11:00-18:00 点検20+セット+セットバッグ上げ+コスプレ回収他

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と中国さん(20代前半・福建省出身)、Sさん(20代前半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と女将さん(20代後半・寿司屋)の勤務。社交君(20代半ば・サンタマリア似)と私がフロントだった。

社交君と出動しようと業務用エレベーターを待っていたがなかなか来ないので、客用エレベーターへ向かおうとしたら、客用エレベーターから20代女性が降りてきた。慌てていったん隠れて様子を見ていたら、同じエレベーターから50代の女性が降りてきた。

社交君「親子?じゃないよね?」

みかやん「うん。違うと思う。母親と娘でこんな所へは来ないだろさ」

社交君「ってことは…?えーっ?マジで?つか、同じエレベーターに乗ってきて若干時間差で降りたってバレバレじゃん!」

みかやん「なんか後ろめたいんじゃないの?いっそ手を繋ぐなり腕を組むなりしてラブラブで降りてきて貰った方が潔いよね」

社交君「いやぁどうだろ?どっちにしても怯むのは一緒だよね」

社交君は親子ほどトシの離れたビアンらしき二人に相当怯んでいた。

昨日ほどではないにしろ、今日も暇気味でA班の皆さんが早帰りになり、用事があるということで女将さんが早退したので、ベッドメイク部隊は一気に5隊から2隊になった。

女将さんが早退したのと同時に、Sさんがフロントになってくれたので、フロント係としてはかなりラクになるハズだったのに、こんな時に限ってセットに入ると手強い部屋にばかり当たって時間がかかった。

ベッドを剥がせば、オネショマットまで血だらけで、換えのオネショマットを取りに走ったり、露天風呂を覗いたらまた浴槽の底にバスタオルが敷かれていたり…岩風呂風だからゴツゴツするんだろうけど、浴槽から水浸しになったバスタオルを引き上げる時は、網を引く漁師さんになった気分で重いのなんの。

漁師さんといえば…辞めたX君は再来年、大学を卒業したら実家に帰って漁師さんになるんだった。X君、今頃は実家でのんびりしてるのかなぁ?

私がトド山なんかに怯まずにX君と普通に仲良くしてたら、ワケも分からないまま突然姿を消されるなんてことにはならなかったのかなぁ?少なくともX君の心情の変化やら苦悩を聞いてあげることぐらいは出来たかも知れないよね。

フロントをしていて忙しい時、いつもX君を思い出す。X君てば大変だっただろうに、いつだってニコニコしてたし、X君のこと「お爺ちゃん」てからかってたけど、あたしゃ今、X君と同じようにフロント係で腰をやられて、お婆ちゃん状態だよ。

はあぁ…X君が恋し…って感傷にふけってる場合じゃなかった。

Uさんと#さんがベッドメイクした後の点検だって、かなり手強い(爆)。拭き残しの拭き直しやら、取り残しの毛拾いや、備品の配置直しやらで物凄く時間がかかる。同じ班のベッドメイク係として非常に嘆かわしい。

だけど嘆いてばかりも居られない。明日は年末最大の山場で、恐ろしく忙しくなる予定らしい。明日も社交君と力を合わせて頑張らなければ!

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