ事が二度ほどあったんだった。思い出したとたん「あっ!Bの彼女だ!」と叫んでしまった。
先輩Hさん「Bってみかやんが好きなあそこのあのBなの?」
みかやん。「そうです。思い出しました」
先輩Sさん「根っから外人好きなんやろか?外人のセックスってどないなんやろな?」
先輩Sさんはセックスという言葉を多用する。「セックスとはなぁ」「セックスゆうもんはなぁ」と、この手の話を語りだしたら”先輩Sさんセックスについて大いに語る”と立て看板を付けたくなるくらい話が長くなるので、先輩Hさんと私はそっとしておいた。
1時間半に1度くらいの仕事だったので、暇すぎてみんなで寝たり起きたりしていた。先輩Sさんが寝たようなので、先輩Hさんが私に話しかけてきた。
先輩Hさん「さっきの話だけど、外人さんによって違うよね」
みかやん。「日本人でも相手によって違いますからねぇ」
先輩Hさん「外人さんとした事ある?」
みかやん。「確か。。。な、無かったと思います」
先輩Hさん「なんかみかやんにこーゆー話するの恥ずかしいね」
みかやん。「いやそんな事で遠慮しないでください」
先輩Hさん「みかやんには綺麗なイメージがあるからねぇ」
みかやん。「SさんやO君とはいつもとんでもない話してますよ」
とヒソヒソと話していたら、いきなり先輩Sさんが口を開いた。
先輩Sさん「女の方が外人男を釘付けにしてるかもわからんな」
みかやん。「へ?」
先輩Sさん「なんて言うんやろ。女の方が外人男を惹き付ける手練手管を持っててなぁ、あっちのテクニックも凄かったりするんやないか?とふと思ったんや」
先輩Hさん「寝ながらそんな事、考えてたの(笑)」
先輩Sさん「せやかて、セックスいうもんは、ぎぶあんどていくであってなぁ。。。ほいでなぁ。。。やろ。。。(延々と続く)」
あまりの事に途中で寝てしまった。今日は睡眠不足だったので丁度良かったかも知れない。
お陰様で20000HIT達成。ありがとうございます!
0:00-6:00 4室掃除
先輩Hさん、先輩Sさんとの勤務。私達の前の時間帯のC班の人達は疲れ切っていた。「ああ、もうD班が来る時間なの?良かった。もうダメ」「これ以上働いたら倒れる!ってくらい働いて死にそうだったよ」「きっとD班も大変だよ。頑張ってね」と言いながら、C班の人達は36室掃除してヨレヨレだった。
私達もさぞ忙しくなるのだろうと思っていたら、とんでもなく暇だった。お客さんが精算を開始するやいなやスタンバイしてすかさずお客さんが帰る姿を見た。1部屋目から出て来たお客さんを見て先輩Hさんが叫んだ。
先輩Hさん「みかやん!一昨日の外人さんよ!昨日も来てたらしいよ」
みかやん。「あの後ろ姿は間違いないですね。」
先輩Sさん「随分大きなお爺さんやと思うたら外人さんやったんや」
先輩Hさん「一昨日から毎日って、おトシのわりにお盛んよね」
みかやん。「このホテルのどこが気に入ったかわかりませんが。。」
先輩Sさん「常連さんが外人さんやなんてカッコええやん」
等と言って部屋へ入った。部屋はきちんと整理されていて窓が開けてあって、かなり涼しかった。私はお風呂係だったが、お風呂も綺麗だった。こんな常連さんだったら大歓迎だ!とみんなが思った。
ふと一昨日の疑惑が頭に浮かんだ。外人さんの連れの女性を「どっかで会った?」と思ったのだった。今日もう一度会ってようやく思い出した。2年位前によく行っていた居酒屋に、その女性と札幌では結構有名な外人さんが来ていて、声をかけて仲間と一緒に飲んだ事が二度ほどあったんだった。思い出したとたん「あっ!Bの彼女だ!」と叫んでしまった。
先輩Hさん「Bってみかやんが好きなあそこのあのBなの?」
みかやん。「そうです。思い出しました」
先輩Sさん「根っから外人好きなんやろか?外人のセックスってどないなんやろな?」
先輩Sさんはセックスという言葉を多用する。「セックスとはなぁ」「セックスゆうもんはなぁ」と、この手の話を語りだしたら”先輩Sさんセックスについて大いに語る”と立て看板を付けたくなるくらい話が長くなるので、先輩Hさんと私はそっとしておいた。
1時間半に1度くらいの仕事だったので、暇すぎてみんなで寝たり起きたりしていた。先輩Sさんが寝たようなので、先輩Hさんが私に話しかけてきた。
先輩Hさん「さっきの話だけど、外人さんによって違うよね」
みかやん。「日本人でも相手によって違いますからねぇ」
先輩Hさん「外人さんとした事ある?」
みかやん。「確か。。。な、無かったと思います」
先輩Hさん「なんかみかやんにこーゆー話するの恥ずかしいね」
みかやん。「いやそんな事で遠慮しないでください」
先輩Hさん「みかやんには綺麗なイメージがあるからねぇ」
みかやん。「SさんやO君とはいつもとんでもない話してますよ」
とヒソヒソと話していたら、いきなり先輩Sさんが口を開いた。
先輩Sさん「女の方が外人男を釘付けにしてるかもわからんな」
みかやん。「へ?」
先輩Sさん「なんて言うんやろ。女の方が外人男を惹き付ける手練手管を持っててなぁ、あっちのテクニックも凄かったりするんやないか?とふと思ったんや」
先輩Hさん「寝ながらそんな事、考えてたの(笑)」
先輩Sさん「せやかて、セックスいうもんは、ぎぶあんどていくであってなぁ。。。ほいでなぁ。。。やろ。。。(延々と続く)」
あまりの事に途中で寝てしまった。今日は睡眠不足だったので丁度良かったかも知れない。
ラブホ奮戦記50日目:新人Oくんとカラオケ
2002年11月11日 らぶほ1昼の仕事が休みだったので、家でボーッとしていると携帯のメール着信音が鳴った。新人Oくんからだった。
O君「突然ですが今日、暇になりました!友達の土方の仕事がキャンセルになったんでカラオケ行きますか?」
みか「いいねぇ!何時頃?」
O君「とりあえず電話番号教えてもらえますか?」
みか「そっか!お互いメアドしか知らなかったね。090-0000-0000だよ」
と返信したらすぐに電話がかかってきた。
新人Oくんと携帯で話をするのは初めてだった。めっちゃいい声でハキハキしていて感じが良かった。7時に我が家の近くのセイコマで待ち合わせて、近所のカラオケ・キャッツアイへ行った。私はシラフでは歌えないので、とりあえず新人OくんにGLAYの曲をリクエストして第一声を聞いてバッタリ倒れた。上手い!巧すぎる!GLAYのTERUもビックリの唄いっぷりだった。思わず「弟子にしてくれ!」と叫んだ。
あまりの事に自分では歌う気になれず、暫くOちゃんワンマンショーが続いた。そこへ夫、合流。夫とO君は函館の某高校の先輩と後輩だった。トシが離れているのに担任の先生が同じだったという事と、札幌では函館の某高校の先輩後輩には滅多にお目にかかれないって事で、お互い秘かに会いたがっていたようだ。
夫もO君の歌に聞き惚れ「仲間内でB’zの歌が上手い友人Bと戦わせたい」「こんなにGLAYの曲が聴けるなんて幸せだ」「仲間内にGLAYの曲、何でも歌える奴が欲しかったんだ」と絶賛していたし、夫もO君の事をすっかり気に入って「Oちゃん次これ歌って!」「Oちゃん、Oちゃん」と言っていた。
三人で近所のラーメン屋・○源へ行った。
みか「あたし昨日またSに長い説教くらったさ」
O君「俺なんか実は全然聞いてないっすよ(笑)」
みか「うぜーんだよババア!とか言いたくなったよ(笑)」
O君「あんなにくどい人は俺も初めてっす」
みか「ごめん。やめよう。ラーメンが不味くなる」
夫「ココは元々不味いよ。シラフじゃ食えない(笑)」
店を出ると大雨だった。一度我が家に戻って自転車で帰るO君に赤黒雨合羽を貸した。O君の後姿を見送って、私は夫にホテルQへ送って貰った。丁度そこへO君からメールが来た。
O君「コンビニなどに寄り無事帰りました(^_^)/。今日は本当ごちそうさまでした(m_m)」
みか「私も今、無事にホテルQ到着!Oちゃんの歌、最高だったよ♪今度はオリーブへ行こうね(^_^)b」
「若いのに義理堅い奴だ」とまた夫が感心していた。
0:00-6:00 6室掃除
先輩Hさん、先輩Nさんとの勤務。仕事だってのに、しこたま飲み過ぎた。昨日、心の中で気持ちを引き締めて。。。と誓ったハズなのに、カラオケ屋で飲み放題にしたら係りの人に「30分に1杯飲むと元が取れます」と言われ、お酒が飲めないO君の分も!と1時間に3杯飲んで3時間。少なくても9杯の酒を飲んで出勤してしまった。すっかり貧乏性が災いした。
今日も先輩Nさんがいるので、強力なミント系のガムを噛み、ブレスケア等を多用して誤魔化した。昨日の今日なので「バレませんように(^∧^)」と祈るような気持ちだったし、何事もそつなくこなそうと必死だった。
必死だったあまり、スキンを強く握って白子が飛び出すやら、白子がこぼれた床の上を走って転びそうになるやら、白子がこぼれたシーツの上に顔から突っ伏しそうになったりで、もう少し深酒していたら白子まみれになっていたかも知れない。
やっぱり出勤前の酒は自粛しようと心に誓うみかやん。だった。
O君「突然ですが今日、暇になりました!友達の土方の仕事がキャンセルになったんでカラオケ行きますか?」
みか「いいねぇ!何時頃?」
O君「とりあえず電話番号教えてもらえますか?」
みか「そっか!お互いメアドしか知らなかったね。090-0000-0000だよ」
と返信したらすぐに電話がかかってきた。
新人Oくんと携帯で話をするのは初めてだった。めっちゃいい声でハキハキしていて感じが良かった。7時に我が家の近くのセイコマで待ち合わせて、近所のカラオケ・キャッツアイへ行った。私はシラフでは歌えないので、とりあえず新人OくんにGLAYの曲をリクエストして第一声を聞いてバッタリ倒れた。上手い!巧すぎる!GLAYのTERUもビックリの唄いっぷりだった。思わず「弟子にしてくれ!」と叫んだ。
あまりの事に自分では歌う気になれず、暫くOちゃんワンマンショーが続いた。そこへ夫、合流。夫とO君は函館の某高校の先輩と後輩だった。トシが離れているのに担任の先生が同じだったという事と、札幌では函館の某高校の先輩後輩には滅多にお目にかかれないって事で、お互い秘かに会いたがっていたようだ。
夫もO君の歌に聞き惚れ「仲間内でB’zの歌が上手い友人Bと戦わせたい」「こんなにGLAYの曲が聴けるなんて幸せだ」「仲間内にGLAYの曲、何でも歌える奴が欲しかったんだ」と絶賛していたし、夫もO君の事をすっかり気に入って「Oちゃん次これ歌って!」「Oちゃん、Oちゃん」と言っていた。
三人で近所のラーメン屋・○源へ行った。
みか「あたし昨日またSに長い説教くらったさ」
O君「俺なんか実は全然聞いてないっすよ(笑)」
みか「うぜーんだよババア!とか言いたくなったよ(笑)」
O君「あんなにくどい人は俺も初めてっす」
みか「ごめん。やめよう。ラーメンが不味くなる」
夫「ココは元々不味いよ。シラフじゃ食えない(笑)」
店を出ると大雨だった。一度我が家に戻って自転車で帰るO君に赤黒雨合羽を貸した。O君の後姿を見送って、私は夫にホテルQへ送って貰った。丁度そこへO君からメールが来た。
O君「コンビニなどに寄り無事帰りました(^_^)/。今日は本当ごちそうさまでした(m_m)」
みか「私も今、無事にホテルQ到着!Oちゃんの歌、最高だったよ♪今度はオリーブへ行こうね(^_^)b」
「若いのに義理堅い奴だ」とまた夫が感心していた。
0:00-6:00 6室掃除
先輩Hさん、先輩Nさんとの勤務。仕事だってのに、しこたま飲み過ぎた。昨日、心の中で気持ちを引き締めて。。。と誓ったハズなのに、カラオケ屋で飲み放題にしたら係りの人に「30分に1杯飲むと元が取れます」と言われ、お酒が飲めないO君の分も!と1時間に3杯飲んで3時間。少なくても9杯の酒を飲んで出勤してしまった。すっかり貧乏性が災いした。
今日も先輩Nさんがいるので、強力なミント系のガムを噛み、ブレスケア等を多用して誤魔化した。昨日の今日なので「バレませんように(^∧^)」と祈るような気持ちだったし、何事もそつなくこなそうと必死だった。
必死だったあまり、スキンを強く握って白子が飛び出すやら、白子がこぼれた床の上を走って転びそうになるやら、白子がこぼれたシーツの上に顔から突っ伏しそうになったりで、もう少し深酒していたら白子まみれになっていたかも知れない。
やっぱり出勤前の酒は自粛しようと心に誓うみかやん。だった。
ラブホ奮戦記49日目:洗面所のゲ○
2002年11月10日 らぶほ1仕事の前に11月6日の疑惑のK君のライブへ。親友M君と創作料理竈へ。
昼の仕事の後、親友M君と待ち合わせて11月6日の疑惑のK君のライブへ行った。M君に「6日に、かくかくしかじかの事件があって、Kちゃんかも知れないと思ったら顔を見れないよ〜」と話していたら、疑惑のK君とバッタリ会ってしまった(汗)。
みかやん。「お、遅くなっちゃったけどまだ終わってないよね?」
疑惑のK君「うんっ。これから2バンド目だから大丈夫!」
みかやん。「へ、へえぇ〜。押してるんだね」
疑惑のK君「そおーなんだよおー。ほいじゃよろしくね!」
みかやん。「ほい」
これだけの話をするのに汗だくで、声はうわずるし目も合わせられないし大変だった。「Kちゃん、6日にホテルQへ来なかった?」とは口が裂けても聞けなかった。
ライブを堪能して、親友M君と創作料理・竈へ行った。ホットペッパーから料理全品半額券を切り取って持っていたので万全だ。全室個室で入口には和服が掛けられ、お通しは重箱に入っているような雅な店だった。
親友M君は「ウチらみたいな有名人がお忍びで来るのにピッタリなお店だね」と言ってご満悦だったが、私達のどこが有名人で、どこがお忍びなのか、さっぱりわからなかった。相変わらず親友M君はとんちんかんだ。
これから仕事だってのに、大酒飲みの親友M君のペースにつられて飲み過ぎる所だった。親友M君に送ってもらってホテルQへ着いた。親友M君が満面の笑みで送り出してくれた。よしっ頑張るぞ。
0:00-6:00 8室掃除
先輩Sさんと先輩Nさんとの勤務。手強い魔界ペアなので心して臨まなければならない。2人の顔を見たとたん一気に酔いが覚めるも、1室目で風呂係に当たりタオルを振り回したり、飛び跳ねていたら酔いが回って頭がクラクラした。奴らに酒を飲んで出勤したと知れたら命取りだ。努めて平静を装った。
---危険信号点灯です!食事中の方、ご注意下さい---
6室目頃になると、酒を飲んだ事さえも忘れてしまうほど酔いも覚めた私だったが、その部屋の階段下のドアを開けると甘酸っぱい臭いが漂っていた。今までだと異臭の元はベッド付近である事が多かったので、洗面所&トイレ係だった私はすっかり油断していた。
部屋に入ると異臭は洗面所の方から漂っている事に気が付いて青ざめてしまった。重い足取りで怖々洗面所へ歩み寄った。
噎せ返るようなワインの臭いと酸っぱい臭いが混ざっていて倒れそうだった。見たくもない洗面所を見ると、水とゲロが混ざった物が溜まっていて、流されていなかった。念のためにトイレを覗くと、便器にもゲロがこびりついている感じに見えた。たまらなくなって叫んだ。
みかやん。「えーん。助けてくださーい。ゲロですぅ〜」
先輩Sさん「洗面の栓抜いて流したらええやんかーーーー」
みかやん。「流れませーん。詰まってるみたいですーーー」
先輩Sさん「フロント行ってシュポシュポ借りてきいやーー」
逃げるようにフロントへ行って、トイレや洗面所の詰まりを取るゴムの吸盤が付いた棒(なんて名前なのかわからない)を借りて部屋へ戻った。
先輩Nさん「どれっ!わちやるからアンタ部屋やりなさい」
みかやん。「やり方を教えて貰えれば私がやりますよ」
先輩Nさん「いいがら、どぎなさい!」
みかやん。「すみません。ありがとうございます〜〜」
暫く洗面所の方から「バシュッ」「ジュバッ」「ビジャッ」と言うおぞましい音と、先輩Nさんの「やんや」「ちきしょー」「なんだの!」と言う声が響いていた。やがて「キュルルルル〜ゴゴゴゴゴ〜」と水が流れる音がして程なくして先輩Nさんが洗面所から出てきた。
先輩Nさん「終わったよ。わち今日、鼻が詰まってるから良がったけど、あんただら鼻いいもんだもの、ゆるぐないべさ」
みかやん。「いつもすみません。今度は自分でやります」
先輩Nさん「やんや。今日もしどい目に遇ったわ」
みかやん。「いやほんとすみませんです」
帰りは地下鉄駅付近まで先輩Nさんと歩いた。
先輩Nさん「アンタあんまり深酒するんでないよ」
みかやん。「えっ。もしかしてバレてました?」
先輩Nさん「アンタの風呂掃除の後、酒臭くて消臭剤まいでおいだよ」
みかやん。「すっ、すみません!」
先輩Nさん「ゲロ見で、酒飲んで来たアンタにまでゲロ吐かれでも困るからね」
みかやん。「すみません。気を付けます。代わって貰って助かりました」
先輩Nさん「お互い様だがらね。今度わちがあんばい悪い時、頼むよ」
みかやん。「はいっ」
先輩Nさん「そご曲がったら地下鉄の近道だわ。せばね!」
みかやん。「はい。お疲れ様でした〜〜〜」
さすが魔界の先輩Nさんだ。何でもお見通しだったようだ。無愛想だけど心の優しい先輩Nさんの為にも気持ちを引き締めて頑張ろう!と思うみかやん。だった。
昼の仕事の後、親友M君と待ち合わせて11月6日の疑惑のK君のライブへ行った。M君に「6日に、かくかくしかじかの事件があって、Kちゃんかも知れないと思ったら顔を見れないよ〜」と話していたら、疑惑のK君とバッタリ会ってしまった(汗)。
みかやん。「お、遅くなっちゃったけどまだ終わってないよね?」
疑惑のK君「うんっ。これから2バンド目だから大丈夫!」
みかやん。「へ、へえぇ〜。押してるんだね」
疑惑のK君「そおーなんだよおー。ほいじゃよろしくね!」
みかやん。「ほい」
これだけの話をするのに汗だくで、声はうわずるし目も合わせられないし大変だった。「Kちゃん、6日にホテルQへ来なかった?」とは口が裂けても聞けなかった。
ライブを堪能して、親友M君と創作料理・竈へ行った。ホットペッパーから料理全品半額券を切り取って持っていたので万全だ。全室個室で入口には和服が掛けられ、お通しは重箱に入っているような雅な店だった。
親友M君は「ウチらみたいな有名人がお忍びで来るのにピッタリなお店だね」と言ってご満悦だったが、私達のどこが有名人で、どこがお忍びなのか、さっぱりわからなかった。相変わらず親友M君はとんちんかんだ。
これから仕事だってのに、大酒飲みの親友M君のペースにつられて飲み過ぎる所だった。親友M君に送ってもらってホテルQへ着いた。親友M君が満面の笑みで送り出してくれた。よしっ頑張るぞ。
0:00-6:00 8室掃除
先輩Sさんと先輩Nさんとの勤務。手強い魔界ペアなので心して臨まなければならない。2人の顔を見たとたん一気に酔いが覚めるも、1室目で風呂係に当たりタオルを振り回したり、飛び跳ねていたら酔いが回って頭がクラクラした。奴らに酒を飲んで出勤したと知れたら命取りだ。努めて平静を装った。
---危険信号点灯です!食事中の方、ご注意下さい---
6室目頃になると、酒を飲んだ事さえも忘れてしまうほど酔いも覚めた私だったが、その部屋の階段下のドアを開けると甘酸っぱい臭いが漂っていた。今までだと異臭の元はベッド付近である事が多かったので、洗面所&トイレ係だった私はすっかり油断していた。
部屋に入ると異臭は洗面所の方から漂っている事に気が付いて青ざめてしまった。重い足取りで怖々洗面所へ歩み寄った。
噎せ返るようなワインの臭いと酸っぱい臭いが混ざっていて倒れそうだった。見たくもない洗面所を見ると、水とゲロが混ざった物が溜まっていて、流されていなかった。念のためにトイレを覗くと、便器にもゲロがこびりついている感じに見えた。たまらなくなって叫んだ。
みかやん。「えーん。助けてくださーい。ゲロですぅ〜」
先輩Sさん「洗面の栓抜いて流したらええやんかーーーー」
みかやん。「流れませーん。詰まってるみたいですーーー」
先輩Sさん「フロント行ってシュポシュポ借りてきいやーー」
逃げるようにフロントへ行って、トイレや洗面所の詰まりを取るゴムの吸盤が付いた棒(なんて名前なのかわからない)を借りて部屋へ戻った。
先輩Nさん「どれっ!わちやるからアンタ部屋やりなさい」
みかやん。「やり方を教えて貰えれば私がやりますよ」
先輩Nさん「いいがら、どぎなさい!」
みかやん。「すみません。ありがとうございます〜〜」
暫く洗面所の方から「バシュッ」「ジュバッ」「ビジャッ」と言うおぞましい音と、先輩Nさんの「やんや」「ちきしょー」「なんだの!」と言う声が響いていた。やがて「キュルルルル〜ゴゴゴゴゴ〜」と水が流れる音がして程なくして先輩Nさんが洗面所から出てきた。
先輩Nさん「終わったよ。わち今日、鼻が詰まってるから良がったけど、あんただら鼻いいもんだもの、ゆるぐないべさ」
みかやん。「いつもすみません。今度は自分でやります」
先輩Nさん「やんや。今日もしどい目に遇ったわ」
みかやん。「いやほんとすみませんです」
帰りは地下鉄駅付近まで先輩Nさんと歩いた。
先輩Nさん「アンタあんまり深酒するんでないよ」
みかやん。「えっ。もしかしてバレてました?」
先輩Nさん「アンタの風呂掃除の後、酒臭くて消臭剤まいでおいだよ」
みかやん。「すっ、すみません!」
先輩Nさん「ゲロ見で、酒飲んで来たアンタにまでゲロ吐かれでも困るからね」
みかやん。「すみません。気を付けます。代わって貰って助かりました」
先輩Nさん「お互い様だがらね。今度わちがあんばい悪い時、頼むよ」
みかやん。「はいっ」
先輩Nさん「そご曲がったら地下鉄の近道だわ。せばね!」
みかやん。「はい。お疲れ様でした〜〜〜」
さすが魔界の先輩Nさんだ。何でもお見通しだったようだ。無愛想だけど心の優しい先輩Nさんの為にも気持ちを引き締めて頑張ろう!と思うみかやん。だった。