ラブホ534日目:冬の敵
2007年12月7日 らぶほ211:30-18:00 クイックメイク20部屋+ベッドのみ1部屋
今日は、Sさん(20代前半・初バイト)と私の二人勤務。フロントは社交君(20代半ば・ユースケサンタマリア似)だった。出勤すると何故かCさん(60代前半・元看護師)が帰り支度をしているように見えた。
朝っぱらから誰かにブチギレて、また「わち帰る!」とグレたのか、誰かに心ない言葉をかけられて「わち血圧上がったみたい」とスネたのか…動揺する私にCさんは「わち、帰るから!」と言い放った。
みかやん「えーっ!なんでなんでなんで?」
Cさん「今、支配人殿に”11日、休みだけど出勤して。その代わり今日は帰ってもいいし働いてもいい”って言われたから、わち帰ることにしたんだの。昨日、Eさんも同じことを言われて、あの人は地下鉄代かけて来てるから働いて帰ったけど、わちは近所だから帰るわ」
みかやん「折角来たんだもの働けばいいっしょ。お弁当も作ってきたんでしょ?」
Cさん「そうそう、わち焼きそば作ってきたんだの。昼休みに食べて」
Cさんは、まだほかほかの焼きそばを置いて本当に帰ってしまい、残されたSさんと私は暫しポカーンとした。
出動すると、A班の大ベテランメイク女史がベッドメイク指導に来て下さった。12月でこれからどんどん忙しくなるけど、どんな時も基本を忘れちゃイケナイのよね。それにプロとして、10分でメイクしても15分でメイクしても同じ仕上がりにならなきゃイケナイのよ。
同じ職場に目標となる先輩が居るって幸せなことだ。つか、基本を完全に忘れてしまったCさんにも、是非施していただきたかったわ。やっぱりCさん、帰らなきゃ良かったのに。
昼休み、社交君はCさん作の焼きそばを食べて「うわ!俺の婆ちゃんが作った焼きそばと同じ味!しかも具も一緒!」と感嘆していた。
社交君「どうしてか、昔の人って肉の代わりにチクワなんだよね」
みかやん「私なら肉とチクワ!あたしゃ”シシマルみたい”と言われるほどチクワ好きだもの」
社交君「や、肉とチクワは分かるけど、肉の代わりにチクワって…」
社交君はとても寂しそうだった。
夕方、浴室に入ると、排水口の蓋の上に濃い〜痰が吐き捨てられているのを発見してしまい、涙目になりながら力一杯シャワーで水をかけた。乾いて固まりかけたのか、元々よほど濃い痰だったのか、なかなか流れ去ってくれなかった。
私あたりは嫌いなサッカー選手が試合中にツバを吐いてるのを見ただけで、おえぇとなって食欲を失うタチだ。痰が流れ去るまでガン見しているのも辛く「こんな時、Cさんが居てくれたら…」と思ったが、ウン○やゲ□には強いCさんも、血と痰には弱いことを思い出した。
12月=風邪の季節=痰…そういや、一昨日は浴室の窓を閉めようとしたら凍り付いて閉まらなかったのよね…もうそんな季節だったのか…と思ったけど、痰の季節でもあったのよね。冬なんか大嫌いだよ(泣)。
今日は、Sさん(20代前半・初バイト)と私の二人勤務。フロントは社交君(20代半ば・ユースケサンタマリア似)だった。出勤すると何故かCさん(60代前半・元看護師)が帰り支度をしているように見えた。
朝っぱらから誰かにブチギレて、また「わち帰る!」とグレたのか、誰かに心ない言葉をかけられて「わち血圧上がったみたい」とスネたのか…動揺する私にCさんは「わち、帰るから!」と言い放った。
みかやん「えーっ!なんでなんでなんで?」
Cさん「今、支配人殿に”11日、休みだけど出勤して。その代わり今日は帰ってもいいし働いてもいい”って言われたから、わち帰ることにしたんだの。昨日、Eさんも同じことを言われて、あの人は地下鉄代かけて来てるから働いて帰ったけど、わちは近所だから帰るわ」
みかやん「折角来たんだもの働けばいいっしょ。お弁当も作ってきたんでしょ?」
Cさん「そうそう、わち焼きそば作ってきたんだの。昼休みに食べて」
Cさんは、まだほかほかの焼きそばを置いて本当に帰ってしまい、残されたSさんと私は暫しポカーンとした。
出動すると、A班の大ベテランメイク女史がベッドメイク指導に来て下さった。12月でこれからどんどん忙しくなるけど、どんな時も基本を忘れちゃイケナイのよね。それにプロとして、10分でメイクしても15分でメイクしても同じ仕上がりにならなきゃイケナイのよ。
同じ職場に目標となる先輩が居るって幸せなことだ。つか、基本を完全に忘れてしまったCさんにも、是非施していただきたかったわ。やっぱりCさん、帰らなきゃ良かったのに。
昼休み、社交君はCさん作の焼きそばを食べて「うわ!俺の婆ちゃんが作った焼きそばと同じ味!しかも具も一緒!」と感嘆していた。
社交君「どうしてか、昔の人って肉の代わりにチクワなんだよね」
みかやん「私なら肉とチクワ!あたしゃ”シシマルみたい”と言われるほどチクワ好きだもの」
社交君「や、肉とチクワは分かるけど、肉の代わりにチクワって…」
社交君はとても寂しそうだった。
夕方、浴室に入ると、排水口の蓋の上に濃い〜痰が吐き捨てられているのを発見してしまい、涙目になりながら力一杯シャワーで水をかけた。乾いて固まりかけたのか、元々よほど濃い痰だったのか、なかなか流れ去ってくれなかった。
私あたりは嫌いなサッカー選手が試合中にツバを吐いてるのを見ただけで、おえぇとなって食欲を失うタチだ。痰が流れ去るまでガン見しているのも辛く「こんな時、Cさんが居てくれたら…」と思ったが、ウン○やゲ□には強いCさんも、血と痰には弱いことを思い出した。
12月=風邪の季節=痰…そういや、一昨日は浴室の窓を閉めようとしたら凍り付いて閉まらなかったのよね…もうそんな季節だったのか…と思ったけど、痰の季節でもあったのよね。冬なんか大嫌いだよ(泣)。